今シーズンも終わりを迎え、
各チーム・ライダーの皆様は来シーズンに向け動き出されている頃でしょうか?
振り返ると、今シーズンは熊本地震による被害でHSR九州・オートポリスを走る事が出来ない状態となり
SPA直入を中心とした地方選手権開催となりましたが、
10月にはオートポリスも営業再開し、何とか選手権らしい印象となりました。
2016年 GOSHI Racingは、”CBR300R”のマフラーを開発しJP250クラスを戦って参りました。
第4戦までは、転倒はありながらもポイントランキングでは上位に付けられていましたが
最終戦のオートポリスでは、マフラーの音量が規定値に収まらず失格となってしまい
関係者各位の皆様に対し、大変申し訳ない結果となってしまいました。
この場を借りて、お詫び申し上げます。
深く反省すると共に、今後このような結果を繰り返さぬよう 更に精進してまいります。
《 来シーズンに向けて 》
12月25日(日)天候:晴れ 場所:HSR九州
気温も上がり、比較的暖かい一日となったこの日、
HSR九州にて来シーズンに向けた活動をスタートさせました。
2016年 九州選手権をメインで走ってきたCBR300Rの2台について
2017年は走らせない予定にしておりましたが
急遽、北九州の女子高生ライダー”片山 千彩都 選手”に乗って頂くことになりました。
残った一台につきましては、現状未定ですが参戦の方向で検討中です。
課題となっている音量についてですが、現在改善に向けた取組みを行っております。
フルコン(フルコンピュータECU)で点火タイミングを狙い値に指定する事で
増大する爆発音量をどう制御するかという問題に対し
新たに対策を施したマフラーを製作・テストを行いましたが、未だ答えは出ていません。
しかし方向性は見えてきましたので、改善の的を絞り改善を推進して参ります。
今回のテストライダーとして乗って頂いた2名のライダーですが、一人は片山選手
もう一人は、今年 他メーカーの車両で九州選手権JP250クラスに参戦し
最終戦で表彰台にも上がった”山内 達裕 選手”です。
山内選手には他車との差についてお話を聞かせて頂きました。
2名のライダー共に、それぞれのクラスで結果を残されてきただけあり
走行毎にタイムが上がっていきます。
セッティングの好みの違いから 様々なデータを採る事が出来、有意義なテストとなりました。
山内選手、片山選手 ご協力ありがとうございました。
来シーズンの御活躍、期待しております。
そして、今年JP250でCBR300Rのマフラー開発に大きく貢献し、
申し分ない成果を上げてくれたGOSHIライダー 田尻・黒木ですが
2017年はST600クラスにステップアップします。
この日に合わせRSC様に調整頂いた”CBR600RR”
なんとか1台を準備完了し”シェイクダウン”となりました。
チーム体制としては、まだまだ未熟な面が多く
600㏄のマシンを走らせるには不安を感じています。
しかし、この日の彼らの走りと、その表情を見るとそんな事も言っていられません。不足の無いよう頑張って参ります!
この日の走行は全4本、まだ1台のみのCBRを2人で交互に走らせ、手探り状態でのTRY。
1本目を無事に走り終えると「怖い!!」の一言!見ているこちらもハラハラしました。
今回シェイクダウンという事で無理はさせず、600㏄の車体と次元の違うスピード・加速感を知る走りに集中させましたが
それでも2人共、予測したタイムをクリアし順応性の高さを確認出来ましたので、更に練習に励み、慣れていくのみです!
先ずは第1ステップ終了です。
2017年シーズンは既に始まっています。
個人の想い、チームの想い、来シーズンを走れる事に改めて感謝致します。
今年、お世話になった皆様 ありがとうございました。
まだまだ未熟なチームですが、GOSHI Racingを今後も宜しくお願い致します。
《サポート頂いた協力メーカー様》
・RSC様 http://honda-rsc.com/
・MFR様 http://www.m-factory.co.jp/
・Y2S PLEASURE様 http://y2s.jp/
・aRacer様 http://www.aracer-speedtek.com/
・カスタムペイント shaft-D様 http://www.anauto.co.jp/
・ライダーへの個人サポート:rivaux japan様 rivauxjapan.com
・ライダーへの個人サポート:OGK kabuto様 http://www.ogkkabuto.co.jp/
・ライダーへの個人サポート:T&T様 http://www.tandt-kobe.com/
〈順不同〉
本当にありがとうございました。