今年も参戦!「鈴鹿8耐 2023」
今年も、弊社の「GOSHI Racing」チームは、FIM世界耐久選手権鈴鹿8時間耐久レース(以下、8耐)へ参戦することとなりました。初参加となった昨年は「12位完走」と、目標を上回る結果で終えることができました。今年は「TOP10以内の完走」が目標です。
今年のライダーは、昨年同様、黒木玲徳、田尻悠人のGOSHI社員ライダーの2名、第3ライダーとして佐賀県在住の、谷本音虹郎(たにもと おとじろう)さんが加わり、九州出身の3名のライダーで走破を目指します。レースを支えるGOSHI Racingチーム自体も、若手社員が加わり、ヤル気と熱意を持ち、団結力を高めながらチーム一丸となって準備を進めています。
7月5日~6日に鈴鹿サーキットで開催された公開事前テストにも参加して参りました。
黒木:2分10秒2
田尻:2分11秒3
谷本:2分10秒2
と、チームとしての目標タイムはクリア。鈴鹿8耐本戦ウィークでしっかりとマシンのセッティングを行っていきます。
8耐本戦まで残りわずか。準備万端の体制で挑んで参ります!
今年も、現地での応援、テレビ観戦(BS12)での応援を宜しくお願いいたします。
2023年 GOSHI Racing 活動
~ GOSHIのレース活動の目的と意義 ~
2016年以降、「排気系世界No.1メーカー」を目指す為、競技用マフラーの仕様開発に取り組み、開発の「評価の場」として、ロード、オフロード共にレース活動を開始、技術力の強化を図ってきました。
開発の一環としてレース活動を行って参りましたが、二輪市場のEV化の流れ、カーボンニュートラルへの取り組み活発化等、世界的な環境・市場変化を受け、一度立ち止まり、開発体制を見直す必要が出て参りました。
「将来のGOSHIに必要な商品・技術は何か?」と社内で議論を重ね、結論、2023年度以降については、排気系開発を縮小していくこととなりました。しかし、内燃機関もまだまだ残ります。
これまでの知見と経験を、新たな環境に適用させるため、人と技術を磨き、更なる進化を続けて参ります。
多くの方に支えて頂いてきたレース活動は、規模は縮小となりますが、GOSHIのブランド力向上と社内エンゲージメントの活性化を目的に継続して参ります。これまで以上に、サポート各社様、応援頂くレースファンの方々に感動とワクワクを提供出来る様、チーム一丸となって全力で取組んでまいります。
2023年のサポート及び、ご指導ご支援の程、宜しくお願い致します。
【活動範囲と目標設定】
JSB1000クラス/FIM 鈴鹿8時間耐久レース EWCクラス
JSB1000 INT #20 黒木玲徳 #21 田尻悠人 | 目標タイム | 目標順位 | |
4月22日、23日 | #20 黒木 | 2分8秒台 | 10位以内 |
#21 田尻 | 2分9秒台 | 12位以内 | |
9月2日、3日 | #20 黒木 | 1分49秒台 | 8位以内 |
#21 田尻 | 1分49秒台 | 10位以内 | |
10月14日、15日 | #20 黒木 | 2分8秒台 | 8位以内 |
#21 田尻 | 2分8秒台 | 10位以内 |
#54 EWCクラス 黒木玲徳/田尻悠人/ーーーーー | |||
ライダー | 目標 | ピットタイム | |
8月5日、6日 | 黒木 玲徳 | 総合10位以内 | 18秒以内 |
~第44回鈴鹿8耐総合10位以内の目標~
昨年の第43回鈴鹿8耐は、12位完走と予想以上の結果に我々も驚きました。
「エントリーが少なかったから?」「上位が潰れてくれたから?」等、たまたま取れた結果!とご意見を頂いてます。
もちろん社内でもそういった意見があるのも事実ですし、それを否定も肯定もしません。
“初出場、スポット参戦のGOSHI Racing” 我々が一番よく知っています。だから結果で見せるしかない!!
2023年もメンバー全員が気持ちを一つに、更なる高みを目指し、結果にこだわり、諦めず攻めていきます!
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【モトクロス】全日本MX選手権 第7戦レポート
11月11日、12日 D.ID 全日本モトクロス選手権シリーズ2022 R-7 第60回MFJ-GP モトクロス大会 in SUGO
2022シーズンの締めのレースは、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。チャンピオンはヤマハファクトリー#2富田選手で確定しているが、ランキング2番手以降の選手は、ひとつでも上のランキングを目指し本気のチャレンジとなる。
◆予 選・・・8位
天気に恵まれ、コースコンディションもベストコンディションでの予選。スタート、大塚はインから7番目のグリットを選び、出だしは好スタートを決めた。2コーナーでは6番手で大坂を登っていくが、オープニングラップは10番手で通過。3周目に1人パスし9番手。最終ラップに追う1人をパスし8番手でチェッカー。
◆ヒート1・・・6位
スタート前に少しぱらつきだした雨。ライダーの視界不良にも影響してくる。スタート、1コーナーまでは3番手。オープニングラップの中盤で他車と接触しそうになりバランスを崩した所でポジションダウンし、オープニングラップは9番手。5周目に8番手。抜きどころを決めていた大塚は、6周目に1人、10周目にまた1人と6番手まで浮上。5番手の選手に詰め寄るも、そのまま6番手でフィニッシュ。スタートで抜け出せていれば十分に表彰台を狙える走りだっただけに悔しい6位となった。
◆ヒート2・・・7位
少し曇り始め、気温12℃ではあるが、体感温度は一桁のような寒さ。 コースはレール・ギャップが激しくなり、マシンをいかにコントロールしてスピードを落とさずに走らせることができるかがカギとなる。スタートはヒート1と同様のポジションで出ていたが、1周目で他車と接触し転倒、オープニングラップは20番手で通過。3周目にまでに8台パスし、12番手!6周目に更に1人をパス。9周目に2人パスし、9番手!12周目にも2人をパスし7番手に浮上。6番手の選手に詰め寄るもパスできず、7位でチェッカー。
総合結果・・・6位 2022年 シリーズランキング7位(142P)
【今大会で投入したマフラー仕様と分析】
前大会と同様、低高速域を改善したマフラーを投入。全日本コースでも一番の高低差のあるスポーツランドSUGOでは、低中速域のトルクがもっとも重要となる。マフラー仕様とコースの特性に合わせたセッティングを行い、マフラーの最適化を行った。
【今シーズンを終えて】
昨シーズンから課題としていた低・高速域の弱さ。まず優先順位として低速の改善に力を入れ、他社よりも低速トルク重視の仕様で戦うことで荒れた路面や、高いギヤでコントロールできることを狙ったが、大塚からは「低速は良くなったが、高速も改善してほしい」とコメント。試行錯誤を繰り返し、中盤戦から仕様を大幅に変更。低速の良さを残しつつ、高速域を改善させたマフラーをラスト3戦で投入。その結果やタイムは、この特性を最大限に扱えるようなライディングのトレーニングの成果で、飛躍的にレベルアップを感じさせる展開となったと分析しています。ライダーも数値化された結果には満足している様子で、開発者としても嬉しい限りです。
CRF450Rのマフラー開発をわずか2年で国内最高峰のIA1クラスで表彰台に上がるまでに仕上げ、ホンダ勢でもトップでゴールできたことは、大きな実績で自信となりました。まだ完成とは言えませんが、狙いは間違っておらず、ライダーの成績を右肩上がりでバックアップできるパワーあるマフラーが出来ました。
記:開発ブロック
【ロードレース】全日本ロードレース 第8戦レポート
11月5日、6日 全日本ロードレース選手権 R-8 in 鈴鹿
今シーズン最後となる全日本ロードレース MFJグランプリ!今回のレースは、2日間で3レースが行われるハードなスケジュール。真夏の鈴鹿8耐から更に改良を加え、より戦闘力を上げたマフラーを投入し、「2022年を良い結果で締めくくりたい」との想いで挑みました。
田尻は、目標としていた2分9秒台をたたき出し、オートポリスに引続きベストタイムを更新。3レース目はクラッチトラブルによりリタイアしてしまいましたが、平均タイムも速くなり、後半にかけてのタイムの落ち込みも改善してくれました。
黒木は8耐後の復帰戦で、サスペンションやECUのセッティングに苦戦しながらレースに臨みましたが、3ヶ月間バイクに乗っていなかった事もありタイムに繋げる事が出来ませんでした。マシンの調子が良かっただけに悔しい結果となりました。
【予選結果】 | 順位 | タイム | 【決勝】 | 順位 | タイム | |
黒木 | レース1グリッド | 18位 | 2’09”986 | レース1 | 15位 | 2’10”476 |
田尻 | 21位 | 2’10”51 | 16位 | 2’10”61 | ||
黒木 | レース2グリッド | 18位 | レース2 | 14位 | 2’09”883 | |
田尻 | 20位 | 15位 | 2’09”90 | |||
黒木 | レース3グリッド | 18位 | レース3 | 17位 | 2’10”312 | |
田尻 | 21位 | リタイア | 2’10”012 |
#17 黒木 玲徳 2022シリーズランキング・・・20位
#25 田尻 悠人 2022シリーズランキング・・・21位
【開発レポート】
木曜日の公式練習からホームストレートでも余裕で300㎞/hを超えるほどバイクの調子が良い反面、これまでのバイクとは性格が変化。エンジン回転数がレブリミットに入る為、スプロケットの丁数の変更し、ECUのセットも大幅に変更するなどバタバタの展開となりました。
これまでは、より早く最高速に到達することを意識して「低中速」を重視した仕様を目指して来ましたが、それでは思った以上に高回転の伸びが弱く、300㎞/hに達しない!?
しかし今回の仕様は「中速~高速」に掛けて改善を施し、ようやく目標であった「下から上まで強いマフラー」が完成しました。しかし今までとは全く性格の違うマシンに仕上がってしまい、ECUのセッティングに苦戦!また足回りにもその影響が波及し、ライダーもタイムを上げることが出来ない状況でした。しかし徐々にセッティングも決まり始め、タイムもようやく2分9秒台に入りました。
【今シリーズを終えて】
今年は目標であった鈴鹿8耐に出場することができ、15位以内の目標に対し、『12位完走』という実績を上げることができました。
オリジナルマフラー開発も目標に対し、しっかりと良い物が出来上がったことは成果と言えるでしょう。
JSB初年度からの2年間は転倒も怪我も多かった為、今年は転倒があっても怪我だけは起こさない様にと用心してきました。しかしながら8耐本番前の初日に黒木が転倒してしまい、負傷したことで8耐に影響したばかりか最終戦にまで響いてしまいました。
2023年は怪我無く安定したリザルトが残せるように開幕までにライダーは体づくり、メカニックはバイクづくりに専念したいと思います。
サポート頂いてます各社様、応援頂いてますエンドユーザー様、今年1年間ありがとうございました。来年の体制、参戦カテゴリーが決まりましたら、後日、ご報告させて頂きます。
記:開発ブロック
【モトクロス】 全日本MX選手権 第5戦 HSR九州大会レポート
10月8日、9日 D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ2022 R-5 HSR九州大会。
秋晴れのHSR九州、新しくなったコースは、なかなかトリッキーなレイアウトでした。
全体を短く変更し見所一杯で、観客を飽きさせない施工となっていました。
(旧コース距離・・・約2000m → 新コース距離・・・約1700m)
◆ 予選・・・3位
コースは、綺麗に整地され適度に水分も含まれるベストコンディション。どれだけアクセルを開けていられるかが勝負所になる。
#7大塚のスタートは、1コーナーの進入まで、1位(ホールショット)だったが、コーナー中にインをさされ2番手で1コーナーを立ち上がる。
その後3番手になるも、トップと同じペースで走り続け、ファクトリー勢にも負けない走りで予選3番手でゴールとなりました。
◆ ヒート1・・・5位
#7 大塚、スタートは6番手。上位集団で転倒があり、その隙に5番手に上がる。
徐々に追い上げ、トップグループに肉迫するも、そのまま5位でゴール。
今季のベストリザルトとなりました。
◆ ヒート2・・・9位
レースが進むにつれ、路面は徐々に荒れ、コーナー中にレール(わだち)ができ始める。
更に深く刻まれ、変化点への対応能力、ライン取りが重要なカギとなった。
大塚はスタート9番手。これまで見られなかった1周目から攻めの勢いが爆発し、2周目で6番手まで追い上げる。
しかし、3周目に他車と接触し転倒。13位まで後退。その後、9位まで追い上げてゴール。
◆ ヒート3・・・8位
パラパラと雨が降り始め、気温も低下。序盤から、より前で走る事が上位へ食い込む為の絶対条件となってくる。
しかしヒート2同様に荒れたコースコンディションでは、ライン取りは勿論、路面に対応したアクセルワークが必要になってきます。
大塚はスタートで出遅れ10番手。8番手までは追い上げるが、上手くコースを攻略出来ず8位でゴール。前を走る3選手まで5秒差だっただけに悔しい結果となりました。
◆ 総合結果・・・6位 現在のランキング8位→7位まで挽回
15分+1周と超スプリントレースの展開では、「序盤を一歩抜け出すことが最大で最低限の条件になる」と確信。
やはり1周目のポジション取りが全ライダーにとっての課題となる。
【今大会で投入したマフラー仕様】
低速域・高速域を改善したマフラーを投入。スタート時の高回転域で伸び悩む部分を、マフラー内蔵物で改善。HSRは全日本コースの中でも、ハイスピードコースで高回転域も重要となる。旧仕様マフラーとの実走比較では、新仕様マフラーで2秒/周のタイムアップを記録。排気音も図太く、トルクの出方がライダーにも掴み易い演出もできた。事前の天気予報から気温/湿度を想定した燃調セッティングを実施、当日の排気音からもバイクの調子は良好。レース後、ライダーからも「今までで一番バイクが走っていた」とのコメントとレース展開からも他車に負けない仕上がりであったと分析する。
【今後の対応】
次戦、オフロードヴィレッジ(埼玉)のコースはHSRに比べ、規模は小さく、低いギヤを多用し低回転~高回転までを使い分けるレイアウトとなっています。熊本大会から投入した新仕様のマフラーにオフヴィレの特性に合わせた燃調・点火タイミングのセッティングを実施し上位(表彰台)を目指します。
今シーズンも残り2戦となり、決勝レースは4ヒート。その残りの4ヒートで表彰台を獲得できるようサポートしていきますので、大塚豪太選手同様、54R!マフラーの応援を引き続き、よろしくお願い致します。
【ロードレース】全日本ロードレース 第6戦レポート
8月27日、28日 全日本ロードレース選手権 R-6 オートポリス戦。
鈴鹿8耐の興奮冷めやらぬ8月末、全日本第6戦が大分県のオートポリスで開催されました。
鈴鹿から帰郷後、直ぐに準備!なんとか間に合わせることが出来ました。
8耐の達成感から、燃え尽き症候群にもならないかと心配もありましたが、そもそも、そんなことを考える時間が無い!
今回、黒木は鈴鹿8耐での転倒による怪我の影響から、ギリギリまで可能性を探りましたが、怪我の治療を優先させ欠場することとしました。
全日本ロードでは、鈴鹿8耐を境にライダーが「大きく成長する?!」とも言われ、若いライダーたちの走りにも注目が集まり、GOSHI Racingの#25田尻悠人もその一人です。さぁ!成長を魅せられるのか?期待が膨らみました。
金曜日のフリー走行は、鈴鹿⇒オートポリスへの調整とフィーリングの確認に集中。土曜日の予選は、上位でリタイヤが出て、14番グリッドからのスタートです。
日曜日は、午後の決勝、それまで課題となっていたセクター3の苦手区間の苦手意識改善に黒木と2人で、走り方についてじっくりと時間を費やしました。
午後14:15 決勝スタート。
いつもの事ながら本番に強い田尻は、スタートを決め、1周目を12位で通過すると、その位置をキープしつつ、前を追います。
セクター3の攻略の効果もあり自己ベストを更新しながら1分51秒台をコンスタントに出す走りを見せますが、ジリジリと離され、気付くと単独の12位。13周目には、後続車のエンジン
トラブルで白煙が出て赤旗中断。そのまま終了となりました。
田尻は、最後の追い上げに入ったところでの終了で、悔しい思いもあるようですが、苦手意識の課題を改善出来たことで、しっかりとタイムを伸ばせたことは「成長」だったと感じました。
最終戦の鈴鹿に向け、まだまだ期待したいところです。
開発マフラーは最終章と言った所。
鈴鹿8耐レポートでも書きましたが、現在ダイナモ評価を進めています。順調にいけば全日本ロードレース 最終戦の鈴鹿MFJ-GPに投入していきます。
2022シーズンも残すところ1戦となります。
来シーズンの活動についてはまだ決まっておりませんが、年末までには決着を付け、改めてご報告させてい頂きます。
スポンサー各社様、サポート・応援頂いている皆様、引き続き応援とご指導をよろしくお願い致します。
記:開発BL
鈴鹿8耐レポート
8月5日~7日、2022 FIM世界耐久選手権 “コカ·コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会。
3年ぶりの開催となった、鈴鹿8耐はコロナ禍での開催となり、例年とは大きく規制された大会となりました。
GOSHIが鈴鹿8耐挑戦の目標を掲げて5年、右も左も分からない中、様々な方に助言、ご指導を受けながらここまでたどり着き、初出場にして12位完走という出来過ぎな結果が生まれました。
今大会は、8月1日のピット設営から始まり、2日間の事前テスト走行、そこでまさかの第1ライダー黒木が転倒により右手首を負傷。
その後も申請類のチェックミスなど、スタートギリギリまで予断の許さない状況が続きました。
その課題を一つ一つをクリアし、なんとかスタートラインに立ちましたが、マシンが走り出すまで安心出来ない!
常に次、そしてまた次を考えながらの進めは、とても鈴鹿8耐の雰囲気を味わうなんて気分ではありませんでした。
ピットクルーのほぼ全員が初舞台。緊張しない訳がない。
ただ、コロナの影響で中止になった2年間という準備時間が少しだけ緊張を和らげてくれていた様な気がします。
しかし「ここまでやればもう大丈夫!」といった明確な答えが無いのが、レースであり、鈴鹿8耐なんです。どこのチームも予期せぬ問題を抱えていた様です。
全45チームというエントリー数は、例年より20チーム程度少なく、コロナの影響が大きいことが理解できます。
初の参戦が2つも3つもハードルが上がり失敗が許されない状況だっただけに、今回の結果は、まさに大金星!と心の中でガッツポーズしています。
7日、午前11:30決勝レーススタート。
黒木の負傷で当初予定していた走行順を見直し、①田尻⇒②安田⇒③黒木⇒④田尻⇒⑤安田⇒⑥黒木⇒⑦田尻⇒⑧黒木に見直して完走を狙います。
スプリントレースとは違い、ル・マン式スタート。
スタートライダーの田尻は、日章旗の振り上げからマシンに駆け寄り、エンジンスタート!そこから第1コーナーに全車両がなだれ込みます。接触もあり得る第1関門も全車クリア。
しかし、3周目にアクシデント発生。セーフティカーの介入で全車少しのヒートダウン。1時間を冷静な走りで無事に、2番手 安田へ交代。
今シーズン限りで引退を考えていた安田選手も、この8耐挑戦は、意義と意味のある挑戦となったはず。
そして、レース中の2分10秒台のタイムは、まだ現役で行けることの証明であり、潔さである。しっかりと結果に繋がる走りでした。本当にお疲れ様でした。
右手首の負傷を抱える黒木は、3番手として、安田からバトンを受けます。
3番目に走ることで、右手首への負担を少しでも和らげたい思いでしたが、走り出すとそんな感情は通用しません。予選タイムより速い!気持ちが痛みに勝った瞬間でした。
28番手からのスタートから、どんどん順位を上げていきます。
1時間経過17位、2時間/14位、3時間/16位、4時間を過ぎたころには13位という好調ぶり。
しかし、一瞬の気の緩みや油断から状況は一変する耐久レース。気は休まりません。
5時間/12位!もっと行ける!しかし、自力での順位の向上は見込めない状況。
この時点で前車との差は1周の差、ラップタイムも同等レベルで走行中。この位置をキープすることが、この時に出来る最善でした。
ライダーもメカもクルーもそれを認識しているのか、じっとモニターを見つめ声が出ない。
6時間/12位、緊張は続きます。13位のチームとのタイム差は、同周回で1分20秒差。このまま!
7時間/12位!後続に1LAP差となり、このまま行けるか!?そして最後のライダー交代に入る直前、またもやセーフティカーの介入!?
リスクの一つだった“ピット前のセーフティーカー”は、前も後ろも差が詰まるか開くかの2択!しかしもうタンクも空になってしまう。
やむを得ずピットイン!1LAPの差が無くなり逆に30秒の先行をゆるしてしまいました。この時点で残り40分/13位。
12番手を走行するマシンより、ラップタイムは1秒上回っている!“総合12位”も行ける!30秒あった差がどんどん詰まります。ラスト20分で12位へ!
そして午後7:33分、無事に8時間走り切り、12位でチェッカーフラッグを受けることが出来ました。
例年よりトラブルが少なく感じた今回の鈴鹿8耐。
初参戦のGOSHIは、どれだけミスを少なく、完走させれるかが課題でした。
1つのミスが大きな差に繋がり、どれだけライダーが速く走っても、その差を取り戻せないこともあります。
そんな状況で、チーム力が試されるのが耐久レースです。それを全クルーが知っています。
知っているからこそ、緊張も最高潮!1回、1回、一つひとつの作業をミス無く、遅れなく全てをやり切ることが出来ました。
計7回のピット作業時間は、ピットロードの走行時間を含め7分06秒028と全体の6番手タイム。これは大きな成果でした。
タイヤ交換、給油作業の7名は勿論、裏方のサインボード、タイヤ管理、燃費計算、ライダーやクルーのお世話役のヘルパー、14名のクルーが心ひとつになった瞬間でした。
そして現地のスタンドや自宅から、自社チームが懸命に前を追いかける姿と頑張りを応援してくれた全従業員に感謝です。
また、本来業務の忙しい中、各部門から選出されたメンバーがこの活動に参加し、モチベーションを崩さず、役割を全う出来た事。
この裏側には、気持ち良く送り出してくれた各部門の理解と協力があったからこその結果だと、合志技研の将来に新しい光が見えた気がします。
開発マフラーは、大きな仕様変更は無かったものの、中速域の改善を進めていた仕様で、耐久性の確認に集中し、問題ないことを確認出来ました。
また現在、最終仕様と位置付けたエキパイを試作。来シーズンに向け、評価解析を進めています。
下記、ライダーよりコメント。
第1ライダー 黒木玲徳
チームとして、そして個人としても目標であった鈴鹿8耐出場の夢を、叶えることが出来ました。
この夢の舞台に向けて、今までのレース人生の中で1番トレーニング等に力を入れて臨みました。
しかし、レースウィークの初日に転倒し右手を負傷してしまい、1度は走る事を諦めそうにもなりましたが、チームやスポンサー様に助けていただき、走ることが出来ました。
最終的には、12位完走という最高の形で鈴鹿8耐を終えることが出来ました。
怪我をしなければ。と思う事もありましたが、今回はそれも含めての「最高の形」だったと思います。
応援してくださった皆様、スポンサーの皆様、
本当にありがとうございました!
第2ライダー 田尻悠人
まずはGOSHIの8耐挑戦をご支援下さったスポンサー様、応援頂いた皆様、開催にご尽力頂いた大会関係者の皆様に感謝致します。
2年も待った8耐初参戦での12位という順位には本当に驚きもありましたが、これまでの成果が出た結果だとも思います。
チーム員一人ひとりがミスなくコースに送り出してくれたので、安心して自分の仕事を全うすることが出来ました。
GOSHI Racingの強みはそういったところでもあると思います。
来年の8耐もその強みを更に磨き、そして自分自身ももっと強い走りが出来る様、さらに上位を目指し改善に取組みたいと思います。
改めて皆様からの応援ありがとうございました!
第3ライダー 安田毅史
レースウィーク初日に黒木君の転倒負傷で3人で決勝を走るのは無理かなと思ってました。なのでもっといろんなコンディションで、そして力を使わないで乗れるよう残り少ない時間でセッティングに心がけましたが、8耐の空気感も手伝ってか、予選では黒木君は勿論、ライダー・クルー全員の気迫で勝ち取ったポジションだど思います。
決勝は、スタート前にバタバタしましたが、田尻君が落ち着いて周回を重ねる感じが印象的でした。
第3セッションの黒木君は、本当に心配でしたが、13秒~12秒と、いいペースで走る姿からは、“ヨシ!繋ぐぞ!”としっかりとパワーを貰いましたよ。
第5セッション自分はいいペースメーカーが居たので、ついて行ったのですが後半は足が攣りまくってペースが落ちてしまい、体のダメージも酷く回復は見込めないと思い、最後は二人に「後はまかせた!」という想いを込め繋ぎました。
メカニックやヘルパーさんにも暑い中、毎セッションでセッティング変更やわがままも聞いて頂きありがとうございます。
転倒負傷が有りましたが、流れの感じは良かったと思います。決勝日の流れが特に良かったです。
熊本から応援に来て頂いた皆様も暑い中、応援ありがとうございました!
最後に、GOSHIをサポート頂いたスポンサー各社様、一緒にマシン造りにご協力頂いた各社様、完走及び12位という大きな成果をご報告出来た事を嬉しく思います。そして多くの皆様の心に何かを残せていたら幸いです。
本当にありがとうございました。
今後ともご理解と応援をよろしくお願いいたします。
記:開発BL
鈴鹿8耐 完走報告
たくさんの声援を頂きながら、鈴鹿8時間耐久レースで完走を果たしたGOSHIレーシング部。
本日、従業員に向けて「鈴鹿8耐完走報告」を弊社食堂にて開催しました。
永田監督より、
「ゼロベースで準備をし、初出場で12位完走できました。8時間耐えうるマシンを整え、ライダーを支えてくれたスタッフ22名、支えてくれた皆さんの応援の総合力で成し遂げられた快挙だと思っています。本当にありがとうございました。」
8耐参戦にあたり、たくさんの方々にサポートと応援を頂きました。
本当にありがとうございました。
off1.jpよりGOSHI Racing記事発信
2019年から密着取材をしていただいているOff1.jpより、全日本モトクロス選手権 第3戦 SUGO大会の記事が発信されておりますので、ぜひご覧下さい。
❑GOSHI Racing story ’22「好スタートを決めたSUGO。手応えは上々」
鈴鹿8耐に向けて壮行会を開催
いよいよ、来週末に開催される「FIM世界耐久選手権 “コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース」に向けて、2022年7月28日(木)に壮行会を開催しました!!
3年ぶりの開催となる鈴鹿8耐。
GOSHI Racingとしては、初出場となる鈴鹿8耐ですが、この2年間諦めることなく、妥協することなく、準備を進めてきました。
世界選手権である鈴鹿8耐は、初めてのことだらけで様々な壁があり、周りの方々からアドバイスや助けを頂きながら、ようやくここまで来ることが出来ました。本当に感謝しかありません。
大会開幕が目前に迫り、緊張というより不安の方が大きいというのが率直な気持ちです。
今日の壮行会では、全従業員の名前の入った寄せ書きと沢山のエールをいただき、身が引き締まる思いです。
全従業員の気持ちを1つに、鈴鹿8耐完走を目指し、感動のフィナーレまで全力で走りますので、最後までご声援の程お願いいたします!
記:レーシング部
【FIM世界耐久選手権 “コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース】
8月5日(金)
12:10~13:40 8耐公式予選 1回目
15:50~17:20 8耐公式予選 2回目
8月6日(土)
15:30~ トップ10トライアル
8月7日(日)
8:30~9:15 8耐ウォームアップ走行
10:40~ 8耐スタート進行
11:30~19:30 8耐決勝
【モトクロス・ロードレース】全日本選手権レポート
5月14日、15日、全日本モトクロス選手権 第2戦 オフロードビレッジ 関東大会。
埼玉での開催となった今回のレース、#7大塚選手のホームコースとなります。
熊本に移住し、マフラー開発のテストから本番まで、GOSHIと密になりマフラーを仕上げ、常に最善な状態でレースに挑んでいます。
今回のマフラーは、前回の熊本大会で使用したモノそのままを投入。
低速コースに合わせた低・中速重視の仕様で上位を目指しましたが、予選11位。ヒート1/2共に8位と言う結果となりました。
次戦、SUGO大会は、低・中速仕様に+高回転域の特性を改良したマフラーを投入し上位を目指します。
この仕様で’22 CRF450Rのマフラーは、ほぼ完成形となるですが、しっかりノウハウをまとめ、次仕様に反映し、開発のスピードアップに繋げて行く必要があります。
特にモトクロスは、年度毎に新型マシンが投入されるため、常に改良が必要となります。
引き続き、T.E.SPORT with GOSHIの応援よろしくお願いいたします。
5月21日、22日、全日本ロードレース選手権 スーパー2&4レース2022 全日本ロードレース第3戦 オートポリス
地元開催となるオートポリスでのレースは、GOSHI Racingとしては鈴鹿に続き2戦目となります。
昨年の実績から行くと、トップ10を狙いたいところですが、全チームがそう考え狙っています。なかなか上手くは運ばない現実があります。
予選は雨、後半に路面も乾く微妙なコンディションに上手く合わせられた上位チームは頭3つ抜け出す結果に唖然となる厳しい結果となりました。
◆RACE1グリッド
#17 黒木玲徳 15番手(22チーム中) #25 田尻悠人 11番手(22チーム中)
◆RACE2グリッド
#17 黒木玲徳 14番手(27チーム中) #25 田尻悠人 20番手(27チーム中)
なんとか予選突破したものの、グリッドは中盤以下、2レース共、スタートと体力がキモになりました。
◆RACE1結果(15周)
#17 黒木玲徳 13位、 #25 田尻悠人 14位
◆RACE2結果(18周)
#17 黒木玲徳 15位、 #25 田尻悠人 16位
以上の結果となりました。
#17黒木は、2日目日曜日の朝のウォームアップ走行で転倒。マシンの復旧がレース進行の5分前に完了。
なんとかグリッドに並べることが出来ましたが、万全とは言えない状況。これも今後の課題です。
8耐本番までには、改善しなければならない事案が色々あります。
そして、ピットクルーはほぼ従業員で構成します。こんな体験は通常業務の中では経験すら出来ませんが、その分、責任も大きいのです。
ミスの許されない取組みはメンバーに緊張感と達成感、そして感動を得る。この経験と知見が何かの糧になる事と願っています。
今シーズンのマフラーは、エキパイの諸元変更でTRYを進め、4月の鈴鹿を最終TRYと決め、“これだ!”と決めたものの、平均的な仕上り?最高速が犠牲に?出力データは悪くない。
中・高速域はこれまでの最高だ!しかし上が伸びない。これが限界か?!あと2ヵ月!8耐は燃費も重要!
ただ高出力を目指せば良い訳ではない。ん~・・・。
ではタイムはと言うと、#17黒木が鈴鹿の目標であった2分9秒をコンスタントに出せている。田尻も9秒は入っていないが落ちてもいない!悪くない!
これを判断材料にして、リピート製作を推進します。
次のレースは、いよいよ本番!鈴鹿8耐!
今月のテスト、7月のテストで最終セット出し。まだやるべき事柄が満載です。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。
記:開発BL
【モトクロス・ロードレース】全日本選手権レポート
2022年のマフラー開発レポートです。
モトクロス、ロードレースの記事が大変遅れてしまい申し訳ありません。
4月9日、10日、全日本モトクロス選手権R-1 九州大会(HSR九州)
今シーズンもT.E.SPORT様とコラボ参戦となり、#7大塚豪太選手が「54R!マフラー」を装着し、全日本を戦います。
今回のHSR戦は、GOSHIが考えるスペックのモノが完成に近づいている現状からレース結果にも期待が持たれましたが、結果は、ヒート1は6位、ヒート2は7位。
これまでと変化のない結果となった様に見えますが、レースの内容がこれまでの大塚選手とは一味違う展開でした。
IA2からのステップアップ組もあり、更に激戦区となる中、粘り強い走りで観客を魅了。開発側も気合が入りました。
そして、今週末には、関東大会オフロードビレッジ戦が開催されます。マフラー開発も終盤戦となり、ここで結果を出す!という思いで挑みます。
オフロードビレッジは、狭いコースレイアウトにコーナーが多く低速ギヤを多用するサーキットで、新型マフラーの投入を検討していましたが、HSR九州大会で使用したマフラーが、オフロードビレッジのコースにマッチすると判断しています。新型のお披露目は、SUGO大会となる予定です。
4月23日、24日、全日本ロードレース選手権 鈴鹿2&4(鈴鹿サーキット)
こちらも今シーズン初レースとなりました。鈴鹿8耐を視野にマフラー開発を進め、昨年のモノから仕様を一新!オリジナルのレイアウトで臨みました。
#17黒木は自己ベストを9秒台まで引き上げ、#25田尻は、雨のレース2で15位とポイントを獲得するなど収穫も大きく、使用したマフラーは2種類。
違う仕様で予選・決勝と臨み、データ取りから解析を進め、仕様固めに努めています。
最高速度は、平均的なスピード域で、まだ完成形ではないので、来週のオートポリス戦で決定させたい思いです。
今月は、今週末のモトクロス、来週のロードレースと盛り沢山!
是非、現地で。そしてYoutubeで。応援宜しくお願い致します。
記:開発BL
【モトクロス】全日本MX選手権 第7戦 MFJ-GP大会レポート
~ #08 2021年10月 GOSHI Racing活動報告 ~
2021年10月23日(土)24日(日)開催となった全日本モトクロス選手権 第7戦 第59回 MFJ-GP モトクロス大会
・第7戦 MFJ-GP大会(SUGO)に向けて
前回の熊本大会とマフラー仕様は同様で、事前テストを行い、狙いとしては、SUGOでのコース特性にECUセッティングで合わせていく。
HSR九州に比べると、SUGOのコースは粘土質で、パワーを食われやすい箇所が多い為、馬力が必要になってくる。
HSR九州ではトルク感と空転を避ける為、燃調を濃い目にしていたが、今回は燃料を抜いて馬力重視にする事で、パワーが食われる路面でしっかり加速させる。
そのようなECUマップを事前テスト前に作成し、準備を行った。
事前テストは雨が降り続いたことで、マディーコンディションとなったが、最終日はベストコンディションに近い所までコースが回復したので、両コンディションでの走行データ収集が出来、マディー用ECUマップと通常のECUマップの作成をする事が出来たので、当日が雨という場合でも、対応できるようにしていた。
・大会当日
天候は晴れ、コースは整地され、SUGO特有の掘削機で全面掘削されていた。
前回の熊本大会では、大塚選手の体調不良もあって元気ある走りが出来ていないように見えたが、今回の走りでは、調子が戻ってきたような走りをしていた。
走行データロガーで確認し、前回よりもアクセルの開け方を見て、元気よく走っていると感じた。
コースコンディションとライダーの調子も良かったので、走行データロガーを確認し、足りない箇所だけ、燃調セッティングを行った。
今季初の6位入賞でポジション的には上がってきている。
走行後の音量測定でも問題なく合格。
・予選結果 6位
・ヒート1 6位
・ヒート2 8位
・総合 8位
・大塚豪太 コメント
ヒート1
スタートの出だしは悪かったのですが、インを上手く切り抜けてオープニングラップは6番手。
その後1人に抜かれ7番手を中盤まで走行。
抜きつ抜かれつの6番手争いをしレース終盤5番手のライダーにも勝負を仕掛けていましたがパスできず6位フィニッシュ。
ヒート2
スタートのクラッシュに巻き込まれて最後尾からスタート、順調に追い上げていましたが中盤で転倒。
そこからまた諦めず追い上げ、ラストラップにも2人をパスし8番手まで追い上げたところでフィニッシュ。
今回のレースは抜きつ抜かれつのバトルの仕方や、スタートのクラッシュの回避など上手く切り抜けられればヒート1もヒート2も、もっと上位でフィニッシュできたと思います。
今回学んだバトルの駆け引きの仕方などを次の最終戦に活かして表彰台を狙います。
・次戦に向けて
次戦は広島県 世羅グリーンパーク弘楽園。
マフラー仕様の変更無し、グリーンパーク弘楽園のコース攻略の為、ECU燃調セッティングを行い、ベストリザルトに向けてテストを行う。
記:開発BL
【モトクロス】全日本MX選手権 第6戦 HSR九州大会レポート
~ #07 2021年10月 GOSHI Racing活動報告 ~
2021年10月9日(土)10日(日)開催となった全日本モトクロス選手権 第6戦 HSR九州
・熊本大会に向けて
第4戦宮城大会が終わり、約3カ月のインターバルで、これまでネガとなっていたアクセル急開度でのパワー不足に対し、仕様変更等、改善を進めて来ました。
第5戦の奈良大会に向けた事前テストでは、狭いコースレイアウトと、サンド質の路面に対し低速域のパワー不足を感じ、そこに重点を置き、解析を進めて来ました。
しかしエキパイの仕様違いによる知見を得ている最中で奈良大会が中止。次戦地元熊本大会に切り換えマフラー開発を進めて来ました。
HSR九州での事前テストでは、奈良のテストで低速に振った仕様からテスト開始、しかしピックアップが良すぎて操安性に問題が出てしまうという事で、低速に振りつつ操安性に影響しない、エキゾーストパイプに仕様変更した。
大塚選手からは、『低速でのパワーもあり、ギクシャクすることなく、安定して走れます。』 というコメントをもらい、そのマフラー仕様でECUセッティングを行い、マフラー特性を活かしつつ、HSR九州のコース攻略に向けて、サポートを進めた。
・熊本大会予選・決勝 予選16番手から上位を目指す。
天候は晴れ、コースは整地され、ベストコンディション!!しかし、大会事前テスト時の路面状況とは全くの別ものの路面に?!
予選で、エンジンの回転上昇が遅い部分があるとライダーからコメントがあったので、予選の走行データを解析し、一部修正を行った。
日曜日の公式練習で、ECU修正マップで走行テストを行ってもらい、改善を確認出来た事で決勝に挑んだ。
・予選結果 16位
・ヒート1 10位
・ヒート2 12位
・総合 11位
今回、熊本入り直前の体調不良で、ドタバタがあり、集中力を欠いてしまい、全てが噛み合わない展開に本人も悔しいウィークと結果になってしまいました。
後半戦大詰め!残り2戦!に向け、表彰台を目標にサポートしていきます。
以下、ライダーコメントです。
IA1 大塚豪太コメント
ヒート1
スタートで上手く出れず、1周目は9番手でした。
その後は10番手を走行していて、ラスト2周くらいで前のライダーとの差が縮まってきていたので、なんとかパスしたかったのですが届かずそのまま10位でフィニッシュ。
ヒート2
スタートはヒート1での悪かった所を修正し6番手でした。
上手くペース上げて走る事が出来ず、その後順位の上下はありましたが徐々に下がってしまい最終的に12位でフィニッシュ。
今回はレースウィークに体調を崩してしまい、その影響もあり苦しい展開となりました。
マシンとマフラーは前半戦の物と比べると格段に良くなっているので、次戦のSUGOでは体調を万全に整えてベストな走りができるように準備していきます。
・次戦に向けて
次戦は10月23日 24日 MFJ-GP大会、会場は宮城県 スポーツランドSUGO。
マフラー仕様は変更せず、SUGO攻略の為、燃調セッティングを行い、ベストリザルトに向けて事前テスト行っていきます。
記:開発BL
【ロードレース】全日本ロードレース 第7戦レポート
~ #06 2021年9月 GOSHI Racing活動報告 ~
2021年9月18日(土)19日(日)開催となった全日本ロードレース 最終戦 オートポリス
今回、JSBクラスにエントリーしたのは、#19田尻悠人、#24黒木玲徳の2名。
17日(金)は、九州北部への台風上陸の影響で、午後から豪雨と強風となってしまい、夕方のセッションは中止。
18日(土)の予選は、台風一過、天候に恵まれ全ライダーが望んでいたコンディションとなりました。
予 選 9月18日(土) 10:20~
予選1結果:#19 田尻悠人 ・・・16位 、 #24 黒木玲徳 ・・・11位
予選2結果:#19 田尻悠人 ・・・16位 、 #24 黒木玲徳 ・・・10位
という結果でした。
<レース1結果>
9月18日(土) 15:35~
#19 田尻悠人 ・・・・・13位 JSBクラスでの初ポイント獲得!
#24 黒木玲徳 ・・・・・9位 自身JSBクラスのベストリザルト!
<レース2結果>
9月19日(日)15:20~
#19 田尻悠人 ・・・・ 18位:レース中にマシントラブル発生。一度ピットに戻り、トラブル確認、大きな異常ではなかったため、コース復帰しましたが、再度トラブル発生。しかし時、既に遅し!ペースダウンしながらも完走しました。
#24 黒木玲徳 ・・・・ 9位:2レース共に9位は、実力で勝ち取った証!来シーズンにも期待!!
選手、チームのレースの目標は、「勝つ事!」。レースマフラー開発の目標は、「勝つマフラーを作ること!」。GOSHI Racingのライダー達はロードもモトクロスも、両方の役割を担い、勝つ為のマフラー開発を進め、勝つ為のレース活動を日々行っています。
今は日々のTRY&Errorの繰り返しです。満足できるマフラー完成には、まだまだ時間が必要です。
色々な方々に「Hondaから情報が出ているから、開発も簡単に進められるのでは?」と、尋ねられます。
実は簡単という事は全く無く、私たちは自社で「ゼロ」からの取り組み、車体を測定し、設計ソフトで図面を描き、目論みを入れながら会議を重ね、試作までこぎ着ける!大変時間の掛かる作業です。
CBRのマフラーもCRFのマフラーもライダー・メカニック自ら製作・評価を行っています。そんな彼らも、レースと開発業務の両立を図りながら「勝つ事」に拘り、妥協せず、開発を進めています。
「カッコいいマフラー」「トルクフルで速くて静かなマフラー」を日々イメージを膨らませながら今現在も働いてます。
そんなライダー達のコメントです。
JSB1000クラス
#19 田尻 悠人
今回のレースは地元オートポリス戦ということで、多くの方に応援して頂いていたんですが、いいリザルトを残すことは出来ませんでした。
チームメイトの黒木選手はすごくいい走りをしていたのでデータを比較し改善に繋げます。
今シーズンのレースはこれで終了となりますが、すぐにでも来シーズンに向けてトレーニングを開始して、来シーズンを万全な状態で始められるよう準備します。
最後に、今シーズンもコロナ禍で大変な状況の中サポートして頂いたスポンサー様、慣れていない環境の中でも、ミスなく仕事をしてくれたチームスタッフ応援して下さる皆様に心から感謝致します。
#24 黒木 玲徳
今回は、ベストタイム、アベレージタイム共に大幅に更新し、目標であったシングルフィニッシュで終えることが出来ました。
決勝では、経験したことのない位置で走行することが出来、毎周得るものがあったレースとなりました。
今シーズンは早々に怪我をしてしまい、どうなることかと思いましたが、最高な形で締めくくれたことに少しホッとしています。
これも、応援支援頂く皆様、そしてサポート頂くスポンサー様のおかげです。本当にありがとうございました!
来シーズンは更に良い結果を報告出来るように取り組んでいきますので、これからも応援宜しくお願い致します。
JP250クラス(INT、NAT) マフラーサポートでレース用マフラー完成へ!
CBR250RRのマフラー開発も大詰めとなった最終戦 オートポリス。
岡山戦終了時点のNATクラスのポイントランキングは、キジマKISSレーシングの#16鈴木選手がトップ!追う#8梶山選手。
結果次第で順位が入れ替わる3.5ポイント差は、ギリギリの攻防戦!なかなか見どころある展開でした。
結果は、既にリザルトも出ていますが、0.5ポイント差で梶山選手の逆転による2021年シリーズNATチャンピオンが決定しました。
惜しくも敗れた鈴木選手ですが、今回の悔しさをバネに更なる高みを目指してほしいです!
しかしGOSHIマフラーのNATクラスのシリーズランキング1.2位は、選手とチームの力が成し遂げた結果だとサポートさせて頂いた我々も感謝しかありません。
本当にありがとうございました!
INTクラスも#26田中選手49歳!!GOSHIマフラーでのINTクラス シリーズランキング3位!! 激戦区のクラスでこのポジションは、ストイックに攻めた結果であり、持てる力をMAXまで引出し戦った証だと!同世代?の私も心から祝福致します!!そして本当にお疲れ様でした!ありがとうございました!!
以下、ライダーのコメントです。
#8 梶山 采千夏
今回のオートポリスでは特スポの時から調子が悪くはなく、前回の岡山よりはモチベーションが高かったのでそのまま決勝まで持っていくことができました。
予選はウェット寄りのハーフウェットのような路面状況であまり好きではなかったのですが上手く走ることができ、予選6位に入ることができました。
決勝では、トップ2台とは最初から離れてしまい、追いつこうとしたのですが後ろからスリップを使って一斉に抜かれてしまってバトルばかりしてしまったので、どんどん離れてしまいました。
結果としてはクラス2位になってしまい正直悔しいけどチャンピオンを取ることができたのですごく嬉しいです。
1年間を通して色んな経験をさせていただいたチームの皆様、応援してくださった皆様のおかげで無事逆転チャンピオンを取ることができました。
1年間本当にありがとうございました。
#16 鈴木悠大
今回のAPでは走行時間が少なく、また今年から車両が変わりデータがとても少ない中での参戦となりました。
スポーツ走行ではあまり他の人と合わせることができずひたすら走り込むことしかできず、土曜日の走行では非常に風が強い中の走行でしたが、
思っていたよりもタイムが落ちなくて風が強い中でもすごく進んでいってくれるマシンだなと思いました。
決勝で初めて他のライダーよりもロングに振っているセットと言うことに気づき勝負ポイントが変わるのですごく苦戦しました。ストレートエンドでは抜けますが
上りでは簡単に抜かれてしまうという状況でした。
ジェットコースターからの上りセクションではとてもマフラーのトルクが出ていてそこで差を詰めることができとても助かりました。
開発マフラーをテストするといったこれまで経験のない中で、GOSHIさんのマフラーで1年間戦えてすごく新たな発見があったと思います。
貴重な経験ありがとうございました!
#26 田中 敬秀
全日本ロードレース選手権
MFJcup JP250
最終戦 オートポリス
横浜から1200㎞、毎年楽しみな九州の旅です。
オートポリスは、得意なサーキットではなく毎年、苦戦を強いられていますが、GOSHIさんの本拠地もあるのでしっかりと準備をして挑みました。
予選は自分の認識不足とタイヤ選択の不発で12番手に沈んでしまいました。
ウェットから後半はドライになると読んで、ドライタイヤで走りましたが、タイムを出せる状態まで乾く事はありませんでした。
決勝はスタートも決まり、集団に入る事が出来ました。
スリップストリームを使うとGOSHIマフラーは良く伸びてくれて、レース中の最高速191㎞をマークしながら追いかけましたが、少しずつ集団から離れてしまい、8位でレースを終えました。
GOSHIさんの扱い易くパワーの出るマフラーのお陰で全戦ポイントを獲得でき、ランキングはインター3位という良いシーズンを送る事が出来ました。
2021年の強力なサポート、誠にありがとうございました。
来シーズンの予定はまだ決まっていませんがJP250で参戦する事になったら今年同様にご協力頂きたいと思っています。
1年間応援ありがとうございました!
今回の全日本ロードレース選手権 オートポリス戦では、JSBクラスは、黒木がトップ10入り!JP250では、クラス別ですが、GOSHIマフラーサポートの3選手が上位ランキング入り等、良い形でシーズンを終えることが出来ました。
来シーズンの活動はまだ明確に決めていませんが、言えることは、「with コロナ」の中でどこまで出来るのか!?ですね。
2022年ロードレースの暫定日程も発信されましたが、まだ解決しなければならない課題もあり、いろいろと変化の多い来シーズンになりそうですね。
我々も今の環境に合わせた活動を、目標を立て進めて行きます。
スポンサー各社様、応援頂いてます皆様、2021年本当にありがとうございました。
来年の活動につきましては、別途、ご報告させて頂きます。厳しい環境下の中で、どこまで出来るのか?社内でも検討を始めています。
まだ全日本モトクロス選手権が10月、11月と開催される予定です。引き続きGOSHI Racingの応援を宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【MXGP】第10戦 サルディーニャGP
Team HRCが参戦するモトクロス世界選手権 MXGPが9月19日にイタリアで開催。
全18戦組まれているモトクロス世界選手権もいよいよ後半戦となりました。
ガイザー 怪我をおして出場、完走を果たす!
ガイザーは事前練習中に左鎖骨を骨折。
手術を行いテスト走行でライディングできると判断し、サルディーニャGPに出場となりました。
予選18番手タイムのガイザーはレース1外寄りの位置からスタート。
1コーナーで前のライダーの転倒に巻き込まれ、1周目23番手となりました。
さらに2周目にも転倒を喫し27番手まで後退。
荒れたサンドコースで苦しい追い上げのレースとなりましたが、最終19位でフィニッシュ。
レース2では、1周目を12番手で通過すると6周目には10番手に浮上。
後半、更に2台をオーバーテイクするとトップを走るマシンと大差ないタイムを刻みながらスパートを続け、最終8位でフィニッシュ。
総合ランキングの方は、順位を1つ下げたものの、1ポイント差で2位につけています。
[第10戦結果・総合ポイントランキング]
#243 ティム・ガイザー レース1:19位/レース2:8位 ・ 総合ポイントランキング:総合2位
GOSHIは引き続きHRCを応援します。
【MXGP】第8戦 ターキーGP
Team HRCが参戦するモトクロス世界選手権 MXGPが9月5日にトルコのアフィヨンで開催。
今大会は当初8月に予定されていたフィンランドGPが中止となった為、9月5日・8日のダブルヘッダーでの開催となっています。
ガイザー レース2で今季4勝目!
レース1、ガイザーはスタートの混戦で出遅れますが素早くポジションアップし1周目を5番手で通過すると序盤は3~5番手のグループとなります。
中々前を走るライダーを攻略できず、一時は7番手まで後退しますが、11周目に6番手に浮上。
前を行くライダーからは8秒ビハインドという状況で、それ以上のポジションアップはならず6位でフィニッシュ。
レース2では、1周目3番手、3周目に2番手につけるとトップを猛追撃します。
5周目にファステストラップを記録し、トップを捉えますが、ミスがあり一時離されてしまいます。
その後9周目にトップに浮上すると、そのままレースをコントロールし、後続と5秒差を付けてトップでフィニッシュ。
今季4勝目を挙げました。
総合ランキングも13ポイント差でトップを維持しています。
[第8戦結果・総合ポイントランキング]
#243 ティム・ガイザー レース1:6位/レース2:1位 総合ポイントランキング:総合1位
GOSHIは引き続きHRCを応援します。
【ロードレース】全日本ロードレース 第5戦レポート
~ #04 2021年7月 Racing部活動報告 ~
2021年7月17日、18日 鈴鹿サーキットで開催された全日本ロードレース MFJ-GP
本来であれば、鈴鹿8時間耐久レースが行われていた7月中旬でしたが、新型コロナ感染拡大の影響から、11月のMFJ-GPと入替えとなった今回の大会。JSB1000クラスは、2レースがプログラムされました。
炎天下での戦いは暑さとの闘い!ミスの無い進めがレース結果に影響する状況。更に我々スポット参戦組は、約4日間を駐車場にテントという過酷な環境との闘いも更に追い打ちを掛けます。そんな中でもライダー、クルーはそれぞれの役割をしっかりと最後までやり遂げてくれました。その結果、#24黒木は、ポイントも取れ、最終戦へ弾みを付けました。#19田尻は、予選3周目の日立Astemoシケイン入口で前走車に接触し転倒。接触した#63安田選手も一緒に予選終了、レース1はリタイヤとなってしまいました。本当に申し訳ありませんでした。結局#19田尻は転倒による怪我の影響でレース2もリタイヤとなり、MFJ-GPを終了。鈴鹿でのマシンセットを改善させていた過程での転倒で残念な結果となりました。
~全日本ロードレース選手権 R-5 JSB1000クラス~
◆#24 黒木玲徳 INTクラス 予選16位 決勝レース1:12位
◆#19 田尻悠人 INTクラス 予選18位 決勝レース1:ーー
◆#24 黒木玲徳 INTクラス 予選17位 決勝レース2:13位
◆#19 田尻悠人 INTクラス 予選-- リタイヤ
#19 田尻悠人 GOSHI Racing
まず初めに、私のミスにより転倒に巻き込んでしまった安田選手、安田選手のご家族、チームの方には本当に申し訳ありません。今後このような事が無いよう、冷静に対応するよう努めて参ります。
レースの方ですが、この転倒による負傷の為、大事をとって両レースともリタイアしました。前日まで思うような感触が掴めず焦りが招いたミスでした。ご支援頂いているスポンサー各社様、応援頂いている皆様には申し訳なく思います。
まずは治療に専念し、次戦オートポリス戦に向けて準備をしたいと思います。
#24 黒木玲徳 GOSHI Racing
今回は、ベストタイムを更新し、2レース共にポイントを取り、全日本でベストリザルトという結果で終えることが出来ました。
気温がとても高く、路面温度も高い中でのレースとなりましたが、アベレージタイムも上げながら、集中力を切らさずにレースを終えれた事は、8耐に繋がる貴重な1戦になったと思います。
次戦はオートポリスラウンドになりますが、少しでも良い結果で終えれるように、そして、8耐に繋がるような1戦にしたいと思います。
引き続き応援宜しくお願いします。
今回の1000RR-Rのマフラーは早くに仕様がまとまり、前回の鈴鹿2&4の仕様をそのままで挑みましたが、現在エキパイを中心に開発を進めながら、8耐への投入を目指しています。そして今回も8耐クルーの育成として、レース経験を実際の現場で積み11月の本番に備えています。メンバー全員が「ミスの許されない8時間」の責任の重さをしっかり捉え、個々が役割を理解し「妥協しない人材の教育」に活きている事を確信しました!11月の本番に向け、残り3ヵ月!!更にレベルアップを図っていきます!
そして同時開催のJP250 MFJカップにマフラーサポートしている3チームもエントリー!開幕からしっかりと上位でレースをまとめてくれてます。しかし今回の鈴鹿は、暑さとの闘い!タイムも伸びないのでは?いやいや、トップタイムはなんと!“2分29秒台”!?これは、各チームが新型CBR250RRを上手くまとめ、仕上がっている事を意味しています!GOSHIは’17モデルマフラーの適用性の確認からも、やはり“新型車両でのマフラー開発が急務”である事を実感しました。
鈴鹿の上位車のマシンと、GOSHIサポートチームを比較すると、コーナー立上り(低中回転域のトルク)に課題があると認識しています。マシンのセッティングの方向性の違いは、マフラーの特性に影響してくるはず、GOSHIマフラーはどちらかと言うと、高回転型の特性で、鈴鹿のようなロングコースで、前半コーナーが続き、後半ストレートといったレイアウトでは「離され、追い着く」の繰り返しが続き、ライダーにもマシンにも負担が大きくなってしまう。今以上にトルクフルなマフラーが必要ですね!!レース後半戦残り2戦!改良を加えしっかりとサポートに徹して行きます。
~MFJMFJカップJP250選手権 第4戦~
◆#16 鈴木 悠大 NATクラス 予選 4位 決勝 総合3位(NAT1位)
◆# 7 梶山采千夏 NATクラス 予選14位 決勝 総合5位(NAT3位)
◆#26 田中 敬秀 INTクラス 予選10位 決勝 総合9位( INT6位)
#26 田中 敬秀選手のコメント(7cエムズホームNTR名取商会YUE)
国際昇格1年目。走り慣れた東日本大会を終え、アウェイになる西日本大会が鈴鹿から始まりました。前半戦はどこまで戦えるか不安もありましたが、GOSHIのマフラーのお陰で想定よりも上位で走ることが出来ている。そしてどこのサーキットでも安定して走ることが出来る性能がある証拠だと思っています。
≪予選
ドライコンディションであったが、風が強い状況。JP250は予選決勝を通してタイヤ1セットのみ。早い時間にタイムを出したかったが集団からのアタックは思うように走れず10番手で終えた。
≪決勝
「スタートを決めてトップ集団に食らいつくしかない!」少しミス!! 1コーナーを6番手!その後第2集団での戦いとなり、総合9位の結果となった。「一瞬のやさしさ」が勝負の分かれ道となってしまった今回の鈴鹿戦。悔やんでも悔やみきれない結果となった。
鈴鹿を終えてランキング3位となったが、残り2戦、諦めずに戦って行こうと思っていますので、引き続きご支援ご協力と熱い声援を宜しくお願い致します。
#8 梶山 采千夏選手のコメント(RankUP WingStone)
今回の鈴鹿は全体的に上手く行かず、焦りが出てしまいグダグダなウィークとなってしまいました。
予選ではリヤのギヤ比を間違えたまま、バイクをうまく走らせることが出来ませんでした。決勝では追い上げることができ、2グループのトップで終えることができました。結果オーライなのかもしれませんが、「予選の失敗が無ければ、もっと上の順位で戦えた可能性があったかもしれない!?」と考えるととても悔しいです。バイクは確実に速くなっていると聞いていただけに見せ場を作ることができなかったのがとても申し訳ないです。
今回の反省点課題点を次回に向けてしっかり改善できるよう準備したいと思います。
#16 鈴木 悠大選手のコメント(キジマKISSレーシングチーム)
鈴鹿のウィーク中はずっと風が強くライン取り、横風等悩まされました。決勝レースのバトルでは、逆バンクからデグナーまでの高回転で登っていくところで、他のマシンよりも速く感じました。特に、ダンロップでバンクに合わせて寝かしてからの加速感がすごく、単独でも高いトップスピードはとても助かりました。
また130Rから日立Astemoシケインまでの高回転の伸びが良く、ブレーキング手前で前車を抜くことができました。リヤのギヤ比がトップグループの車両よりもロングにセットしていましたが、ムサシシケインの立ち上がり以外では前に追いつけるぐらい速かったです。
現行型のマフラーでも十分速いので次の型がすごく楽しみです!
次戦、JP250クラスは、岡山戦に向けたエリア選手権から、9月頭のR-6の岡山戦へと続きます。JSB1000クラスは、9月のオートポリス戦に向け、8月末のエリア選手権から全日本最終戦へと進みシーズンを終了。その後いよいよ鈴鹿8耐となります!応援またサポートしてくださる皆様には大変感謝しております。
それぞれ形は異なりますが、各チーム及びGOSHI Racingの応援宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【モトクロス】全日本MX選手権 第4戦 SUGO大会レポート
2021年6月5日~6月6日 宮城県 スポーツランドSUGO
大会前日の金曜日は雨風が酷く降り、予選の土曜日はコースコンデション維持の為、ショートカットコースで予選が行われ、決勝日はフルコースでの開催となりました。
今回、第1戦でトラブルとなったマフラーについて、幾つかの改善策を検討・試作、そしてテストを行い、また更に仕様改善にも繋げ、第5戦 近畿大会までのインターバルでEXPとマフラーを投入します。
応援して下さった皆様、スポンサー各社様ありがとうございました。
次戦は9月11日、12日 第5戦 奈良県 名阪スポーツランドでの開催となります。
【モトクロス】全日本MX選手権 第3戦 関東大会レポート
2021年5月15日~5月16日 埼玉県 オフロードヴィレッジ
今シーズンは『T.E.SPORT with GOSHI』として、T.E.SPORT様とコラボ参戦となっており、#7大塚 豪太選手のマシンにGOSHIオリジナルマフラーを搭載し参戦しております。
各地で緊急事態宣言、まん延防止が実施されているなか、レース会場内の制限が決められ、しっかりと感染対策を行い開催されました。
開幕戦の九州大会では、マフラー不具合が発生した為、関東大会までの期間に、解析とテストを繰り返し対応を進めて来ましたが、なんとか間に合いました。
決勝日は風も強く、小雨が降り土埃が立たない程度のコース状況。
コースはジャンプの大きさなど変更があり、良い意味でいつもとは違うオフロードヴィレッジはコースビルダーの方やオフィシャルの方のレースに対する意気込みを感じました。
<IA1 ヒート1>
好スタートをバッチリ決め3番手!コース中盤付近で痛恨の転倒。
9番手にポジションを落とし、レース開始15分を過ぎたあたりから、追い上げてくる後続のライダーにパッシングされ接触転倒。13番手までポジションダウン。
しかし、その転倒をきっかけスイッチがはいり、怒涛の追い上げで徐々にポジションを上げ、ラスト2周の時点で8番手までUP。最後まで攻めの姿勢で走り、最終周の最終コーナー付近で1人抜き、7位でチェッカー。
<IA1 ヒート2>
ヒート1終了後、石浦が燃調の解析を行い、ライダー・東福寺監督と話合い、セット決定。
万全の体制でヒート2に挑みました。
ヒート2前に雨が酷く降りましたが、スタート時には降り止み、いざスタート!
ヒート2も好スタートを期待していたが、痛恨のスタートミス。
最後尾からのスタートとなり、追い上げのレース展開。
確実にポジションを12番手まで上げるものの、中盤で前に走るライダーを抜けない状況。
自分のペースで走ることができず、上位グループとの差が開いてしまう。
しかし11番手で走るライダーをパスしたあたりから、更にペースが上がり、8番手までUP。
7位を走ってるライダーとのタイム差が20秒近く空いてしまい、そのまま8位でチェッカー。
■総合 7位 ポイントランキング 7位
応援して下さった皆様、スポンサー各社様ありがとうございました。
次戦は宮城県 スポーツランドSUGOでの開催となります。
記:レーシング部
【ロードレース】全日本選手権第2戦 鈴鹿2&4
~ #04 2021年4月29日 Racing部活動報告 ~
2021年4月24日、25日、全日本ロードレース選手権第2戦 鈴鹿2&4へ参戦、新型マフラーの投入となりました。
2021年4月24日、25日に開催された全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 鈴鹿2&4。先ずは、CBR1000RR-Rオリジナルマフラーです。
昨年末から開発を進めて来ましたマフラー排気口の仕様変更に伴い、エンドキャップの形状変更で意匠性も追求したモノとなります。
今回導入した新型マフラーは、中身としては新しいアイテムはないものの、エンドキャップを新作、それに伴いインナーエンドキャップも仕様変更し、CBR1000RR-Rの少し大きい音量に対応したマフラーとなります。事前車検での音量確認は任意での測定でした。一応測定して基準内を維持していることを確認しました。
今回の2&4は、鈴鹿8耐のトライアウトも兼ねた大会であり、エントリーチーム数が67チーム!我々もその1チームとして挑みました。
しかし、ここまで好調だった#24黒木が初日2本目の特スポで転倒負傷し戦線離脱、今回は#19田尻1人での挑戦となりました!
2021年の鈴鹿8時間耐久レースは11月への延期が既に発信されています。新型コロナウィルスの感染拡大の影響から全日本MFJ-GPと入替えとなっています。
先ずは予選突破ですが、エントリー数が多く予選落ちもある今回のJSBクラス、44グリッド枠に対し30番手で予選を通過。本戦に挑みました!
<決勝レース1>
14周 8耐トライアウト、30番手からのスタート!#19田尻は、上手くスタートを決め26・7番手で周回を重ねます。“転倒=トライアウト落選”となるためトライアウト挑戦組は慎重にならざるを得ない展開。途中下位のチームがマシントラブルからの多重事故となり、SC(セーフティーカー)が入り、3周を先導走行。
再スタート後はタイヤが冷えている為、転倒のリスクもあり油断出来ない状況でしたが、最後は24位/44チームでフィニッシュ。トライアウト11位/26チームで見事、参戦権を獲得出来ました。
<決勝レース2>
16周は、同じ30番手グリッドからのスタート、トライアウトのプレッシャーから解放された#19田尻は、スタートが決まり24・5番手でオープニングラップを通過。
その後、順当に順位を上げ、一時は20番手まで上げましたが、最後は力尽き22位でレースを終えました。
今シーズン初の全日本は、8耐参戦を賭けたトライアウトで、自力で獲得出来た事は、選抜以上に喜ばしいこと。胸を張って「8耐参戦!」を言葉に出来ます。
しかし、新型コロナウィルス感染拡大の影響も新たな局面に達している状況で、全日本モトクロス選手権R-2 広島大会も中止となる等の影響も出ています。
個人個人の意識の持ち方を再認識し、感染防止に心掛けたいと思います。
次戦、7月のMFJ-GP 鈴鹿となります。応援頂いてます皆様、スポンサーの皆様、ここには#19田尻、#24黒木の2台がグリッドに整列出来る様、整えて参ります。
引き続き、応援と支援を宜しくお願い致します。
記:レーシング部
鈴鹿8時間耐久ロードレース出場権獲得!
4月24日に行われた鈴鹿8耐のトライアウト対象レースである全日本ロードレース選手権 第2戦で、GOSHI Racingの#19田尻悠人が対象チーム42台中11位と出場権獲得の要件である18位以内を獲得。
本日大会事務局より正式に公示があり、念願の「鈴鹿8耐」出場権獲得となりました。
応援して下さった皆様、スポンサー各社様ありがとうございました。
コロナの影響でまだまだ先行きも不透明であり、課題も山積みですが11月の鈴鹿8耐に向けてチーム一丸となり準備して参りますので、引き続き応援の程お願い致します。
【ロードレース・モトクロス】全日本選手権レポート
~ #03 2021年4月19日 Racing部活動報告 ~
4月のレース準備から開催まで、段取り・準備と本業もあり、バタバタとした新年度を迎えてます。
大変遅れましたが、「全日本ロードレース第1戦もてぎラウンド」。そして「全日本モトクロス選手権第1戦」の開発レポートとなります。
2021年4月3日、4日に開催された全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦もてぎ。
CBR250RRオリジナルマフラーのサポートチームである3チームがMFJカップJP250に参戦しました。
今回導入したマフラーは、新しいアイテムを入れた音量対策品でしたが、3選手共に音量が上振れ状態!?
事前車検は無いものの、このままではレース後車検に落ちしてしまう!?と不安を抱えていました。(レース後音量規定は108dB以下+3dBまで。)レースは、3選手とも入賞となり音量車検となりました。
事前の任意の測定で107dB程度でしたので、レース後は通常1dB~2dB大きくなる傾向なのですが、なんと小さくなっている?104.2~106.0dBと!
これはアイテムの効果なのか?エンジンの馴染みの影響なのか?現場では解析出来ませんので後日回収して解析したいと思います。
さてレースの結果ですが、展開としては、#16鈴木選手がトップグループの中で順位を入替えながらの展開しましたが、最後はベテラン勢の術中にはまってしまい?総合4位。
#26田中選手は最後の追い上げで総合5位!となり今後楽しみな結果となりました。
一方で、マシントラブルに悩まされた#8梶山選手は、最後までシフターが改善せず総合8位となってしまいました。しかしその原因も改善出来たと報告がありましたので、次戦は期待しましょう!こちらも期待大ですね!
3選手の表彰台が現実のものとなる可能性が沸々と湧いてきます!
続けて全日本モトクロス選手権も開催となり、合わせてご報告致します。
2021年4月10日、11日 全日本モトクロス選手権R-1がHSR九州で開催され、今シーズンはT.E.SPORT様とコラボ参戦となります。
T.E.SPORT with GOSHIとして、#7大塚 豪太選手が参戦しました。
好天に恵まれたHSR九州!しかし強風がエントラントと観客を悩ませます。
2021年第1戦HSR九州!熊本大会。練習走行から徐々に調子を上げてきた#7大塚選手は、予選4番手と順当な滑り出しでした。
明けて11日(日)、2日目も最高のレース日和!そして決勝はなんと3ヒート制!午前、午後に分け10:10からヒート1、12:55ヒート2、15:15ヒート3!と15分+1周の超スプリントレース!ライダーにとっては体力維持?配分?3ヒート分の持久力勝負ですね。
先ずはヒート1、前日の勢いそのままに果敢に攻める大塚選手!しかしラスト2周に入ったところでマフラートラブルでそのままリタイヤとなりました。
最終的に順位は付きましたが後味の悪い結果となりました。今回サポート役として開発メンバーも入り、セッティング含め、しっかりとレーシングサポートを進めてきました。
トラブルの原因は、マフラー固定ボルトが外れてしまった事で走行中に、MIDパイプとFキャップの溶接部から折れてしまいました。
マフラーメーカーとしては、あってはならないトラブルにメンバーもチームクルーの皆さんも言葉が出ない状況。本当に申し訳ない気持ちとこの結果に落ち込むばかりです。
現場では原因を明確にすることが出来なかったこともあり、ライダーに不安を持たせたまま走らせることが出来ず、残りヒートは純正マフラーを装着し走りました。
現在、ボルト外れの原因を究明中で、次回広島のテストまでに対策品を持ち込みTRY予定です。
広島の後もSUGOと続きますので、しっかりと改善しライダーには思いっきりレースを戦って頂くために全力で取り組んで参ります。
次戦5月1日、2日の広島戦となります。
T.E.SPORT with GOSHIの#7大塚豪太選手の応援宜しくお願い致します。
そして今週末は、鈴鹿8耐トライアウトです。ここで参戦権を獲得する為に妥協のない準備を進めて行きます。
応援、宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【ロードレース】筑波選手権、鈴鹿サンデーロードレース 第1戦レポート
~ #02 2021年4月2日 GOSHI Racing活動報告 ~
2021鈴鹿8時間耐久レースも延期となり、準備・段取りの時間が出来たことは少し“ほっ”としていますが、同じくらい不安もあります。
トライアウトでの参戦権は取れるのか?取れたとして、本当に開催されるのか?と。しかし今は進むしかありません。全力で妥協せず取り組んで行きます。
さて今回は、既に開幕しています筑波選手権の結果と鈴鹿サンデーレースの参戦記事を掲載致します。
先ずは3月7日に開催された筑波選手権ですが、今シーズンはJP250へのGRTからの参戦は無く、開発ブロックから新型CBRへの適用(性能評価)について、外部のチーム様へマフラーをサポートし、色々なご意見を聞かせて頂く事を目的として進めて行きます。
サポート選手は、キジマKISSレーシングの鈴木悠人選手、7cエムズホーム+NTRセクレテールの田中敬秀選手、RankUp WingStoneの梶山采千夏選手以上の3選手にオリジナルマフラー54R!をサポートし、その性能評価を委託します。
今回の筑波選手権には、梶山選手と鈴木選手が参戦。NATクラスの1位、2位という結果となりました!以下、2人のコメントとなります。
~つくばロードレース選手権 R-1 JP250クラス~
◆NATクラス1位 #8 梶山 采千夏(RankUp WingStone)
◆NATクラス2位 #16 鈴木 悠大 (キジマKISSレーシングチーム)
NAT JP250 #8 梶山 采千夏選手のコメント(RankUp WingStone)
予選は朝の雨がコース上でウェットパッチとなる状態でしたが、前日からバイクのフィーリングが上がらず、慎重に走りました。いろいろと試しながらの予選となり結果タイムを伸ばすことが出来ませんでした。
決勝もマシンフィーリングが改善出来ず、我慢のレース展開の中、トップが独走にならない様に、後ろの車両に抜かれない様にと気を付けながら、途中で何度かシフトトラブルも出て、少し離されたりしましたが焦らず最終ラップの最終コーナーで仕掛け勝つ事が出来ました。
自分なりにレースメイクが上手く行った展開になり良かったですが、まだまだ詰め処が満載なので、次戦までに改善に努めたいと思います。
新型車両の準備がギリギリまで掛かってしまい、レース間際までコンセントレーションを高めることができずリズムを崩してしまいましたが、次戦は準備万端で臨み、また良い結果を出せる様頑張ります。
NAT JP250 #16 鈴木 悠大選手のコメント(キジマ KISS レーシング)
今回は、GOSHI製54R!マフラーを装備しました。トルク感があり、低回転からでも良く進む感じを強く感じることが出来ました。
また単独の走行でもストレートの伸びも良かったですね。特に、シフトアップの時の加速感を強く感じました。
今回はシフターが無かったので、シフトアップの際ミスでオーバーレブさせてしまう事があり、落ち込む場面もあったりと悔しい展開となりました。
次戦、モテギの全日本併催 JP250となります。応援宜しくお願い致します。
さぁ!全日本ロードレース選手権の開幕ですね。 第1戦のJP250への参戦は、3選手が揃いエントリーしていますので、応援宜しくお願い致します。
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3月27日(土)、28日(日)に開催された鈴鹿サンデーロードレース R-1(東)にGOSHI Racingとして今年初となるJSB1000クラス参戦レースレポートです。
今回は、#24黒木のみの参戦、#19田尻は怪我の為、参戦を見送りました。
RR-Rの新型車両に対し、マフラーを現在開発中で、今回はデビューとはなりませんでしたが、旧型の改良版のマフラーでの参戦です。
金曜日のスポーツ走行から、RR-Rのセッティングを確認。走行毎に調整しますが、なかなか上手く合わせ込み出来ない状況。また日曜日は雨予報とあって、どれだけドライでセットをやっても、雨には敵いません。今後必要となる鈴鹿のセットの参考と考えます。
セット確認の繰り返しでなんとかコースに送り出しましたが、改善出来ずライダーも我慢の予選となりました。
一日中雨の中でのレースは、タイヤのチョイスに悩むことも無いので、メカには比較的楽ですが、セットの出てないマシンでの決勝はやはり苦しい展開となりました。
◆予選:3位
◆決勝:2位
INT JSB #26 黒木 玲徳のコメント
今回から本格的にCBR1000RR-Rに乗り出したのですが、レースウィークを通して全くセットを詰める事が出来ず、決勝では思い通りに動かないマシンを無理して
操作した為、序盤で腕があがってしまい、何も出来ないままレースを終えてしまいました。CBR1000RR-Rの難しさ、そしてセッティングの難しさを改めて痛感しました。
次の鈴鹿2&4までにマシンを仕上げ、8耐への参戦券を取れるようにしっかり取り組んでいきます。
応援よろしくお願いします。
次回、4月24、25日はいよいよ8耐トライアウトです。
ここで決めたい想いは参戦チームなら皆一緒です!
CBR1000RR-Rの新型となるオリジナルマフラーの開発も確実に進んでいます。
マシンの換装、新型マフラーでのセット出し、まだまだやる事はいっぱいです!
また、全日本モトクロス選手権は、マフラーサポートとして、T・E・SPORT with GOSHIとして#7大塚豪太選手と参戦致します。
こちらもガッツリとマフラー開発に力を注ぎ、大塚選手の戦績に貢献したいと思います。
やはり、忙しいシーズンとなりそうです。先ずは、不足・不測の出ないよう整えていきます。引き続き応援宜しくお願い致します。
記:レーシング部
開発記録映像『GOSHIの挑戦』総集編公開!
GOSHIは日々マフラー開発に取り組んでいます。
2020年は「鈴鹿8耐」参戦を目標に掲げ、マフラー開発を行ってきました。
目標であった「鈴鹿8耐」の出場権を獲得したものの、コロナの影響で8耐が中止。
念願の初出場とはなりませんでしたが、2020年に取り組んできた開発の様子を記録映像として制作しました。
今回公開するのは、2020年の開発活動をとりまとめ総集編映像となります。
是非ご覧下さい。
GOSHI Racing 2021年活動計画
~ #01 2021年2月 GOSHI Racing活動報告 ~
新型コロナウィルスの影響や「緊急事態宣言」の延長など、まだまだ心配な状況ですが、今シーズンの活動をご報告をさせて頂きます。
今シーズンのモトクロスレースは、昨年の石浦の怪我により、活動スタートを半年間延期とさせて頂きます。
怪我の完治を最優先とし、「石浦の身体をしっかりと治す。そして鍛え直す。」激しいレース展開のモトクロスですので、しっかりと安全に走り切るために焦らず取り組んで行きたいと思います。
その代わりではありませんが、2021シーズンは、TE-SPORTS様にGOSHIオリジナルマフラーを提供し、共同参戦という形で大塚豪太選手と共にレース活動を継続していきます。
「GOSHI」の銘もチーム名に入れて頂き、「TE-SPORTS with GOSHI」として参戦致します。
もちろん、クラスは、IA1クラスとなります。しかし、レース活動というよりは「オリジナルマフラー開発を進めるため。」と言った意味の方が、受け入れ易いかもしれませんね。
なので、GOSHIメンバーも“技術サポート”として全日本モトクロス選手権へ同行させて頂きます。
ロードレースは、これまで取り組んできましたCBR250RRのマフラー開発で、一定の成果を確認出来ましたので、自社チームでの参戦は終了致します。
昨年1年間、同じチームとして活動して来ました梶山選手は、更にステップアップし、新しいチームから参戦ということになります。
しかし弊社開発ブロックのテーマとして、CBR250RRオリジナルマフラーの「性能評価を外部チームに委託する」施策展開を予定しています。
そこには、約3チームとサポート契約を結び、新型CBR250RRの性能に対する“54R!”マフラーの適合性の確認・改良を進めて行きます。
こちらは「レース活動」から「開発テーマ」へ変更となりますので、ここまでの情報とさせて頂きます。
シーズンが始まりましたら、引き続きレポートとして発信して参りますので、よろしくお願い致します。
1000ccクラスは、色々と悩み検討した結果、継続してJSBクラスに参戦させて頂きます。そして2021年“鈴鹿8時間耐久ロードレース”へ再挑戦となります!
STクラスへの参戦も有力な選択肢でしたが、GOSHIの目指す姿と、何のためにレースマフラーを開発し、何のためにレースをやるのか?を考慮した結果となります。
その答えを最高峰クラスであるJSBクラスから学ばせて頂きたいと思います。
まだまだ新型コロナウィルスの猛威も衰えることのない日本で、どこまでやれるのか?昨シーズン同様となるのか?考えても答えは出ません。
個々がしっかりと正しく行動し、ウィルスを避け、「感染しない」「感染させない」努力をとる事。
先ずは、我々エントラントがお手本となり、感染予防の行動を取り、安全なレース活動を進めて行きたいと考えます。
2021年、今シーズンも厳しい環境下での活動となりますが、応援、宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【ロードレース】鈴鹿サンデーロードレース NGK杯レポート
~ #11 2020年11月 Racing部活動報告 ロードレース ~
2020年11月21日、22日、鈴鹿サンデー最終戦 NGK杯。
今シーズン、ロードレースとしては、最後のレース活動となります。
新型コロナウィルスの拡大からスタートした今シーズン、やっと感染防止対策の徹底からいろいろなイベントが、規制はあるものの開催出来る様になった今、また拡大の傾向に傾きつつあります。やはりワクチンの完成が、この状況を変えてくれる起爆剤となる!のかもしれません。
2020年、今シーズンを締めくくる鈴鹿サンデー最終戦は、毎年鈴鹿の猛者たちが挑んできます!なので我々も毎年参戦させて頂くのですが、今回もまた白熱したレース展開となりました!
ワクワク!ドキドキ!の波乱あり!レースとはこれだ!と言わんばかりの“バチバチ感”は最後に相応しい戦いでした。
マフラー開発も1000RRは既にRR-Rに引継ぎ、課題の整理から作図に入り、250RRは、音量低減アイテムの研究開発を継続、CRFは450に全集中しています!!
まだまだ見えてくる光は小さいですが、一歩一歩を確実に足元を踏み固めながら、確実に知見を増やす!そこから何かが生まれる!はず!です!
さてレース結果です。
【レース結果】
◪JSB1000クラス(JSB/ST混走)
#37 黒木:予選5位 決勝2位(総合2位)
#54 田尻:予選6位 決勝3位(総合4位)
◪JP250クラス(INT/NAT混走)
#54 梶山:予選2位 決勝5位(総合7位)
以下、関係者コメントです。
~ チーフメカ:原口 祥尚 ~
今年最後のレースという事もあり、ライダー/メカニック共に良い形でレースが終われるように気合を入れて臨みました。
全日本から3週間、田尻はマシンセッティングの見直し、黒木はENGトラブルの改善から、リベンジとなるレースになりました。
予選は2人共、タイムを上げる事が出来ず、黒木5位 田尻6位と“トップ2“を狙ってただけに悔しい結果になりました。
決勝では路面温度も回復したことで、“来年に繋がる走り”を期待して、ハードタイヤを選択。結果、2人共スタートから積極的に攻めてくれました。
田尻の転倒で赤旗中断、ライダーとバイクのダメージは奇跡的に少なくて、コースに送り出せた時は“ホッ”としました。
再スタートグリットは田尻2位、黒木3位の位置。
田尻のスタートが抜群に決まりトップで1コーナーに侵入、黒木は3周目に2位に浮上、ラスト2周でトップに立ちましたが最後にコーナー侵入でミスしてしまい、パスされてしまいましたが、黒木 総合2位、田尻 総合4位でチェッカーを受ける事が出来ました。
今年はレース数も限られた開催となりましたが、最後に2人共トップ争いが出来た事で、良い形で今シーズンを締めくくられたと思います。
JSBクラス2年目のシーズン、非常に多くの事を得られた1年になったと思います。
来年は鈴鹿8耐出場目指してチーム一丸となって、ゼロから再始動となりますので、サポート・応援くださる皆様、引き続き宜しくお願い致します。
~ JSB1000 #54 田尻 悠人 ~
今シーズン最後のレースを表彰台で終わることが出来ました。4周目の“ムサシシケイン”で土・砂利に乗って転倒してしまいましたが、幸いマシンのダメージはなく
再スタート出来ました。
赤旗再スタート後はメンタルの弱さが出て後退してしまい、今シーズンの自分の弱かった点として来年に向けての課題です。
それでも表彰台に立てたことは嬉しいですね😄
今シーズンのレースはこれで終わりとなりますが、1年間を怪我なく無事に終わることができ、メカニックと装備には感謝しかありません。
最後に、今シーズンのサポート頂きました各企業様、応援して頂いた皆様、コースに送り出してくれたメンバーのみんな、有難うございました!
~ JSB1000 #37 黒木 玲徳 ~
今年締め括りとなるレース。
持ってるもの全てをぶつけたつもりですが、負けました。最後の最後にミスをしてしまうメンタルの弱さが敗因だと思います。
しかし、レース展開的にも悪くはなかったと思いますし、自分自身とても楽しめたレースとなりました。
悔しい気持ちもありますが、次に向けてしっかりと進んでいきたいと思います。たくさんの応援ありがとうございました。
今シーズンはマシントラブルが多く続きましたが、その中でも毎戦得る物はたくさんありました、特に今回のNGK杯ではチームで大きく成長出来たと感じています。
この流れのまま来シーズンはレース活動とマフラー開発を、良い方向に進められるように準備していきたいと思います。
応援頂いた皆様、サポート頂いた各社様、本当にありがとうございます。来シーズンも宜しくお願い致します。
~ JP250 NAT #54 梶山 采千夏 ~
今回はMFJカップに参加させていただきました。今年最後のレースだったのでいつもより気合いを入れて挑みました。
練習の時からそこまでタイムは落とさずに走ることができ調子は良かったんですが、予選では風が強く思い通りにコントロールができず、タイムもそこまで伸びませんでした。
決勝ではスタートから上手くいき、トップ集団についていくことができ、ずっと上位の方で走っていたんですが、最終周に勝負をしかけたのですが、前のマシンのリアタイヤに自分のフロントタイヤがぶつかり失速してしまいストレートスピードが伸びていかず、総合7位で終わりました。
結果だけで言うとすごく悔しいですが、トップ争いが出来た事で、とても勉強になりましたし楽しかったです。
来年の事はまだしっかりとは決まっていませんが、学んだことを来年からも継続するためにオフシーズン中もトレーニングをして備えていきます。
今年一年間サポートしてくださったスポンサー様方、応援してくださった方々、チームの皆様、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
コロナで始まり、コロナで終わる今シーズン、これからも更に感染拡大防止への取組みが強化される事となるでしょう。
一人ひとりが備えても限界がある。感染拡大を遅らせる事は可能です。が、消滅しないこのウィルスにどう立ち向かうのか?大きな課題ですね。
目標としていた鈴鹿8時間耐久レース、今回も応援メンバー3名が現地に入り、来シーズンに向けレースの進め方や、各作業を習得すべく積極的に取り組んでくれました。
「1つの目標が多くの人材を動かしているんだ!」と実感した瞬間でした。
この挑戦がGOSHIの人材を育て、将来のGOSHIを支えてくれるはず!“信じる勇気”と “継続する勇気”を見失わない様、努めて行きたいと思います。
応援頂いた皆様、サポート頂いたスポンサー様、モトクロス・ロードレースともども本当に感謝致します。
我々の活動がスポンサー様の意図した効果になれたのであれば幸いです。
来シーズンの体制と活動内容をご報告出来る様、しっかりと検討し取組み、ご挨拶とさせて頂きます。本当にありがとうございました。
次回、あらためまして2020年の締めくくりと2021年の体制を、ご報告させて頂きます。
記:レーシング部
開発記録映像『GOSHIの挑戦』全日本ロードレース最終戦MFJグランプリ公開!
GOSHIは日々マフラー開発に取り組んでいます。
2020年は「鈴鹿8耐」参戦を目標に掲げ、マフラー開発を行ってきました。
目標であった「鈴鹿8耐」の出場権を獲得したものの、コロナの影響で8耐が中止。
念願の初出場とはなりませんでしたが、マフラー開発は日々前進しています。
GOSHIでは、開発記録としてその過程を映像で記録しております。
今回公開するのは、2020年10月31日、11月1日に鈴鹿サーキットで開催された全日本ロードレース選手権最終戦(MFJグランプリ)参戦の記録映像となります。
是非ご覧下さい。
【ロードレース】全日本ロードレース最終戦 MFJグランプリレポート
~ #9 2020年11月 Racing部活動報告 ロードレース ~
2020年10月31日、11月1日 全日本ロードレース選手権シリーズ 最終戦MFJ-GP 鈴鹿大会。少し時間が経ちましたが、レポートです!
絶好のレース日和となった鈴鹿サーキットは、朝は少し寒いものの、時間が経つにつれ温かくなりテントピットの我々にとってはありがたい気候となりました。
オートポリス戦から約1ヵ月強、その間少しマフラーも進化しての最終戦。
マシンもライダーもメカも全てが準備万端!といった今回のウィークでしたがレース中にエンジンに不具合が発生、#32の黒木がリタイヤとなるなど、すんなりとはいかない鈴鹿となりました。
しかし、得る物も多く、調子は上向きとなった#30田尻と#32黒木の2名は、それぞれがベストな走りを見せてくれました。
JP250の#54梶山も初日こそタイムが出せない状況でしたが、日を追うごとにベスト更新し、決勝までには、前で戦えるまでに仕上りました。
マフラーはオートポリスのまま、ECUのセット出しで音量基準をクリアし、決勝に備えました。
<JSB1000クラス>
決勝レース1、予選21,22番手グリッドからスタート。
スタートを順調に走り出す2人でしたが、#32黒木はエンジンに不調を訴え、3周目にピットへ戻ります。
その後、深刻なトラブルと判断し、リタイヤを選択。レース2も鈴鹿での修復は不可能と判断しリタイヤ届を出しました。
#30田尻は、12秒台をコンスタントに刻みながら周回を重ね、レース1を19位チェッカーとなりました。
レース2も順調に周回を重ねトラブル等無く、予選から順位を上げ17位チェッカーとなりました。2人とも調子が良くタイムもまとまりつつあっただけに悔やまれる#32黒木のリタイヤ!
本当であれば、8耐の開催となっていたウィークで、そこへ調整していたエンジンが悲鳴を上げた形になりました。
2人の年間ランキングは、19位田尻、24位黒木という結果です。
<JP250クラス>
予選10番手グリッドから追い上げます。
予選のポジション取りに失敗した梶山でしたが、いざ決勝となると覚醒した走りを魅せ、スタートから順位を上げ7番手から8番手を走行。
周回を重ねる毎に順位を上げトップを追走しますが、セカンド4位グループでのレース展開となり、中盤先頭に立ちましたが、相手はINTの強者たち!そう簡単には前を走らせません!
最終ラップ5番手から前の2台を追いますが、挽回できず総合5位でのゴールとなりました。
しかしNATクラスのリザルトは、今シーズン参戦したMFJ Cup2レース共の優勝は立派な結果となりました。
最終戦後の年間ランキングは、NAT3位#54 梶山采千夏、INT5位 #93 片山千彩都となりました。
[レース結果]
◪JSB1000 #30 田尻 悠人(たじり ゆうと)
決勝レース1:19位
決勝レース2:17位
◪JSB1000 #32 黒木 玲徳(くろぎ れいとく)
決勝レース1:リタイア
決勝レース2:リタイア(出走せず)
◪JP250 NATクラス #54 梶山 采千夏(かじやま さちか)
決勝:NAT 1位(総合5位)
以下、ライダーコメントです。
~ JSB1000 #30田尻 悠人 ~
まずは応援頂いた皆様、スポンサー各社様、ありがとうございました。今回のレースはフリー走行からなかなかセットアップが進められず、もどかしいレースとなりました。
順位はもちろんのこと目標としていたタイムにも届かず個人的に残念な結果で、頑張ってくれたスタッフ達にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
オートポリス、鈴鹿と全日本に参戦し、自身の良かった点、悪かった点様々ですが、スキルアップは出来たと思います。
今シーズンも次戦のNGK杯を残すのみですが、去年は苦い思い出のレースだったのでリベンジしたいと思います
~ JSB1000 #32黒木 玲徳 ~
今回の全日本はレースウィークに入ってから抱えていたトラブルが走行する度に酷くなり、改善されず、race1では走れる状態ではなくなってしまいrace1,
race2共にリタイアという結果で終えてしまいました。
とても悔しい気持ちではありますが、気持ちを切り替え、今シーズンの集大成となるNGK杯に向けて、しっかりと準備をしていきたいと思います。
応援よろしくお願いします。
~ JP250 NATクラス #54梶山 采千夏 ~
今回は前回と同じくスポットでMFJ CUP 鈴鹿大会に参加させていただきました。前回のオートポリスでは、クラス優勝できたもののインターの方々とは、かなり離れてしまい今回は少しでもインターとバトれるように練習の時から気合いを入れていきました。
走るたびにタイムも出て上手くいっていたのですが、予選での作戦が失敗してしまい総合10番手になってしまいました。気持ちを切り替えて決勝に挑み、スタートは上手くいき、そこからのまれてしまったのですが早めに追い上げることができ、トップには追いつきませんでしたが、インターの方と走ることができ、結果総合5位まであげることができました。
バイクのコンディションはとっても良かったです!インターの方々にもしっかりついていくことができましたし、今回チームの先輩である片山千彩都選手にアドバイスを頂き、前後のサスセットをアドバイス通り調整し走ったら、これがすごく曲がりやすい!!そしてベストタイムを出すことが出来ました!感謝です!
オートポリスでの反省から挑んだ今回の鈴鹿でしたが、なかなか上手くいかず、悔しい気持ちでいっぱいです。今は、現実を認めて最後の鈴鹿サンデーに向けて準備していこうと思います。
最後にスポンサー各社の皆様、チーム関係者の皆様、応援してくださった皆様、応援ありがとうございました!次が今年最後のレースになりますので引き続き応援よろしくお願いいたします!頑張ります!!
2020年シーズンは、新型コロナウィルスへの感染拡大から始まり、終息の見えないまま終わりになりそうです。
11月21日、22日は鈴鹿サンデーNGK杯、こちらが今年ラストレースとなります。既に来シーズンに向け、新たな取組みもスタートしています。
GOSHIも同様に変化の大きいシーズンとなりますが、しっかりと活動の継続が出来る様、マフラー開発で結果を残して行きます。
先ずは、ラストレース!鈴鹿サンデーNGK杯!サポート頂いてますスポンサー様、応援頂いてますファンの皆様、引き続き、応援の程宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【モトクロス】全日本MX選手権 第3戦 SUGO大会レポート
~ #8 2020年10月 Racing部活動報告 モトクロス ~
2020年10月3日、4日 全日本モトクロス選手権シリーズ R-3 SUGO
コロナ禍の中、感染防止対策を取りながら開催された全日本モトクロス選手権。SUGO開催は前回に続き2回目と、連続開催となりました。
前回初戦のリザルトは、11位と13位。例年のリザルトの中では、上手くまとめた感はあるものの、チーム内では、納得いく結果とはならなかった。
そういった意味でも連続開催のSUGOで、更に上位に食込むために「やれる事はやる!」結果に拘り取り組んできました。
マフラー開発としては、CRF250は一旦完了。昨年モデルに対し若干の改良を施し参戦しています。
現在の取組みは、昨年末からCRF450に移行し、単気筒1本出し仕様と格闘中の毎日です!なかなか手強い450/単気筒ですが、深化から進化へ!諦めず!妥協せず!
しっかりと仕上げていきます!
◆会 場 :宮城県 スポーツランドSUGO
◆予 選 :B組10位
◆決勝ヒート1 :リタイヤ
◆決勝ヒート2 :16位
◆総 合 順 位 :19位
以下、チームメンバーコメントです。
~監督兼チーフメカ 縄田 正憲~
予選では好スタートを決めた矢先に電装系のトラブルで、スタート直後からエンスト症状が発生し失速。本来の走行ラインを走る事ができず、10位で予選通過しました。
ヒート1では好スタート決め、3番手で走行していましたが、3周目でリヤタイヤがパンクしてしまい、8周目にリタイヤとなりました。
ヒート2でもスタートが決まり、8番手で走行し、中盤では7位まで上がりましたが、終盤でミスが目立ち、テンポよく走る事ができずコースアウトしてしまい、16位でレースを終えました。
予選・決勝共にスタートが良かっただけに悔やまれますが、今回発生したマシントラブルの原因を特定し再発防止を行って参ります。
次戦はHSR九州大会の地元開催となりますので、1ヵ月間しっかりと乗り込み、マフラーとマシンを仕上げ表彰台を狙います。
スポンサー各社様、遠方から応援に来ていただいた皆様、ありがとうございました。
~IA2クラス #954 石浦 諒~
たくさんの方に応援して頂き、有難う御座いました。
今回のレースに向けて、やれることはやってきたつもりでしたが、不完全燃焼となってしまいました。
予選からマシントラブルにより上手くいかないこともありましたが、メンタルの弱さも出てしまいました。
次回は地元なので、ここから切り替えて挽回していきたいと思います。
新たなアイテムの取入れや取組みは、「常に上を目指し妥協しない!勝ちにこだわり諦めない!」スポーツの世界では当たり前の考え方ですが、取組んだからこそ得られるデータや経験は、必ず「次」に活かされます。同じ失敗は二度繰り返さない。チームは今回のリザルトで、経験し学びしました。
次戦、地元熊本大会では、結果に繋げられる様、チームとして深化していきます。
サポート頂いていますスポンサー様、応援頂いてますファンの方々の期待に添える様、取組みを続けていきます。
引き続き応援・支援の程、宜しくお願い致します。
記:レーシング部
開発記録映像『GOSHIの挑戦』全日本ロードレース公開!
GOSHIは日々マフラー開発に取り組んでいます。
2020年は「鈴鹿8耐」参戦を目標に掲げ、マフラー開発を行ってきました。
目標であった「鈴鹿8耐」の出場権を獲得したものの、コロナの影響で8耐が中止。
念願の初出場とはなりませんでしたが、マフラー開発は日々前進しています。
GOSHIでは、開発記録としてその過程を映像で記録しております。
今回公開するのは、2020年9月19日、20日に地元九州で開催された全日本ロードレース選手権(オートポリス)参戦の記録映像となります。
是非ご覧下さい。
【ロードレース】全日本ロードレース 第3戦レポート
~ #7 2020年9月 Racing部活動報告 ロードレース ~
2020年9月19日20日、全日本ロードレース選手権 R-3 オートポリス参戦結果です。
GOSHI Racingとして、今シーズン初全日本ロードレース参戦となりました。
今回の参戦にあたり、オートポリス様の御厚意により、ピットを準備して頂き、ありがとうございました。
8耐中止発表から、段取りしていた色々な備品もお披露目ができ、改善点等の確認も出来ました事に感謝しかありません。
本当にありがとうございました。
[レース結果]
◪JSB1000 #54 黒木 玲徳(くろぎ れいとく)
決勝レース1:19位
決勝レース2:15位
◪JSB1000 #55 田尻 悠人(たじり ゆうと)
決勝レース1:14位
決勝レース2:16位
◪JP250 NATクラス #54 梶山 采千夏(かじやま さちか)
決勝:NAT 1位(総合4位)
◪JP250 INTクラス #93 片山 千彩都(かたやま ちさと)
決勝:INT 2位(総合2位)
レース全般としては、17日(木)に、ピット設営から入り、18日(金)はオートポリス名物の霧で走行が全てキャンセル!
しかしレース本番の19日(土)、20日(日)は、霧もすっかり晴れて、気持ちの良い日差しは、レース日和!!天候に恵まれた2日間となりました!
< JSB1000 >
旧型CBR1000RRで参戦したGOSHIは、全てを8耐仕様、もちろんマフラーも8耐仕様で煮詰めたマフラーを投入しました。
タイム的には大きな変化はなかったものの、二人のライダー共にコンスタントなタイムを出せるまでにマシンも身体も成長して来ました。
しかし、決勝ヒート1で#54黒木の前方を走るマシンが転倒しオイルがコース上に飛散。そのオイルに乗ってしまい転倒!マシン大破!ライダーのダメージが少なかったことが幸いし、翌日の決勝ヒート2への出走が可能と判断、それに合わせメカニックがマシンの修復!なんとか決勝ヒート2に間に合わせました。
諦めない!妥協しない!気持ちと、応援頂く社員やオートバイレースファンの皆様に見て頂きたい想い!がしっかりと根付いていると感じてます。
結果は、下位と満足いくものではありませんでしたが、「挑戦者としての今やるべき仕事が出来た」と皆、胸を張り、自信に繋がったウィークとなりました。
< JP250 >
#54梶山は、今シーズン好調な成績を持って、挑んだ初のMFJカップ。その好調を維持したまま、レースに挑み、自己ベストを更新しつつ、NATクラス優勝という結果は、安定感を感じます。
チームメイトの片山とのコミュニケーションもしっかり取り、自己開発に取り組んでいました。
また今回、特別にスポット参戦となった卒業生の#93片山は約1年ぶりのマシンとコースとレースの3拍子!!で臨んだMFJカップで、心配されたブランクでしたが、予選4番手の2分10秒台!決勝は、昨年の鈴鹿を思い出させるレース展開に、観ている者を引き込む走りは健在で、そんな心配を一気に取り除いてくれました!
しかしながら、併催レースのMFJカップは、最終日の一番最後のスケジュールに設定してあり、JSBのレースが終わると観客の皆さんは帰路に着くなど、エントラントにとっては、少し悲しい気持ちになりました。
以下、ライダーコメントです。
~ JSB1000 #54 黒木 玲徳 ~
今回の全日本ロードレース選手権は地元開催という事もあり、たくさんの方々が応援にきてくださっていたので、応援に応えれるような走りをしたかったのですが、レース1では、残り2Lapで前を走っていた車両がまいたオイルに乗り転倒。
レース2では、レース序盤でマシントラブルが発生し、リアブレーキが利かなくなってしまい、とても厳しいレースとなってしまいました。
不完全燃焼なレースとなってしまいましたが、厳しい状況の中でもベストタイム付近をコンスタントに刻みながら走れたので、まだまだ伸びる余地はあるなと確信しました。
今回のミスや学んだ事を活かし、次に繋げれるように頑張ります。
たくさんの応援ありがとうございました。
~ JSB1000 #55 田尻 悠人 ~
まずは応援頂いた皆様、スポンサー各社様、ありがとうございました。
Race1、2共に後半でペースが維持出来ずに後退してしまい、いいリザルトを残すことができませんでした。
内容としてはRace2の序盤で自己ベストを1秒更新したりとポジティブな点もあったので、次戦に向けて車体のセッティング、自身のフィジカル面を改善していきます。
次戦は最終戦の鈴鹿大会になりますので、引き続きGOSHI Racingの応援よろしくお願いします。
~ JP250 NAT #54 梶山 采千夏 ~
前回の地方戦で優勝することができたので自信を持って参加することができました。
前日の特スポから自己ベストを更新し、当日の予選でも自己ベストを更新、総合では5位、クラスはポールを取ることができました。
決勝ではスタートがあまり上手く決まらず最初の方は埋もれ気味になってしまいましたがすぐに巻き返し上についていこうと思ったのですが、今の実力では届きませんでした。
結局トップとの差がだいぶ開き単独でゴール。予選と変わらない結果になってしまいましたが、クラス一位にはなれたのでとても嬉しかったです。それと同時にまだまだ実力不足であることを痛感しました。
バイクのコンディションは前回と特に変わったこともなく、いつも通りに走ることができました。
全日本ということもありすごく緊張しましたが、冷静に考えて落ち着いて決勝に挑むことができました。憧れの先輩の片山千彩都選手とも走れて楽しかったです!
正直結果には満足しきれていませんので、インターの方々の走りを見て勉強したことを活かして次の筑波に挑みたいと思います。
最後にスポンサー各社の皆様、チーム関係者の皆様、応援してくださった皆様、いつも応援ありがとうございます。
次戦も頑張りますので引き続き応援よろしくお願いいたします!
~ JP250 INT #93 片山 千彩都 ~
10ヶ月ぶりにレース参戦レポートを書かせて頂いております。
昨年までGOSHI Racingの一員として走っていた片山 千彩都です!
私は昨年12月に引退後、今年の4月から社会人となりレースとは無縁の生活をしていましたが、この度地元九州で行われた全日本ロードレース選手権 オートポリスRd.で併催されたMFJ cup JP250クラスにGOSHI Racingから参戦させて頂きました。
昨年の結果より、今年からINTクラスに昇格したため今年は同じカテゴリーでありながら、ワンランク上のクラスへ挑戦という条件でした。しかし、10ヶ月レースから離れ、また7ヶ月ぶりのCBR250RRに乗って、更にはレースウィークのみしか乗る機会がないという事で、かなり自信がない中でのレース参戦でしたが、結果は決勝 総合2位で終わる事が出来ました。
この結果で終わる事が出来たのは、松原社長、永田監督を始め原口メカ、GOSHI Racingの皆さんが車両の準備とレース参戦に当たっての環境を整えて下さったおかげです。
急な参戦であったのにも関わらず、素晴らしい環境でレースをさせて頂き、本当にありがとうございました。
社会人となり、昨年までの様な”挑戦する”ということ、そして何かひとつの目標に向かって切磋琢磨するという事が無くなってしまっていたような気がします。
しかし、今回のレース参戦に当たって、目的・目標は自分で簡単に作り出すことが出来、そしてそんな目標に向かって私自身、努力することが大好きなんだなということに気付くことが出来ました。
昨年までの学生生活におけるレース活動とはまた一味違った目線で今回のレースには挑戦する事が出来たと感じています。
レースの結果は勿論の事、自分の中で様々な気付きがあり、大変充実したレースウィークになりました。
合志技研工業の社員の皆様、そしてレースファンの皆様、沢山の応援本当にありがとうございました。
サポート頂いたスポンサー各社様、応援頂いたファンの皆様、ピットをご準備頂いたオートポリス様、本当にありがとうございました!
ライダー各自がいろいろな経験から、気付き、学び、成長した今回の全日本ロード。次戦に期待していきます!
さぁ!JSBは、ポイントを取り、最終戦の鈴鹿MFJ-GPに参戦権を獲得しましたので、準備に取り掛かります!
JP250は、一旦筑波に戻りますが、その後、激戦区の鈴鹿サーキットに舞台を移します!これまでの結果から、追われる身となり敵も多くなってますので、戦い方含め、戦略が必要です。
引き続き、GOSHI Racingの応援を宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【ロードレース】全日本ロードレース選手権 第3戦に出場します!
9月19日(土)・20日(日)にオートポリスにて開催される全日本ロードレース選手権 第3戦に参戦!
今大会まで残り1週間となりGOSHI Racingの準備も大詰めを迎え、今日は会場となるオートポリスでテスト走行を行いました。
マフラーは、もちろんGOSHIオリジナルの「54R!」マフラーを搭載。
今大会はJSB1000クラスの田尻、黒木に加えJP250の梶山、更には昨年までGOSHI Racingで活躍していた片山もスポット参戦します!
GOSHI Racingのライダー達が一堂に会する今大会。見どころ満載となっております!
コロナ禍ではございますが、ぜひ現地に足を運んでライダーの力強い走りを目の当たりにしてみてはいかがでしょうか。
皆様の応援宜しくお願い致します。
【GOSHI Racingタイムスケジュール】
<JSB1000クラス>#55田尻悠斗、#54黒木玲徳(ゼッケンNo未確定)
9月19日(土)公式予選 11:55~12:35
決勝レース1 16:05~
9月20日(日)決勝レース2 15:20~
<JP250クラス>#54梶山采千夏、#93片山千彩都
9月20日(日)公式予選 9:50~10:10
決勝レース 16:35~
【ロードレース】筑波ロードレース選手権 第3戦レポート
~ #6 2020年8月 Racing部活動報告 ロードレース ~
2020年8月29日、30日 筑波ロードレース選手権 R-3参戦結果です。
8月23日の九州ロードレースから、1週間後の8月29日開催された筑波ロードレース選手権 R-3!
地元関東地区のレース参戦となる梶山でしたが、九州ロードレースの勢いをそのままに、ポールtoウィン!という結果となりました。
先週から新型のエキパイ+マフラーを入れての実戦となり、開発への取組みも終盤にシフトしています。
この2戦の分析結果から、全日本MFJカップでは、更に改良したマフラーを実践TRYしていきます。
以下、本人のコメントです。
~JP250クラス #54 梶山采千夏~ 1位
今回の筑波選手権では前回のオートポリスの優勝に続き勝つことができたので嬉しかったです。
練習の時から以前の自分のベストのタイムで走れていて調子が良いまま、レース当日を迎え、予選はスリップを使い上手くタイムを出すことができトップに立つことができました。
決勝では最初の1コーナーでハイサイドしそうになり、5番手くらいまで下がってしまったんですが、そこから追い上げて二周目でトップに立ち、そのまま一位でゴールすることができました。
AFセンサーが正常のものに交換したことにより走行中のAF値を知ることができ燃調にフィードバック出来たことで良いコンディションで走ることができました。
前回の筑波戦に比べてエンジン特性も良くなりストレスなく吹け上がるようになりました。
タイムは、練習が1.06.9、予選が1.06.2、 決勝が1.06.6 でした。
久しぶりの筑波だったのでとりあえず元のタイムまでは出したいと思っていて、前日から動画などを見ながらイメトレをし本番にのぞみました。
二週連続ポールtoウィンは、さらに自信へとつながりました。来月の中旬にあるオートポリスではさらにベストを尽くして挑みたいと思います。
最後にスポンサー各社の皆様、応援してくださった皆様、いつも応援ありがとうございます。次戦も頑張りますので引き続き応援よろしくお願いいたします!
次はいよいよ、MFJカップです。
これまでの地方戦の様なレース展開とは行かないでしょう。強敵揃いのMFJカップでは、駆け引きはもちろん、絶対的なマシン性能とライダースキルが求められます。
オートポリスのJPのタイムは、2分9秒台!マシンの仕上り次第では、8秒台も有得るかも!!さぁ!2週間後に迫った全日本ロードレース選手権!!
新仕様のマフラーも仕上げ段階から評価実走です!救急対応中!!もちろん、CBR1000のマフラーも最終仕様で挑みます!
JSB1000クラスの田尻、黒木も少しでも爪痕を残せるよう、準備に余念ありません!JP250の梶山采千夏も上向き上昇中!!
そして、GOSHI Racingの卒業生である片山千彩都選手も今回のMFJカップにスポット参戦します!
約10ヵ月ぶり?のレース参戦となります。新社会人となり半年、オートバイレースの世界とはまた違った環境での生活とコロナ禍の中でのストレスも溜まっている事でしょう。
ライセンスもINTへステップアップした片山千彩都選手の、あの迫力あるキレキレのライディングがまた観れる!?オートポリス戦!
そして10ヵ月のブランクを克服出来るのか!?今回は挑戦者となり、JP250クラスへ殴り込みです!
9月19日、20日の全日本ロードレース選手権 JSB1000、JP250に参戦するライダー4人の姿を是非現地で応援、宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【モトクロス】全日本MX選手権 第1戦 SUGO大会レポート
~ #5 2020年8月 Racing部活動報告 モトクロス ~
2020年8月29日30日、全日本モトクロス選手権 R-1参戦結果です。
新型コロナウイルスの影響で4ヶ月遅れの開幕となり、HMJ合同練習会、4メーカー合同テストと2度の事前テストを行い開幕戦を迎えました。
コースも若干変更があり、土曜日の公式練習では土埃が酷く、タイムアタックできないまま予選を迎え、スタートを出遅れ、その後もペースも上がらず11位で予選通過。
<決勝ヒート1>
スタートを6番手で周回し、中盤の混戦でペースが乱れ、後続グループに追いつかれ7周目で10番手までポジションダウン。
8周目で更に抜かれ11番手まで落ち、最終周で9番手争いのグループに追いつきそうになるが、もう1歩及ばずに11位でチェッカー。
<決勝ヒート2>
上手くスタートを切れず序盤は14番手で周回し、早めに追い上げようとした矢先に転倒。16番手まで順位を落とす。
中盤で他車のマシントラブルなどでポジションが14番手まで上がりましたが、終盤で13番手となり、そのまま13位でチェッカーとなった。
予選・決勝共にリズム良く走れず、目標としていた入賞には到底及ばず、歯切れの悪い開幕戦となってしまった為、今回の反省点を真摯に受け止め、次戦のSUGO大会でリベンジします。
以下、ライダーのコメントです。
~IA2クラス #954 石浦 諒~ 決勝ヒート1 11位 決勝ヒート2 13位
やっと開幕出来た今シーズンですが、いきなり見苦しいレースになってしまいました。
マシンも体も調子良く、緊張もありませんでしたが、レースになると自分を見失い、いつもの走りが出来ませんでした。
次戦に向けて、レース感を取り戻し、しっかり乗り込んで挑みたいと思います。
ライダー、メカニック共、今回のSHGO戦に対する“想い・意気込み”が大きかっただけに、出てしまった結果は満足いくものではなく、課題の克服は、あるレベルを
超えた取組みが必要となります。
更に次戦もSUGO決戦となります。それまでに、結果を残せるレースに出来る様、取組んで行きたい!やれる事は全てやる!
GOSHI Racing #954 石浦 諒の応援を宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【ロードレース】九州ロードレース第5戦 レポート
~ #4 2020年8月 Racing部活動開始 ~
2020年8月23日、九州ロードレス R-5参戦結果をレポート致します!
新型コロナウィルス感染拡大の影響から、とうとう鈴鹿8耐の中止という残念な発表されました。しかし、その空いた日程で全日本ロードレース選手権が鈴鹿サーキットでMFJグランプリとして行われることが発表されるなど、スケジュールの調整に追われています。
今回は、その全日本ロードレース オートポリス戦の前哨戦となる九州ロードレース選手権へGOSHI Racingから#54梶山采千夏が参戦しました。
実は彼女、オートポリスを走るのは初!先ずは金曜日のサーキットライセンスの取得から始まり、その後、ビブスを着用し、コース下見です。
タイムは見ないようにしたかったのですが、2分17秒台からスタート!
金曜日に2本、土曜日に2本、そして日曜日の予選、決勝という、時間の無い状況でレースに挑みました。土曜日には、エンジントラブル発生!?
急きょ、スペアカーからエンジン載せ替えて対応!山の天候も午後から夕立が降る雷が鳴るなど、毎度のことながら、バタバタの展開に追われていたレースウィークでした。
結果は以下の内容です。
◆予選:1位(DRY)
◆決勝:1位(Semi WET)
初オートポリスの結果としては、上出来過ぎますね!しかし、次の全日本MFJカップでは、そう簡単には上位は取れない。
更なるレベルアップを努力で勝ち取れ!以下、#54 梶山 采千夏のコメントです。
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今回のオートポリスは1ヶ月前から動画やコース図などを見て予習をしていたんですが、いざ走ってみると全然想像と違っていて、どう走ったらいいかも分からず
地元の選手に引っ張ってもらいました。初日はコースも覚えきれていないので、いいタイムも出ず、課題も決めきれずに終わってしまいました。
土曜日の特スポでは同チームの黒木選手に、たくさんアドバイスを頂いたので、だんだん自分の走りができるようになり、コースにも慣れましたが、
単独ではタイムが出ず、まだ迷いもありました。ただ課題が明確になり、試すことがたくさんあったので、その日の夜は動画を見て改善ポイントのイメージトレーニングを繰り返し備えました。
その結果、日曜日の予選では、単独走行でタイムを出すところまで改善、ポールに立つことができました。
決勝前には雨が降り、直前になって太陽が出てきて微妙な路面コンディションになってしまい気持ちを落とさないように集中していました。
周回数も減算され9周が5周の“超スプリント”になった事で、レインタイヤを選択!しかしウォームアップラップで路面を見たら、予想以上に乾いていて「ドライタイヤの方が速いかも?!けどもう替えることはできない!」と覚悟を決めそのままスタート!
思い通りに攻めることも出来ないままでしたが、なんとか転倒せずにゴールすることができました。
今回のような天候変化や路面状況でのレースは初めてだったので、いい経験ができました。
まだ直すところはたくさんあるので、次の全日本ではもっと良い走りができるように準備したいと思います。
コースが違うし、感覚も違うと思うのですが、前回の鈴鹿でのトラブル部位も改善されたことで“もたつく感じ”が無くなっていて最高速もしっかり出ていました。
動画を見て確認したのですがスリップに着くと、簡単に前に出るようです。タイムは、練習が2分14秒6、予選:2分11秒7(DRY)、決勝:2分18秒2 (Semi WET) でした。
初コースで不安しかなかったですが、なんとかまとまり、初めて“ポールtoウィン”ができ、たくさんの方々からおめでとうメッセージが届いていてとても嬉しかったです!
これをモチベーションにして今週の筑波選手権、来月の全日本に向けて練習して、また勝てるよう頑張ります!応援よろしくお願いいたします!
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さぁ!次戦、JP250は筑波選手権、そして9月の全日本MFJカップと続きます!レースレベルは更にUPします。
更なる進化が求められる状況にどう対応していくのか!?
ライダーの成長とマフラー性能がカギとなります。上手くマッチすると結果に繋がるはず!どうか現地で、その目で確認してみては如何でしょうか。
鈴鹿8耐が中止となった今、レース業界も元気が無くなっています。少しでもレースファン、オートバイファンの皆様の元気に繋がればと考えます。
是非、現地で、お気に入りのチーム、ライダーの応援とGOSHI Racingの応援を宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【ロードレース】鈴鹿サンデーロードレース 第3戦レポート
2020年7月4日、5日、鈴鹿サンデーレース第3戦に参戦です。
今シーズンに入り、JSBは初レース、JP250は3月から約3ヵ月ぶりのレース、どちらも久々!まだ新型コロナウイルス感染拡大防止策の中での開催とあって主催側、エントラント側も慎重にならざるを得ない状況でした。
また、地元熊本を始め、令和2年7月豪雨により、被災された皆様に謹んでお見舞いを申し上げると共に、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
梅雨の中での開催で、雨覚悟!WETレースを予想していましたが、予選、決勝共にドライ!予想を裏切られた感はありますが、結果オーライ!
データの取れたウィークとなりました。マフラーは、2種類を持ち込み、2台でそれぞれをテスト。少し足踏みしていた1000ccのマフラー開発もこれで少し前進です!
先ずはJP250クラス #54 梶山采千夏ですが、鈴鹿へ入り、ECUのセット状況の確認から、クルーもECUの扱いにはまだ不慣れとあって、説明書片手に調整操作!
でしたが、なんと、A/Fセンサーの故障が発覚!予備も無かったため、何もSET出来ないまま予選。ロガーデータも当てにならない状況で、ライダー任せの決勝レースとなり、ライダーには、悔しいレース展開をさせてしまいました。
JSB INT #37 黒木玲徳、#54 田尻 悠人は、今シーズン初レース、レース感を取り戻すことから入り、徐々に気持ちを上げて行きます。
マフラーテストを基本にどう戦うのかを課題とし、最終的にそれぞれに仕様違いのマフラーをSETし、決勝に挑みました。
◪JP250 NATクラス #54 梶山采千夏
予選:総合8番グリッド 1分00秒571
決勝:NAT 2位 59秒748
◪JSB INTクラス #37 黒木 玲徳
予選:総合2番グリッド 52秒955
決勝:INT 1位 52秒769
◪JSB INTクラス #54 田尻 悠人
予選: 総合3番グリッド 53秒338
決勝: INT 3位 53秒389
以上の結果となり、順位だけ見ると上手くまとめられた感はありますが、水面下では、バタバタしたウィークでした。反省点、改善点もライダー、メカニックそれぞれが
自覚し次戦に向け、準備、改善してくれるはず!トータルで取組みを評価出来る様、頑張るだけです。
以下、ライダーコメントです。
~JP250 NAT #54 梶山采千夏~ 総合3位 NAT 2位
今回の鈴鹿サンデーは、久しぶりのレースということもあり、とにかく楽しみで、一ヶ月前からトレーニングを増やし準備して来ました♪東コースが得意だったこともあり、特スポからそこそこのタイムでは走れていましたが、予選ではタイヤの選択を間違えてしまい、調子を上げきれず終わってしまい8番手。決勝ではスタートが上手くいかず、追い上げる形での展開。徐々に追い上げ3番手の単独走行まで上げましたが、上位のお二人には、遥か遠く離され追いつくことが
できませんでした。結果、総合3位で終わってしまい悔しい鈴鹿サンデーとなりました。やはり、予選の判断と組み立てに課題があったと反省しています。また、今回のマシンはいつものようなパワー感が無く、最高速もいつもより5キロほど遅い状態!?タイムは、練習が1.00.1、 予選が1.00.5、 決勝が59.7 と、昨年のタイムを超えることが出来ませんでした。 優勝出来なくて悔しかったけど、クラス2位を獲れたので次のレースまでにまた準備して、予選からしっかり組み立て、優勝目指して頑張りたいと思います!!応援してくださった方々ありがとうございました!また応援よろしくお願いいたします!
~JSB INT #37 黒木 玲徳~ 総合3位 INT 1位
今回の鈴鹿サンデーロードレース選手権は、今シーズン初のレースとなりました。
練習、予選とタイム的には悪くなかったのですが、東コースのショートカットを攻略しきれず、何もできないままレースを終えてしまい、クラスでは1位でしたが、総合では
3位と悔しい結果となりました。
しかし、レースウィーク中はドライ、ウエット、ハーフウエットと様々なコンディションでテストが出来たので8耐に向けて良いウィークにはなったと思います。
応援ありがとうございました!
~JSB INT #54 田尻 悠人~ 総合5位 INT 3位
今回のレースは2020年シーズンの初レースということで、やっと開幕したという思いがあったレースでした。そんなレースを勝って終えれば良かったですが、自分の走らせ方や
マシンセットを合わせることが出来ずに苦戦しました。
リザルトとしてはスポンサー様や応援して下さっている皆様には申し訳ない結果となってしまいましたが、個人的には経験のある選手と走れたことで勉強になったと前向きに
捉えています。予定している次戦までは少し時間があるので、今回の課題に取り組んでいきたいと思います。
応援ありがとうございました。
次戦は、少し時間が開き、8月の九州ロード、そして9月の全日本ロードレース選手権 オートポリス戦となります。鈴鹿8耐に向け、まだまだやる事が盛り沢山!!
経験を含め課題解決の糸口を掴む為にも、もっと鈴鹿を走りたい!時間はあるようで無い!11月1日の鈴鹿8耐決勝までにしっかりと準備して行きます。
引き続き、応援宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【ロードレース】GOSHI Racing活動開始!
2020年3月、今シーズンスタートです。
新型コロナウイルスの感染拡大で、いろいろとイベントが中止する中、オートバイレースも例外ではありません。
全本ロードレース、全日本モトクロス共に第1戦は延期、今後も不透明な状況です。8耐トライアウトの動向が気になりますが、先ずは4月25,26日の鈴鹿テストへ参加し今シーズン初となるCBR1000RRを走らせ、改善箇所の確認とライダースキルの確認を行います。
そんな中、開発ライダーの梶山采千夏選手が、筑波の地方戦に参戦、GOSHI Racingとして今年初レースとなりました。
今シーズンから、片山千彩都選手に代わり、GOSHIに加わり、地方戦からMFJのJP250クラスに参戦します。
本体チームより先に開幕戦を迎える事となった梶山選手ですが、地方戦の開催/自粛は、主催するサーキットの判断となり、各地で開幕戦等が開催されているようですね。
今回、JP250クラスにステップアップした梶山選手ですが、これまでのCBRカップと同じCBR250RRの車両でのレースとなり、若干の仕様違いはあるものの、慣れ親しんだ車両という事で、大きな問題も無く、走り込めたようです。
レースは、3月7日(土)予選、決勝というスケジュール。
前日の練習走行で、転倒した影響で予選10番手から決勝に挑みました。
予選結果から改善点を把握し調整、決勝に挑んだ結果、総合6位という結果でした。
GOSHI Racingとしての初レースは、少し苦い展開となったようですが、チームを変り、慣れない体制での調整で“不安”もあるでしょう。
熊本のチームに所属し、本体とも上手くコミュニケーションが取れないもどかしさ等、そういった環境での活動が17歳のライダーの成長にどう影響するのか。
今後、チームとしてもサポート・フォローしていく必要がありますね。
~以下、梶山采千夏コメント~
今回のレースについてですが、前日に転けてしまったこともあり、体が無意識に強ばってしまい予選では上手く走ることができませんでした。
タイヤも変わっていてそれに対応することが出来ずまともに走れていない状況でした。
予選結果は総合10位クラス6位でした。決勝レース本番ではスタートに失敗し、そこで色々吹っ切れて皆についていくような形で走り、1周に2.3台を抜くペースで走った結果、総合6位、クラス3位まで上がることができました。
今回のレースで学べたことは、まだまだこのバイクを扱えていないので、これから知って慣れていく必要があり、そうする事で、筑波の攻略の仕方も変わってくるかなと思ったので、まずはそこからか仕切り直しです!
現状での弱点は前からの課題もありますので、1つ1つ集中して練習・改善させていきたいです。まだマシンやマフラーについては、バイクのことを分かっていない部分もあり的確なことは言えないですが、今後じっくりと理解して自分の物にして行きたいと思います。
次戦、4月の鈴鹿サンデーレースとなります。応援、宜しくお願い致します!
4月からいよいよ!となるはずでしたが、コロナウイルスの感染リスク次第で、更に影響が出てくるのか?収束していくのか?次第で大きく判断が変わってきます。
皆様も十分な注意をされますようお願い致します。
次回は、3月25日、26日鈴鹿テストJSBクラスの模様をレポート致します。
記:レーシング部
GOSHI Racing 2020年活動計画
新年、明けましておめでとうございます。
旧年中は、GOSHI Racingの活動へご理解とご協力、ご賛同頂いた関係各所の皆様、大変お世話になりありがとうございました。
2020年、オンロードでは新たな挑戦として、「鈴鹿8時間耐久レース」に挑戦致します。
これは、昨年4月に発表している通りですが、その具体的な取組みとして、クルーには、GOSHIの社員から選抜し、4月のトライアウトから挑戦するというもの。これは、難易度の高い耐久世界選手権に挑む事で、“挑戦するマインド造り”、“諦めずに挑戦する人材育成”に大きく貢献、精神的成長を狙った育成の場で、”GOSHI人“の育成に取り組んで行きます。
勿論、マフラー開発とその性能・耐久性の確認も同時進行にて進めて行きます。
そして、オフロードは全日本モトクロス選手権 IA2クラスに継続参戦します。
2019年はランキング5位で終わりました。今シーズンは更に上を目指し、マフラーも進化させるべく、現在新しいGOSHIオリジナルマフラー『54R!』を開発中です。
またCBR450R用のマフラーも開発スタートとなります。こちらは、じっくりと時間を掛け、取組んで行きます。
そしてもう一つ、お知らせがあります。
昨年、卒業した片山千彩都選手の代りに新しいライダーをGOSHI Racingに迎え、CBR250RRマシン + 54R!マフラーでJP250クラスに参戦致します。
この取り組みは、既に終了していた「CBR250RRのマフラー開発を再開する。」というもの。
2019年のMFJcup最終戦に急きょ試作投入したエキパイの性能評価が思いのほか良く、これで終わらせるのも勿体ないという事で、開発再開のきっかけとなり、その開発の評価を目的にしたものです。
社内チームは、鈴鹿8耐という大きなテーマがあり、その他のレースには、人が回せない現実もあり、昨年同様の活動体制となります。
肝心な新ライダーですが、昨年 CBR250RRカップに参戦。
グランドチャンピオンシップで2位表彰台を勝ち取った56 Racing #56 梶山 采千夏(かじやま さちか)選手 17歳。
彼女は、関東を中心に活躍し、2019年に56 Racingを卒業となり、新たな活動の場を探していたところ、お互いの想いが重なり契約となりました。
活動の場が関東となり、九州からは少し遠くなってしまいますが、鈴鹿同様の激戦区となることから、マフラーの開発評価を行うには、打ってつけのエリアと考えています。
“梶山 采千夏(かじやま さちか)コメント“
あけまして、おめでとうございます。
そして、はじめまして。この度GOSHI Racingの一員となりました梶山采千夏です。
私の特徴はよく笑うことです。レース中に抜かれる時も何故か笑ってしまいます。目が小さいので開けていたいのですが、すぐに笑ってしまうため印象が地味です。
本性は目立ちたがり屋なので、美しい走りで魅了し目立ちたいと思っています。
みなさんの期待に応えれるよう精一杯頑張ります。
どうぞよろしくお願い致します。
2020年、GOSHI人の育成と、開発とレース活動の両立を大きなテーマとし、成果を出して行きたいと考えています。
応援してくださる皆様、関係各所、そして、サポート頂いています各社様、2020年も宜しくお願い致します。
HondaからJMX2019シーズン総集編が発信!
2019年12月24日(火)
Hondaより全日本モトクロス選手権(JMX)2019シーズン総集編が発信されました。
GOSHI Racingでは、昨年に引き続き今年もGOSHI製オリジナルマフラー「54R!」の開発を行いながら、全日本モトクロス選手権 全戦に参戦して参りました。
開発2年目に入りチームの成熟、マフラー開発1年目に得たノウハウを活かしながらシーズンを通して活動してきた結果、IA2クラスで『年間ランキング5位』とHonda勢でトップの成績を収めることが出来ました。
来シーズンも、レース活動で得た技術や知識を活かしながら、マフラー開発を行って参ります。
今後とも皆様の応援をよろしくお願い致します。
Hondaから発信されているシーズン総集編は下記よりご覧下さい。
【IA2 2019JMX 総集編】
開発記録映像『 Road of SUZUKA 8 hours 』NGK杯 鈴鹿サンデーロードレース公開!
GOSHIは『世界最強の二輪排気/車体メーカー』を目指し、マフラー開発を行っています。
2019年、ロードレースではST600クラスからJSB1000クラスにステップアップ!
GOSHI製オリジナルマフラーを装着し、鈴鹿サンデーロードレース、九州ロードレース選手権を主戦場に全日本ロードレース選手権にもスポット参戦しています。
レース活動を通して得たノウハウを開発にフィードバックしながら、2020年の『鈴鹿8時間耐久レース』出場を目指し、マシン・マフラーの開発を進めています。
今回公開するのは、その『Road of SUZUKA 8 hours』の第3弾。
11月30日、12月1日に開催されたNGK杯鈴鹿サンデーロードレース(鈴鹿サーキット)での記録映像となります。
是非ご覧下さい。
【第1弾】九州ロードレース選手権 シリーズ第2戦はこちら
【第2弾】 全日本ロードレース選手権 シリーズ第7戦はこちら
【ロードレース】鈴鹿サンデーロードレース 第5戦
~ 鈴鹿サンデーロードレース選手権 NGK杯 12月1日(日)晴れ 最終戦 ~
2019年も12月。今シーズン最後のレースです。
時間が経ってしまい、遅いレポートとなります事、申し訳ありません。
既に全ての展開について、ご存知の事と思いますが、 先ずは結果から。
◆JP250 #54 片山千彩都:予選総合2位、決勝総合2位、NATクラス優勝
◆JSB1000 INT #37 黒木玲徳 :予選1位、 決勝 2位
#56 田尻悠人 :予選12位、 決勝 6位
JP250:CBR250RRマフラー開発
前回投入したエキパイとマフラーはそのままに、ECUのセットアップで、マシンを決め、決勝に挑みました。
今回は、最後とあって、JP250クラスにST600のライダーが出場する等、片山の最後のレースにいろいろと“花”が添えられているようでした。
予選は順当にトップグリッド、でしたが、やはり上位クラスのライダーとのバトルとなり、観る者にとっては、ハラハラドキドキの展開となり最終戦も面白い展開となりました。
結果は、相手の作戦勝ち、一枚も二枚も上手でした。
やっとMFJcup最終戦で、覚醒したマフラーでしたが、小排気量車の利点/盲点を上手く利用したレース展開は流石!と言うしかありませんね。
どうしても引き離すことが出来ない展開は、250㏄のレースの醍醐味ですが、まだまだマフラーの完成度も足りないと感じた最終戦でした。
JSB1000:CBR1000RRマフラー開発
こちらも前回、前々回で使用した、新ルーバーを使用し、挑みました。車検では、103~104dBくらいですが、音質は変化無く、これまでの仕様の方が切れのあるサウンドに感じていて、更にアイデアを出し、改良する予定です。(何かが足りない・・・)
レースの方は、これまでの経験値が何処まで発揮、通用するのかが、勝敗を分けることになる!しかし、田尻が前日の走行で、まさかの転倒!
マシンは復旧出来たものの、ライダーの身体の具合が復帰出来ずに決勝を迎えました。
以下、本人たちのコメントです。
~ MFJカップ JP250 NATクラス #54片山 千彩都 ~
NGK杯
先日行われた、鈴鹿サンデーロードレース最終戦、NGK杯に参戦してきました!“全戦全勝”を賭けて挑んだ最終戦。
私がGOSHI Racingのライダーとして走る最後のレース😭
そんな最終戦は、予選 1位 決勝 2位で終えました。
負けてしまいました。けれど、これはただ単に負けたのでは無く、私にとって必要な勝負であり“負け”でした。本当に本当に楽しくて、8周の決勝が一瞬でした。
ストレートやブレーキングで抜いても、直ぐに抜き返されるライダーを相手に自分の最善を尽くしました。しかし、最終ラップ 最終シケインのブレーキングで、
今までに体験したことの無いサイドスリップの引き込まれ方に驚き、またブレーキングのコントロール力に魅了されて、気付けば後ろでゴールしていました。笑
「負けてよかった。」 と心から言えます。
私はこの結果に後悔はひとつもありません。
なぜならば、私は今年1年の成績にかなり満足していた気がします。けれど、上には上がいて、目指す場所に頂点はないことに、お陰で気付くことが出来ました。
どんなレースよりも学び、そして清く終えることが出来たと感じています。
またNGK杯には、良い思い出がなく、3年前は決勝一周目に転倒。2年前は予選計測一周目に転倒、予選落ち。
ですが、今年は違いました。
予選は誰かに引っ張ってもらわないとタイムを出せないって思っていた自分も、スリップストリームを使わないとタイムは出ないって思っていた自分も、今年は居ませんでした。
様々な経験をさせて頂いたおかげで、自分に自信が持つ事が出来、何より自分を信じる事ができるようになりました。
素晴らしい経験と環境に感謝です。
本当にありがとうございました。
私は来年4月より、社会人になります。これまでとは異なる新生活に対して楽しみも不安も多くありますが、私には叶えたい夢がひとつあります。
それは、私自身が夢や憧れを人から貰ったように、いつかは私が夢や憧れを届ける人になりたいというものです。これまで、レース活動や学校生活、人との関わりの中で学んだ事を十分に活かし、怠惰な心を持たず、夢への思いを強く持ち励んでいきたい。そう思っています。
これまで支えて下さった多くの方々への感謝の気持ちを忘れずに、様々なことにチャレンジしていつまでも成長し続ける大人になれるよう頑張ります。
今まで、沢山のご支援・ご声援をありがとうございました。どうかこれからも変わらずによろしくお願いします!
~ JSB1000クラス #37 黒木 玲徳 コメント ~
今シーズン最後のレースということで、レースに向けてしっかり調整をし、万全の状態で挑みました。
フリー走行ではトラブル等があり、走行時間が少なくなってしまい、あまりテストをする事ができませんでしたが、なんとか予選ではポールポジションをとることが出来ました。
決勝は終始、混戦となりましたが2位でチェッカーを受ける事が出来ました。
この1年間は本当にたくさんの事を学ぶ事ができ、とても良いシーズンになったと思います。
この経験を活かし、来シーズンに向けてしっかり準備していきたいと思います。応援ありがとうございました!
~ JSB1000クラス #56 田尻 悠人 コメント ~
このレースは今シーズンの締めくくりとなるレースで優勝、最低でも表彰台の目標を持って臨みました。結果的には6位となり不甲斐ないレースとなってしまいました。
全日本ロードの流れからいいリズムで走りきりたかったのですが、金曜日に自分のミスで転倒してしまい、流れを崩してしまいました。
マシンはメカニックの懸命な作業で完璧な状態までしてくれましたが、それに応えることが出来ず、自分の実力不足を改めて痛感しました。
今シーズンのレースは終わってしまいましたが、今回のウィークをしっかりと検証して、来シーズンのレースに繋げられるように準備したいと思います。
最後に、今シーズンもGOSHI Racingへのサポートをして頂いたスポンサー様ありがとうございました。
以上
このレポートをもって、片山千彩都は卒業となります。
GOSHIのレーシングスーツをこれからはリクルートスーツに替え、社会人として、新たな世界へと進みます。引き続き、彼女の応援を宜しくお願い致します。
既に、来シーズンに向け、動きだしているGOSHI Racingですが、大きな目標、大きな壁である“鈴鹿8時間耐久レース”への挑戦は、様々な想いから始まります。
これだけでもかなりのボリューム感を体感しているのですが、CBR250RRのマシンと、中途半端に良くなったマフラーが残された状態となっています。
乗り手の居なくなったマシンほど、寂しいものはありません。早く、次の乗り手を見つけ、またイキイキとした走りで歓声を浴びさせてあげたいです。
それはまた次のお話で・・・。
2019年、多くの応援とサポートを感謝致します。スポンサー様無くしては、レース活動
も満足いく結果とはならなかったと深く感じ、感謝致します。
来年は、更に厳しい状況となる事は、間違いありません。8耐トライアウトへの挑戦。そこをクリアしない限り、未来はありません。
先ずは、しっかりと準備を整え、不足の無いよう、メンバー全員で取り組んで行きます。まだまだ弱輩チームですが、今後も応援宜しくお願い致します。
記 レーシング部
【ロードレース】全日本ロードレース選手権 第8戦レポート
~ 2019 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦 第51回 MFJグランプリ スーパーバイクレースin鈴鹿 11月2日、3日 ~
2019年の最後となる全日本ロードレース選手権 第8戦 最終戦 鈴鹿ラウンド。
ウィークで天候に恵まれ、秋晴れの鈴鹿サーキット。季節的には、ゆったりとした、そして気持ちの落ち着くこの時期ですが、鈴鹿はそうは行きません!
木曜日から鈴鹿入り、TRY&ERRORを繰り返し、セット出し!そしてまた走る!そして迎えた予選の日、エントラントの最終戦に込める想いと既にチャンピオンが決定しているカテゴリーでは、この鈴鹿を勝って終わりたい気持ちでピリピリムードとなりました!
先ずは結果から。
◆JP250 #54 片山千彩都:総合優勝、NATクラス優勝
◆JSB1000 #37 黒木玲徳 :ヒート1 リタイヤ、ヒート2 24位
#56 田尻悠人 :ヒート1 23位 、ヒート2 23位
今回、特別仕様のマフラーを用意しました。開発を終わっていたCBR250RRでしたが、なんとか「片山を鈴鹿で勝たせる!」そんな強い思いから製作しましたが時間が無い中での試作から即実戦というスケジュールでした。
実際我々も、試す事の出来ないマフラーを即実戦投入する様な無謀な行為を実行した事は、開発のセオリーとしてあり得ない行為でした。
しかし、今回は大博打!開発メンバーも「これでレースに負けたら、千彩都ちゃんを泣かせることになる!本当にいいのか!?」等、半信半疑。
しかし何も行動しなかったら変化の無い結果が待つだけ。「同じではダメ!ほんの少しでもいいから、パワーが欲しい!」これまでの経験値と蓄積したデータを基に作ったマフラーは目論み以上の性能に驚きもありましたが、バトルを観ていると、マフラー特性上で優位性に課題がありますのでもう少し分析必要ですね。
気になる音量もこれまでの仕様より2dBほど大きくなりましたが、車検はクリア。無事グリッドに並べる事が出来ました。
そして、マシン性能差を埋め、ライダーの技量とのマッチングも良くなり、少し余裕が出来た片山は、予選では性能差を試しながら走ります。
これまで、筑波、岡山、オートポリスと参戦してきましたが決勝では、思うようなレース展開とはならず、悔しい結果に終わっていたMFJカップ、しかしここ鈴鹿で結果を残せたことは、本人にも、そしてGOSHIにも勇気と自信と希望を感じさせてくれたに違いありません!
こちらも新型マフラーの投入です。
これまでの仕様からフィン形状を変更、音量低減を目論んだ仕様で、機器での計測データでは約1dB程効果を確認。しかし実際にマシンに取付けた音量には大きな差はないものの、高い周波数域の低減効果を確認しています。
出力的にも全域で上振れ傾向で、音量/音質そして出力への影響もあるようですが、まだ課題は沢山あります。今後はこれを基に更に改良を加え煮詰めていきます。
レースは、これまでのタイムを2秒以上縮める検討、季節的にも全体のタイムが上がってくる傾向もあり、予選順位にはこれまでと大きな変化はありませんでした。
が、ここへ来て2秒以上のタイム更新は、ライダーとして1歩前進となり、経験値を重ね自信に繋がって行くと思います。今は焦らずじっくりと成熟を待ちたいと思います。
以下、本人のコメントです。
~ MFJカップ JP250 NATクラス #54片山 千彩都 ~
MFJ cup 最終戦に参戦してきました!
今回は、1年間の集大成として様々な思いを持って参戦した大事な一戦でした。合志技研工業様にもわがままな要望に応じて頂き、そのお陰でかなり完璧なマシンに仕上げる事ができ、“予選 3番手 決勝 1位” という想像以上の結果で終えることが出来ました!!
今までは、低中速スピードが他車に比べるとパワー負けしていたところも、新しいマフラーの導入により改善されたことが、今回の勝因となった事は間違いありません。
レースウィーク初日からかなり好感触で走行することが出来て、タイヤを温存し自分の実力を試すために、予選は単独でタイムアタックをしました。
その結果、自己ベストを1秒更新して3番手グリッドを獲得出来ました!
決勝レースは、1周目に前車が転倒した事でトップ2台と離れてしまいましたが、4周目には追い付き、トップ争いに加わりました。
どんなレース展開になろうとも、“最終ラップ・最終シケインの進入が勝負になる”と予想していました。そして案の定かなり熾烈な突っ込み勝負となってしまいましたが、願っても見なかったトップでチェッカーを受けることが出来ました。
今年は鈴鹿サンデーロードレースを全勝、そしてチャンピオンを獲得出来た事。“勝つ事”に拘り挑んだ鈴鹿サーキットでの最終戦だったので、合志技研工業様、GOSHI Racing の皆様を始め、多くのスポンサー様のサポートの元で叶える事が出来た“総合優勝”は大きな成果と感じています。
本当に沢山の応援をありがとうございました!
~ JSB1000クラス #37黒木 玲徳 コメント ~
今回の鈴鹿大会は、レースウィークに入ってから毎走行で自己ベストタイムを更新し、とても良い感触を得ることが出来ていましたが、目標であるポイント獲得には届きませんでした。
しかし、最終的にライダー、メカニック、チームと今まで以上にそれぞれ得た物はたくさんあったレースウィークになったと思います。
この経験を活かし、今シーズン残り1戦と来年に向けて、しっかり取り組んでいきたいと思います。応援ありがとうございました!
~ JSB1000クラス #56田尻 悠人 コメント ~
今回のウィークは元々調子のいいエンジンに加え、新たに投入したマフラーがうまくマッチして直線でもタイムを稼げる状況でした。
自身のベストタイムも大幅に更新し決勝レースに臨みましたが、目標としていたポイント獲得とはなりませんでした。
厳しいレースが続いた全日本ロード後半戦への参戦でしたが、多くのことを学ぶことができました。
この経験を今後のライディングやマフラー開発に活かしていきたいと思います。
今回のレースもスポンサーの企業様始め、応援して下さっている皆様、現地でお声かけ頂いた皆様ありがとうございました。
さぁこれで終わりでありません。12月1日開催の“NGK杯 サンデーロードレース最終戦”に参戦します。ここまでが今シーズンのレース活動となります。
勿論、JP250とJSB1000クラスへのエントリーです。またその後、来シーズンの取組みがご報告出来ればと考えてますが、詳細なスケジュールやレギュレーションがまだ発表されていないこともあり、大枠な計画になるかもしれませんがご了承頂きたいと思います。
先ずは、2019年最後のレースの応援を宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【モトクロス】全日本MX選手権 第8戦 SUGOU大会レポート
この度の台風19号や大雨により予想・想像を超える被害に合われた地域の皆様には、ご苦労も多いでしょうが、一日も早く平穏な生活が戻りますよう、心からお祈り致します。
レースウィークに入り、心配された天候もなんとか回復し、ベストとは言えないまでも、それに近いコンディションとなりました。今シーズンのマフラーは、7月を目途に一定の値まで性能を出すことが出来ました。その後、新ボディと音量低減の開発に取り組んでいるのですが、まだトンネルの中です。
引き続き、開発を進めて行きますが、モデルの仕様変更に伴い、開発の方向性にも影響が出て来ますので、年単位での検討が必要です。今後は450の開発も検討していますので、倍のパワーが必要となります!
今回のレース結果は、ヒート1:12位、ヒート2:18位。
結果としては、前戦の表彰台を考えると期待通りとは行かなかったことは明白。しかし、コースに対する得意/不得意もあり、それはライダーもマシンも同じで、そういった課題を解決出来れば、結果も着いてくるはず。
しっかりと解析し、改善策を検討していく!しかないですね!!
以下、本人のコメントです。
~ IA2 #954 石浦 諒 コメント ~
まずは、応援して下さった方々、スポンサー様、ありがとうございました。
前回の九州大会から今回の東北大会まで約2週間、事前テストも2日間という短時間でのセット出し、またスポーツランドSUGOのコースレイアウトが3分の1ほど変更された状況での事前テストは、更に時間を要するものでした。
その事前テストでは、土曜日は大雨、日曜日は土曜日の大雨でコース状況が悪く、ショートカットコースとなる等の悪条件の中でしたが、今回“SUGO仕様”として準備していたセッティングを試す事が出来ました。
これは、事前テストからメカニックを2人体制で準備する事が出来た結果だったと感謝しています。
前回のHSR九州のコースとは違って、SUGOのコースはアップダウンが激しく、タイトなコーナーには轍(走行レール)が出来る為、低中速が最も重要となるのですが事前テストの2日間でやり切り、自信あるマシンに仕上げる事が出来、最終戦に向けて、不安なく挑むことができました。(54Rマフラーは九州大会と同じ仕様)
予選当日は前日の大雨でコース状況が悪く、ショートカットコースになり、厳しい走行になりました。予選前の朝の公式練習では4番手タイムでフィーリングとしては悪くありません。
予選ではコース状況は回復したもののタイヤの選択に悩まされました。スタート重視で、一番ソフトなタイヤを選択していたのですが、予想以上にスタートグリッドの路面が良くなっており、スタート時のエンジン回転数を誤り失敗!しかし3周目には5位まで挽回、その後は前を狙っての追い上げましたが、そのまま5位でフィニッシュとなりました。今回もスタートが課題です。
決勝当日、コースはショートカット無しのフルコースとなり、コースコンディションも良くなっていました。公式練習でのタイムは3番手とフィーリングとしても悪くないので、スタートさえ上手く決まれば、トップと戦えます。
決勝ヒート1、スタート決まらずオープニングラップは12位、その後13位に後退してしまいましたが、ラスト3周で8位まで順位を上げました。しかし、ラスト2周で転倒してしまい、最終的には12位でフィニッシュとなりました。
決勝ヒート2でもスタートが決まらず、大きく出遅れてしまい、オープニングラップは16位。4周目に前のライダーを抜こうとした際に接触してしまい、転倒、23位まで後退しました。
その際に右手の親指を痛めてしまい、アクセルワークが困難でしたが、最後まで諦めず走り切ることが出来、最終的には18位でフィニッシュとなりました。今回のフィーリングも悪くなかったので、トップ争いするつもりでしたが、実力不足でした。
しかし、シリーズランキングとしては5位という結果で、ホンダユーザーとしてはトップ。また社内目標であった“トップ10”入りも達成!次に繋がる実績となり、自信が湧いてきました。
そして、54Rマフラーの性能も十分に証明できたのではないかと思います。開発の2年間で得たノウハウを活かし、次のモデルのマフラーを改良し、来シーズンに向けてライダーとしてもスキルアップして挑みたいと思います。
今年、1年間GOSHI Racingを応援して下さった方々、スポンサー様、ありがとうございました。
引き続き応援よろしくお願い致します!
2019年シリーズ終了しました。1年間「あっ!?」という間でしたが、目標としていた“トップ10入り”も果たし、来年の目標もリファインとなります。これもサポート頂いていますスポンサー様のお陰と、感謝致します。また、石浦ファンの皆様、GOSHIファンの皆様、1年間本当にありがとうございました。
来シーズンも引き続き、応援を宜しくお願い致します。
記:レーシング部
開発記録映像『 Road of SUZUKA 8 hours 』第2弾 全日本ロードレース選手権第7戦 公開!
GOSHIは『世界最強の二輪排気/車体メーカー』を目指し、マフラー開発を行っています。
2019年、ロードレースではST600クラスからJSB1000クラスにステップアップ!
GOSHI製オリジナルマフラーを装着し、鈴鹿サンデーロードレース、九州ロードレース選手権を主戦場に全日本ロードレース選手権にもスポット参戦しています。
レース活動を通して得たノウハウを開発にフィードバックしながら、2020年の『鈴鹿8時間耐久レース』出場を目指し、マシン・マフラーの開発を進めています。
今回公開するのは、その 『 Road of SUZUKA 8 hours 』の第2弾。
10月5・6日に開催された全日本ロードレース選手権第7戦(オートポリス)での記録映像となります。
是非ご覧下さい。
開発記録映像 『 Road of SUZUKA 8 hours 』第1弾はこちら
【モトクロス】全日本モトクロス選手権 第7戦レポート
~ 2019 全日本モトクロス選手権 第7戦 HSR九州 10月12日、13日 ~
この度の台風19号による被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
九州は、台風の上陸から逃れる事が出来ましたが、土曜日は強風の影響などもあり、今回の台風の規模がどれだけ大きいものなのかを理解し、怖さも感じました。
そんな週末でしたが、全日本モトクロス選手権 HSR九州大会が無事に開催されました。
地元での大会に、社内でも盛り上がりを見せ、前売りチケット150枚が完売!その期待度が伺えます。
そんな地元のプレッシャーを受け、挑んだ第7戦!結果は以下の通りです。
IA2 ヒート1:7位
IA2 ヒート2:3位 表彰台
また今回、スポットサポートとして、昨年のレディースクラスのチャンピオンである畑尾 樹璃選手がGOSHI Racingから参戦し、会場を大いに沸かせていました。
拠点をヨーロッパに移し挑戦して来た彼女、日本に戻り久々の全日本のレースでしたが、マシン、チーム体制、その全てが即席。ディフェンディングチャンピオンとして意地のレース展開となりました。
結果は、以下の通りです。
LMX 予選:4位
LMX 決勝:7位
以下、#954 石浦 諒のコメントです。
~IA2クラス #954 石浦 諒 コメント~
まずは、応援して下さった方々、スポンサー様、ありがとうございました。今回、地元での開催ということもありマシンのセッティングを入念に煮詰め、妥協せず挑んできました。
多少コース変更があり、コースの攻略が難しい所がありましたが、仕上がりは上々で、予選は3番手でスタートし、1周目に上手くパスできたことで、オープニングラップは1位通過。
しかしクラッチに問題があり、その後ペースが上がらず、2位に後退してしまい抜き返すことが出来ずにそのままゴール。マシンとライダーのフィーリングは悪くない為、コース状況の悪化にどう対応していくか?!今後の課題ですね!
決勝ヒート1では地元というプレッシャーで力みすぎたようで、スタート失敗。3速に上げるタイミングをミス。大きく出遅れてしまい20番手まで後退しましたが、1周目に6台抜いてオープニングラップは14番手で通過。中盤、7位まで追い上げたものの、結果を求め過ぎ、焦りも出て転倒してしまい10位まで後退。
その後、最後までプッシュし続け、7位でゴール。スタートで、前に出る事が出来ればトップ集団と戦えるので、ヒート2ではリラックスし、スタートに集中する事が課題となりました。
決勝ヒート2では、課題のスタートを上手く決め、3番手でスタート。1周目に1台抜き、オープニングラップは2番手で通過。その後なかなかペースを上げる事が出来ず、4位まで後退してしまいましたが、最後まで諦めずチャンスを願い全力で走り攻めていたら、本当にチャンスがきて、フィニッシュ目前で抜き返し、3位でフィニッシュとなりました。
“最後まで諦めない!”気持ちを持つという事の大切さを再認識しました。しかし何より地元での表彰台に再び乗れた事にホッとしました。
沢山の応援と、サポート、本当にありがとうございました。次戦に向けて最終調整し、最後までプッシュしていきたいと思います。
引き続き応援よろしくお願い致します。
さぁ!いよいよ2019年最終戦 SUGOラウンドです。今シーズン初めから、マフラー開発は目標としていたデータをクリア。いつでも表彰台を狙って行けると確信し活動してきました。しかしそう上手くは行かないです!そんな状況で、今シーズン2度目の表彰台獲得!それも地元で。これ以上の感動はありません。
我々が目標として上げている1つに「勝つマインド!諦めないマインド!を造り、GOSHI人の創出に繋げる。」 今回、石浦が実行してくれました。
これを全社、全職場で広げて行き、色々な場面での“GOSHI人”の活躍に期待したい!!
2019年最終戦 SUGO大会は、10月26日、27日開催です。
GOSHI Racingの応援、宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【ロードレース】全日本ロードレース選手権 第7戦レポート
~ 2019 全日本ロードレース選手権 第7戦 オートポリス戦 10月4日、5日 ~
台風の影響も心配された週末、全日本ロードレース選手権シリーズ オートポリス戦。
終わってみれば、オートポリス名物の霧の影響も無く、終始快晴のレース日和となりました。
今回の全日本ロードは、JSBが2ヒート開催、またクラスによっては、チャンピオンも決まる可能性もあり、見どころ満載の全日本ロードレース選手権!
そして様々なドラマがあった様です!
まず、JP250クラスは、#54片山 千彩都が参戦。鈴鹿サンデーJP250クラスの総合チャンピオンとして、このオートポリス戦MFJカップに挑みました。
マシンの仕上りも良く、新たに導入したマフラーは、鈴鹿サンデーチャンピオンをイメージしたゴールドテールキャップに仕様変更。
そして、JSB1000クラスは、前戦の岡山戦で、見事ポイント獲得した#56田尻悠人、#37黒木玲徳の2名が参戦。
地元開催とあって気合が入る3名のライダー!だったのですが、各クラスでGOSHIのライダーを不運が襲う結果となりました。
以下、それぞれのライダーのコメントです。
~MFJカップ JP250クラス #54片山 千彩都 コメント~
MFJカップ オートポリスラウンドに参戦しました。
金曜日に2枠のスポーツ走行を行い、土曜日に予選、そして決勝というタイムスケジュールのレースウィークでした。
オートポリスはストレート区間が長く、マシン性能の差がかなり顕著に現れるコースである事を金曜日に改めて実感しました。
なので、スプロケットを超ショートに設定するなど、出来る限りの対策を打って予選に望みました。結果、目標であった2分8秒台にタイムを更新することが出来、決勝グリッドは総合2番手を獲得する事が出来ました。
そして決勝は、スタートからかなりの混戦となり6台で先頭集団を形成していましたが、7周目から車体の不調が現れて、私は先頭集団から遅れてしまいました。
結果、総合6位、国内2位と終わりました。
かなり良い感触で走れていただけに、残念な結果に終わってしまいましたが、最終戦鈴鹿に向け、改善点を含め更なる向上に向けて重要な1戦となりました。
応援して頂いている多くの皆様の為にも、最高の結果で最終戦を締めくくれるように、これから少しずつ準備をしたいと思います。
今回も沢山のご声援ありがとうございました!
~JSB1000クラス #56 田尻 悠人 コメント~
オートポリスラウンドは地元開催のレースで多くの方が応援に来てくださいました。まずは、応援・お声かけ下さった皆様に感謝致します。
そんな中でのレースだっただけに、目標だったポイント獲得が出来ず申し訳ないです。
今回は土曜・日曜と2レースの開催でタフなウィークでしたが、チームスタッフの努力のおかげでトラブルなく完走することが出来ました。
結果で応えたかったけれど実力不足でした。
次戦は最終戦の鈴鹿大会で、更に厳しいレースになると思いますが、GOSHI Racingのレース活動に関わるスポンサー様や応援して下さっている皆様の為にも、いい形で終えられるよう準備をして臨みたいと思います!
~JSB1000クラス #37 黒木 玲徳 コメント~
今回のオートポリス大会は地元ということもあり、走り慣れているコースなので、ポイント獲得を目標に挑みましたが、race1が24位、race2がマシントラブルによりリタイアと、ポイントを獲得する事が出来ませんでした。
しかし、race2ではセッティングと走り方を変えてrace1よりもアベレージタイムが1秒以上上がり、良い感触とデータを得ることが出来ました。
アドバイス等もたくさん頂き、学ぶ事はたくさんあったので、次の鈴鹿大会では少しでも良い結果を残せるように取り組んでいきたいと思います。
たくさんの応援ありがとうございました!
地元開催で気合も入った3名のライダーでしたが、そう簡単には目標にたどり着けない現実を知った今回のレースでした。
次戦、全日本ロードレース選手権は、“最終戦 鈴鹿”!(11月2日、3日開催)
CBR1000RR・250RRそれぞれのマフラーも新型(改良版)の投入を予定しています。
是非、現地で,“54R!サウンド”を聴き比べてみて下さい!
そして、ライダーへの熱い声援と、引き続きGOSHI Racingの応援を宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【ロードレース】鈴鹿サンデーロードレース 第4戦
9月22日(日) 鈴鹿サーキットで開催されたサンデーロードレースに、GOSHI Racingの片山千彩都が、JP250 NATクラスへ参戦。
これまで行われた3戦では、全て優勝という偉業とも言うべき成果を上げて、迎える第4戦。これに勝てば、最終戦を待たずチャンピオンが決まる1戦となることから、これまで以上に気合と緊張の入り混じる戦いとなりました。
ポールポジションを獲得して挑んだ決勝。結果は見事優勝で、ポールtoウィン達成!
予選ではただ一人58秒台をマーク。しかし他のチームもそれを阻止するべく挑んできていた事は間違いないレースだった。
その証拠に決勝レースでは、これまでにない攻防が前半続きラスト3周で、バックマーカーを上手くかわした片山がわずかに一歩リード、その少ないマージンをテクニックで維持した片山が、そのままチェッカーとなった!これで”総合優勝“、”クラス優勝“と”シリーズチャンピオン“の3つのタイトルを獲得した。
~以下、#54 片山 千彩都のコメント~
22日 日曜日に行われた鈴鹿サンデーロードレース第4戦に参戦しました。台風の接近に伴い、不安定な天候に悩まされた1日となりました。
予選はレコードタイムの更新を目標に単独でアタックをし、ポールポジションは獲得できたものの0.2秒レコードタイムには及ばずに終えました。
そして決勝レースでは、単独でぶっちぎり優勝!の展開を目標にスタートしましたが、4.5台でかなりの接近戦となりました。最初の3ラップで、他のマシンとのトップスピードの差を感じたものの、S字ではライバル達に負けていない事を確認出来たので、残り7周はストレートでパスされてしまった場合も、S字区間では必ず先頭を走るように意識して走りました。
最終ラップまでバトルをするレース展開ではなく、少しでも集団を抜け出せるような展開を作れるように全力で走ろうと決めました。
その結果、総合優勝で終えることができました。
最初はかなり焦りを感じてしまいましたが、前戦の岡山Rdの反省を活かして、冷静にレース展開を考えることが出来たと思います。
次戦は、MFJ cup オートポリスRdです。地元での久しぶりのレースなので、優勝目指して頑張ります。応援よろしくお願いします!
CBR250RR-54Rマフラーの開発は既に終了。しかし他のチームは、更に性能を上げている。その性能差をテクニックでカバーしている事は、レース展開を観ても明らか。次戦オートポリスをはじめ、鈴鹿フルコースまで全てが高回転域を多用する高速コースとなる。残り2戦で何が出来るのか?!
時間が無い現状から、進めて行く事になる。そして今後の動向が、戦況を大きく左右してくることは間違いない。
記:レーシング部
【モトクロス】全日本MX選手権 第6戦 近畿大会レポート
~ 2019 全日本モトクロス選手権 R-6 近畿大会 奈良 名阪スポーツランド ~
9月14、15日開催された全日本モトクロス選手権第6戦 近畿大会のレースレポート。
両日共に天候に恵まれた今回の名阪スポーツランド、今回の54R!-CRFマフラーは、大きな変更なく今回のコースに合せた仕様で挑みました。
予選A組3位、決勝ヒート1:6位、ヒート2:10位という結果となり、前回までのリザルトからすると安定度が上った感が観られる今回の名阪スポーツランドでした。
以下、#954 石浦 諒のコメント
今回応援して頂いた皆様、スポンサー様、ありがとうございました。
第5戦から今回の第6戦まで、約一カ月半のインターバルの中で、ライディングとマシンのセッティングを煮詰めて来ました。
今回の名阪スポーツランドは、昨年のコースレイアウトから大幅な変更が施され、スピードに乗せ辛いコースとなり、マシンセットに苦戦しました。
事前テストで納得できるマシンに仕上げる事が出来なかったため、テスト出来ていなかった仕様を思い切って、予選日の公式練習と予選でTRYする事に決め、エキパイ・燃調・リアスプロケットを大幅に変更し、理想のマシンに近づける事が出来ました。
予選はトップを走っていましたが、ペースが落ちてしまい、3位でゴール。
コースのライン取りをイメージ、何度も改善し決勝に向けて準備しました。
決勝ヒート1では6番手走行中、前のライダーのパスに苦戦し、中盤でパス出来たものの、ラスト3周で他のライダーにパスされてしまい、6位でゴール。
少しでも前を狙い、飛び越すことが出来ないステップアップジャンプを飛び続けた結果、フロントホイールは曲がり、手の平の皮が剥けてしまいました。
決勝ヒート2では、スタートは決まったものの、2周目の4番手走行中にコースアウトし、6位まで後退。
その後は、上手く自分のペースに戻す事が出来ず、徐々に後退してしまい、10位でゴール。
事前テストのフィーリングから正直、今回のレースはトップ10にも入れないと思っていました。
結果予選3位、決勝ヒート1/ 6位 ヒート2/ 10位 総合8位と何とか最低ラインの入賞することができ、大きな取りこぼしはせずに済みました。
ここから約1カ月のインターバルがあります。
次戦に向けてマシンの改良策がまだ残っているので、テストを行い、体力も強化していきます。
残り2戦、全力で戦いますので、引き続き応援よろしくお願い致します。
次戦、地元HSR九州での第7戦。負けられないラウンドです!表彰台目指し頑張ります。 応援宜しくお願い致します。
記:レーシング部
鈴鹿4時間耐久レース レポート
7月25日、26日、27日 三重県 鈴鹿市 鈴鹿サーキットで開催された鈴鹿4時間耐久ロードレースに参戦致しました。
7月25日(木)11:00 4耐特別走行1回目 14:45 4耐特別走行2回目 2回の走行枠に対し、積極的にTRYします。
それもそのはず、小椋に関しては、CBR600RRで鈴鹿を走るのは、初!アメリカでの武者修行から帰国後、24日に鈴鹿入りしてのTRYとなった。
この時点で、小椋のタイムは、2分27秒台がベスト。DRYのタイムとしては、良いとは言えない状況。同じく1本目の片山のタイムは、2分22秒台。
片山は、前回、7/15の4耐特スポのタイムが、2分19秒台がベストなので、まだ足回りのセットが上手く出ていない様子。
しかし、今回は2人のタイム差をいかに少なくするかがキモになる耐久レース。
ただタイムを縮めれば良いというものではない。どちらが乗っても同じタイムが出るマシン造りが重要なポイントとなる。
しかし、2人の意見は、合わせ込むどころか、どちらが妥協するのか!?という勢い。メカの原口もイラ立ちを隠せない。しかしそれで良いのです。
耐久レース、競技なのだから、勝つ為に出場しているのだから、各々が、そのために全力、全開で挑んでいる。今後8耐に挑戦しようという我々が、先ず、ブチ当たる壁なのかもしれない。
この日、遅くまで議論は続いた。
7月26日(金) 2日目、公式予選。
朝のフリー走行で、最後のマシン調整から、いよいよ予選。ここまで来るともう何もすることは無い。気休め以外。
小椋 華恋:2分22秒311/11位 片山 千彩都:2分19秒762/9位 予選総合:2分21秒036/6位 6番グリッド
7月27日(土)4時間耐久レース 決勝。
この日は、前日からの予報通り、台風です。夜にテントも下ろし、朝から再度立て直しブリーフィングを待ちます。7時30分、4耐緊急ブリーフィング。
予定通りの開催が発信され、そのままスタート進行開始です。半ば「もう無いな!」という気持ちもあった。この環境下で、大丈夫なのか?不安も感じたがライダーはやる気満々!!グリッド上には、風速どれくらいだろうか?10mはある?だろうか。時おりの突風で傘は完璧に持っていかれる。
ここで、時速240㎞出し、コーナーを曲がる!ん―。これは、途中で中止も有得るな。
そんなことはお構いなし!時間はどんどんスタートに近づく。
3分前の合図、グリッドから、第2ライダーとエアバック担当の2名を残し、ピットへ。 そして!
スタート!
ルマン式スタート!少し出遅れた片山だった。強風の中で、コーナー入口・直線・S字・切替し・コーナー出口・ストレート240㎞・各ポジションと速度域での風の影響を分析。
限界値を見極めながら、少しづつ、タイムを上げていく。6番手まで浮上!そして1時間経過した時点で、小椋へスイッチ。
ベストタイムでは、片山が上、しかし小椋も集中しているタイムも悪くない。よって順位も落ちるどころか、上がっている!雨の降り続く耐久レースはライダー達の集中力を奪っていくはず。
小椋も例外ではない。1時間走らせたタイヤも追い打ちを掛け、更に過酷な状況に、小椋のライダーとしてのプライドが見えた。「絶対に繋ぐんだ!」と。
2時間走り、チームとしては、残り2時間をどう戦わせるのか?タイヤ交換は?戻ったマシンのタイヤはもう何時間も持たない。決断は一瞬、全員一致で交換だった。
全作業時間の目標は、2分40秒!
前日夜のタイヤ交換の練習では、交換作業だけで3分!それに給油も入れれば約3分超えは間違いない。それは大きな差となる。
失敗は許されない。皆が集中した。無意識で作業に当たる。後輪は早い。はずだったが、本番ではクルーの息が合わない。それでも1分30秒程度。
問題は前輪、キャリパーを外さなければならない為、どうしても時間が掛かる。しかし、この日の前輪担当の息はバッチリだった。約2分30秒!作業完了!
直ぐに給油、約10秒!トータル2分41秒でマシンをコースへ戻した!
残り2時間を完璧に走らせる作戦。転倒してしまっては、元も子もない。ライダーの安心感を時間で買った形になるが、これで再度、走りに集中させることが出来るはず!
この時点で15位程度まで順位を落としていた。
3回ピットの作戦、ラスト1回!のみ!
新品のタイヤで、ドンドン前走者を追う片山、交換は正解だった。周回で2~4秒縮めている。順位も周回毎に上げていく。
交替30分後には、7番手へ!あと1時間でNATトップが見えてきた2時間40分過ぎ、雨足が増し、タイヤ交換無しのチームは、コース上の雨川に足を取られ、転倒車が出ている
そんな中、同じコーナーで2台連続で転倒車が出てしまい、赤旗中断。レースはそこで終了となった。
そして・・・
予測はしていました。このコンディションです。いつ何があってもおかしくないと。しかしここまで順調に走らせていただけに悔しさも募ります!!残念!総合6位、NAT4位という結果。
まぁ、この台風の中で、よく走りました。ライダー2人がその役割を理解し、ゴールに向けて、チームの為!相棒の為!そして自分の為!それぞれが1つの目標に向かいライダー、メカニック、ヘルパー、と明確な役割を、やるべきことを、しっかりとやって、この結果。悔しさもありますが、ここまでの道のりから出る言葉は、「よく頑張った!」と笑顔で言える内容でした。
確かに悔しいです!全ては環境に合せたストーリーを完璧に熟した結果、タイヤ交換をやり、この順位です。赤旗が出なければ・・・ ん~止めましょう!
その後、上位のチームにペナルティが出て、繰り上げ順位が発表され、総合5位、クラス3位という“おまけ”がつきました。おまけですが、とても重く嬉しいおまけです!
耐久レースの面白さ、大変さ、過酷さを体感し、悔しさと充実感が入り乱れた鈴鹿4時間耐久レースは、GOSHI Racingにとっても、契約ライダー2人にとっても、素晴らしい経験になったと思います。この価値ある経験を次回のステップで活かして行きたいと思います。
スポンサー頂いた各社様、応援頂いた熱狂的なファンの皆さん!全ての皆さん、ありがとうございました!!
記:レーシング部
【ロードレース】鈴鹿4時間耐久ロードレース 結果
7月26日(金)・27日(土)三重県・鈴鹿サーキットで行われた鈴鹿4時間耐久ロードレース(以下、鈴鹿4耐)にGOSHI Racingより「片山 千彩都」と、「小椋 華恋」が参戦致しました。
GOSHI Racingとして初めて出場した鈴鹿4耐。
ナショナルクラス優勝を目標に掲げレースに挑みました。
【レース結果】#54 GOSHI Racing (片山 千彩都 ・ 小椋 華恋)
26日 予選レース:総合6位
27日 決勝レース:総合5位(ナショナルクラス3位)
決勝レースは台風の影響もあり、完全ウェットで行われました。
レース後半に入りアクシデントで赤旗が振られ、各チームレース再開を待ちましたが、レース打ち切りと運営側が判断。
再開されれば更に上位を狙えただけにレース中断は、不完全燃焼となりましたがメカニック、ライダー共に貴重な経験をすることができました。
2020年の鈴鹿8耐参戦を目指し今後も取り組んで参ります。
応援してくださった皆様、スポンサーの皆様には心より御礼申し上げます。
レポートは後日発信する予定です。
【ロードレース】鈴鹿4時間耐久ロードレースについて
2019年7月25日(木)~28日(日)の4日間に三重県・鈴鹿サーキットで開催される『2018-2019 FIM世界耐久選手権 最終戦 “コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第42回大会』(以下、鈴鹿8耐)。
その鈴鹿8耐決勝の前日に行われる鈴鹿4時間耐久ロードレース(以下、鈴鹿4耐)に、GOSHI Racingから「片山 千紗都」と、関東の女性ライダー「小椋 華恋選手」がコンビを組み、GOSHIマシンで鈴鹿4耐へ参戦致します!
話題性のある2人の女性ライダーがコンビを組み、この夏を更に熱くしてくれること間違いなし!!
#54 GOSHI Racing(片山千紗都 小椋華恋)の応援よろしくお願いします!
【ロードレース】鈴鹿サンデーロードレース 第3戦レポート
~ 2019 鈴鹿サンデーロードレース R-3 曇り/雨 ~
7月13日、14日 鈴鹿サーキットで開催されました。
13日(土)曇り空。今にも降り出しそうな天気でしたが、特スポはドライ路面から入り、午後は雨となり、微妙なタイヤ選択に悩まされました。
この時点では、タイム計測は、それぞれで行っているので、他との比較が出来ません。が、仕上がりとしては、JP250の#54片山、JSB1000の#37黒木、#56田尻の3選手とも予想以上にまとまってきていました。
そんな手応えもある中、トラブルは起こるんです。先ずはCBR1000RRのデータロガー(実走行時のマシンの挙動が数値化され、記録する機能)のGPSが故障。
よって周回タイム記録が取れない!?まだロガー経験の浅い我々の知識では、どうすることも出来ず、その道のプロに頼るしかない!と言うことで、某レーシングチームのN様にお願いしまして、サーキットまで来て頂き、急遽の勉強会開催!やはり嫌というほどの経験から身に付いた知識は素晴らしい!この“勉強会“で我々も1歩・・いや2歩くらい前進しました。
これで、GPS無しでタイム計測が可能に!いや凄い!
土曜日の特スポも順調に終わり、明日の予選の準備。・・・・またトラブル発生!?
#37号車のオイル交換を行う為、ドレンボルトを外し、オイルを抜き、新しいオイルを補給する為、ドレンボルトを締め付け・・・締め付け・・・・・ヌルという感触!?
オイルパン側のネジ山がバカになってしまいました。
どうにか締まらないものか??無理です。交換しかありません。しかしオイルパンの予備は無い!
そんな時、困ったときの“某レーシングチームのN様”です。
「流石にノーマルのオイルパンは無いです。」との回答。しかし、ここからが鈴鹿地区の“真骨頂”です。あるんです!これが!
N様から更に繋がる連絡網!直ぐに折り返しの連絡が。サーキットから約3分の場所にこちらもN様なのですが、ノーマルから取り外したオイルパンの中古が“ゴロゴロある!”との事でした。
そちらを譲って頂き、ガスケットも譲って頂き、サーキットへと戻りました。その間、トラブル発生から約40分程度でしょうか。会社の設備トラブルの処置より早い!?
何事も無かったかのように、メンテを終了。日曜日の準備を終えました。
迎えた14日(日)8時からのJP250予選から始まります。
スタート雨、迷わずレインタイヤで走ります。結果は2位。先ずは順当な位置で、決勝を迎えます。
10時からJSB1000の予選。こちらは雨?からの晴れ!! 予選スタート直前に#56号車のタイヤ交換。#37号車は一度ピットを離れ、1周後に戻り、タイヤ交換。
結果、#37黒木9位、#56田尻1位ポールポジションとなりました。
午後から決勝、この時点では晴れ!JP250#54片山のレース。2番グリットから優勝を目指します。
レッドシグナル点灯、スタート!少し出遅れた片山でしたが、この日の片山は、落ち着いてました。一つ一つ順位を上げていきます。
そしてトップに立った後に雨です。各ポストでは、レッドクロス旗が振られます。その後もトップのまま周回を重ねていきます。残り3周2位を3秒近く離し、アドバンテージを作り、リスクを回避するためにラップタイムを落とし、後続との距離を確認しながら、落ち着いてラストラップ、そのままトップでチェッカーとなりました!
自身鈴鹿サンデー3戦3勝の偉業?記録?となったレースでした。
午後3時からのJSB1000 INT決勝。ウェット宣言でスタート進行、なのでもうディレイはありません。
スタート進行時、雨は降らず。しかしウェット宣言はそのまま。タイヤはレインを履きます。グリッドに着くも路面はどんどん乾いていきます。そしてそのままスタート。
オープニングラップをトップで通過、2周目に入ると、転倒者が出てしまい、ライダーが動かない!?レッドフラッグが振られ、レース中断。
全ライダーピットに戻ります。路面状況はその後も見る見るうちに回復していきます。すると他のチームが一斉にタイヤ交換します!?「いいの?」オフィシャルに確認、OKです。
しかし“直ぐに交換!”とは行きません。再スタートまでの時間が分りません。再スタートすると、ピット出口は30秒しかオープンになりません。もどかしい時間が過ぎます。
残り時間4分!と発表されました!間に合う!2台のタイヤ交換!メカ全員で掛かります!九州ロードの悪夢が蘇ります!出来る!備えてきた自身がある!全員がそう思い作業に専念します。
残り1分を残し、作業完了。悪夢を取り払いました!そしてグリッドへマシンを送り出します。
再グリッド整列からスタートやり直し、田尻は、順調にトップを走ります。黒木は、スタート失敗。出遅れてしまい、15,6番手まで後退。その後、ジリジリと挽回し、最後は9位フィニッシュとなりました。
田尻は、トップを一度も譲らず、その差を広げながらチェッカーとなりました。
<今回のマフラー>
~JP250~
CBR250RR用54Rマフラーは、前戦のつくばで使ったマフラーを今回も使用。
つくばでは、コースレイアウトの特性と片山も初コースとあって、良いのか?悪いのか?よく判らず仕舞い。
今回は、ホームコース?の鈴鹿とあって、前仕様のマフラーとの比較は可能、インプレッションとなりますが、タイム差でいうと前回より0.5秒縮めています!機上では、ピークパワーは殆ど変わらないのですが、中回転域のトルクが上っている事もあり、「コーナー出口からストレートに乗せるポイントまでが速い?(表現が難しい)なのでその後の繋がりも良くなっている。」(コメント解訳)
それとY2S製の“改良型導風板”の効果もあり、より効率的に走行風を取り入れる事が出来て、ピークパワーの不足分を補った結果の“総合力”と解釈してます。(導風板については、MFJ様と協議させて頂き、修正も行い装着させて頂いてます。)
マフラーだけでも、導風板だけでも、ライダーだけでもなく、“総合力”で勝ったレースでした。
~JSB1000~
CBR1000RRのマフラーは、今回も変化なく、仕様の確認と耐久性の確認です。が、一部の方々からのお声を頂戴しました。「音色がまろやか」「締まった音量が特徴的」などと評価頂きました。
確かに、音質に関しては、狙った訳ではないので、皆さまの感覚的な評価となっている様で、どこで聞いているのかも聞こえ方が違ってくる要因となっているのかもしれません。
ともかく、音色に関しては何かしらの効果はあると確信しています。
毎度ではございますが、応援、サポート頂いてます各社、個人の方々には、感謝致します。また、今回トラブル解決に尽力いただいた某レーシングチームの皆様に感謝し、今後も精進し活動を続けていきたいと思います。
ありがとうございました。
次戦、いよいよ鈴鹿4時間耐久レースとなります。こちらも不足無きよう準備していきます。応援とサポートを宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【モトクロス】全日本MX選手権 第4戦 SUGO大会レポート
~ 2019 全日本モトクロス選手権 第4戦 SUGO 雨 気温19度 ~
梅雨のレースとなった今回、SUGOのコースは厄介である。土質も独特で、水分を含むとこびりつく様な粘土質となる。
土曜日から降り続く雨の影響もあり、コース上は泥沼化し、より多くの水分を吸収しサラサラ状の部分と粘土状部分が交互にマシンと体に重く伸し掛かる。
このような状況の中、マシンを走らせるだけでも大変なコンディションで、マシンのポテンシャルを思う存分に発揮出来るテクニックがあれば、どのような状況下でも常に優勝している事だろう。
予選A組7位、決勝ヒート1:22位、ヒート2:9位という結果となった。
今回は、マフラーの開発をどのように進めているのか?進めてきたのか?そのキモに迫る“触り”の部分に焦点を当ててみる。
これまで約1年半の開発期間を経て、やっと満足いく性能を引き出すことが出来てきた54Rマフラーだったが、様々な仕様を検討し、目論みを立て、試作し、評価し、また造ってきた。まさにトライ&エラーだった。
ここ最近では“1ピストン2排気ポート”のエンジンの特性を掴みはじめてきたことから、管径と管長のバランスをどの仕様で合わせ込むのか?
様々な組合せというか、仕様毎にマフラー+エキパイで検討してきた。GOSHIが出した・・・いや出せた答えは1つだった。
第1戦 熊本大会では、“暗いトンネルの出口から、やっと光”が見え始めてきた段階で、まだその本質は掴めきっていなかった。
開発メンバーも不安げにコースサイドで手を合わせている。「スタート、前に出れるのか?!何が足りない?もう少しなんだが・・」と自問自答しながらスタートラインを凝視していた。
結果は、予選A組1位通過!までは良かったが、決勝では、ヒート1が9位、ヒート2が22位という結果、まだまだ表彰台は遠い・・・。
第2戦の埼玉大会では、更に改善を施した仕様だったが、熊本での性能から大きな変化は無かった。が、決勝ヒート2でなんと“3位表彰台”を獲得!
メンバー全員がそのポテンシャルを確認、「悪くないんだ!?方向性は合っている!」確信を得た。
本社へ戻ると、早々にアイデアから仕様を検討・試作・テスト、造り込んでいった。その結果、今の“54RF-KB03-KC02-32”が完成した。
第3戦の広島大会、出力的には、ほぼ完成に近づいた54Rだった。あとは、チームに任せるしかない。朝のフリー走行、マシンが走っていない!?
これでは、勝てない!チーム内に不穏な空気が流れた。機上での数値は間違いないモノだったはず。再度確認と調整を行い燃調の見直しでなんとか間に合せた。
予選B組4番手。決勝は、ヒート1:11位、ヒート2:転倒リタイヤとなったそのヒート2では、上手く先頭集団の4番手で走れていたが、他車と接触、残念な結果となった。
マフラー開発は着実に進んでいる。しかし、レースで勝つ為には、まだ足りないモノがある。それを見つける事は、そう簡単な事ではない。
たとえ全ての駒が揃い、土俵に乗れたといても、その上でどう戦うのか?“チーム力”がモノを言うこととなる。
「CRF250R 19モデル」のマフラー開発は、そろそろ終盤に入る。駒は揃いつつある。
次戦“岩手大会”は2週間後、もう時間が無い。不足の無い様、確実に進めて行くしかない。
2019シーズンも残すところ後4戦、結果も着いてきている。そして終盤には“新たな武器”を投入することになる。
記:レーシング部
【モトクロス】全日本MX選手権 第3戦 広島大会レポート
6月1日(土)、2日(日)広島県のグリーンパーク弘楽園で開催された全日本モトクロス選手権 第3戦に参戦致しました。
【IA2結果】GOSHI Racing#954石浦諒
予選B組 4位通過
決勝ヒート1 11位
決勝ヒート2 リタイア
公式予選、スタートまずまずの位置の6、7番手でオープニングラップを終え、徐々にペースを把み5番手まで追い上げ、ラスト2ラップ目の9コーナーで4位に。
その位置をキープしチェッカーとなり無事に予選B組を4位で通過となりました。
決勝ヒート1 、好スタートを決めれず、25番手からの追い上げのレースとなり、厳しい展開となりましたが、諦めない走りを続け11位でチェッカー。
決勝ヒート2 、気持ちを切り替えて挑んだHEAT2。
好スタートを決めるものの、スタート直後の下りでバランスを崩し6位に後退。
2周目に他車と接触し転倒。
リスタートきれずにリタイヤとなりました。
マフラーは、前戦のオフロードヴィレッジの結果から、低回転域の改善を行い、なんとか間に合わせる事が出来ました。
データ的には、これまでで最高の数値の54Rマフラーで予選 公式練習共にタイムもよく、表彰台を充分に狙える位置でしたので、悔しさは残りますが、次戦のSUGOに向けて切り替え54Rマフラー&マシンをしっかり仕上げ挑みます!
応援して頂いた皆様、スポンサー各社様ありがとうございました。
記:レーシング部
【モトクロス】全日本MX選手権 第2戦 関東大会レポート
5月11日(土)、12日(日)埼玉県のオフロードヴィレッジで開催された全日本モトクロス選手権 第2戦に参戦致しました。
【IA2結果】GOSHI Racing#954石浦諒
予選B組 6位通過
決勝ヒート1 7位
決勝ヒート2 3位
両日天候にも恵まれ、コースコンディションはベストな状態、事前テストでは、悪くない感触に期待も高まった。
予選をB組6位で決勝に臨む。
決勝ヒート1 、スタートをうまく抜けだし、4番手で走るものの中盤ペースを飲まれてしまい、7位まで後退、そのままチェッカーとなった。現状でのベストなのか?レース展開に課題があるのか?
ヒート2に挑むに当たりチーム内でも戦略を立て挑んでいく。
決勝ヒート2 、戦略通り、上手くスタートをイン側から抜きトップへ、そのまま12
周目まで先頭を走るももの中盤ペースを落としてしまい、2番手に後退。
徐々にペースが落ち21周目に3番手に後退したが、前半リードの貯金もあり、その順位を守り3位でチェッカーとなった。
発足当初からの念願であった表彰台の獲得は、今後の自信にも繋がる一勝であった。
が、やっとスタートラインに辿り着けた思いも大きく、まだまだ気を許せない状況に変わりはない。
今後、上位陣の一角となれる様、様々な方向から改善を図っていく。
マフラー開発に関しては、エキパイ仕様の改良で、課題であった低、中回転域の改善はしているものの、まだまだ解決出来ていない課題案件もあり、今回の結果を分析し、しっかりと方向性を決め次戦の広島大会に向け準備して行く事となります。
応援して下さった皆様、スポンサー各社様ありがとうございました。
記:レーシング部
【ロードレース】九州ロードレース選手権 第2戦レポート
4月28日(日)大分県日田市のオートポリスで開催された九州ロードレース選手権 第2戦。
GOSHI RacingからもJSB1000クラスに#54田尻、#37黒木の2名がエントリー。
JSB1000クラスのデビュー戦となった今回。
投入した2台のマシンは、オリジナルの「54R!マフラー」を装着するのは同じですが、その他の仕様は少し異なるマシンとなります。
#54田尻はEWC(エンデュランス・ワールド・チャンピオンシップ)仕様、#37黒木はSST(スーパー・ストッククラス)仕様となります。
両車の違いを簡単に説明すると、EWCはエンジンや足回りなど、広く改造出来るのに比べ、SSTは改造範囲が極端に狭く、ほぼ市販車ベース仕様の車両となります。
< GOSHI Racing JSB1000結果>
~予選~
#54田尻悠人 2位通過
#37黒木玲徳 3位通過
~決勝~
#54田尻悠人 2位
#37黒木玲徳 4位(ペナルティにより8位)
予選を2位、3位で通過し迎えた決勝。
予選とは晴れ間とは打って変わって、空には雲が広がり、次第にポツポツと雨が降り始めてきました。
スタートが近付くにつれ雨足は徐々に強まり、スタート20分前にはウェット宣言が出され、周回数が10周から8周に減周されスタートとなりました。
スタート直前に降り出した雨により、スリックタイヤからレインタイヤへの変更を決断。グリッド上でのタイヤ交換となりました。
♯37黒木のマシンは規定時間内に作業が終わらず、ウォームアップ走行のスタート1分前に作業が完了。(この影響により30秒加算のペナルティ)
ウォームアップ走行に無事出走しますが、トラブルが発生。2台共にピットインし、ピットスタートとなります。
ピットスタートにより、最後尾からのレースとなります。
♯54田尻、♯37黒木ともに怒涛の走りを見せ、14位、13位からジャンプアップして2位、4位でフィニッシュ。
♯54田尻はファステストを叩き出し、驚異の追い上げをみせただけに、最初のピットスタートが悔やまれる結果となりました。
同じく♯37黒木もSST仕様のマシンながら、上位入賞が期待出来ただけに悔しい結果となりました。
今回得られた経験、データを今後のレース、開発に活かして取り組んで参ります。
沢山のご声援ありがとうございました。
次戦、6月8日・9日で開催される鈴鹿サンデーロードレースとなります。
皆様の応援よろしくお願い致します。
【ロードレース】GOSHI Racingのロードレースがいよいよ始動します!
4月28日(日)に開催される九州ロードレース選手権 第2戦に参戦!
今季GOSHI Racingのロードレースは、ST600クラス(600㏄)からステップアップしJSB1000クラス(1000㏄)に参戦!
鈴鹿サンデーレース、九州ロードレース選手権を主戦場に全日本ロードレース選手権にもスポット参戦致します。
マフラーは、開発中のGOSHIオリジナルの「54R!」マフラーを装着。まだまだ開発途中ですが、耐久テストを兼ねて装着!
完成に向け、各レースで得られたデータをフィードバックしながら進めて参ります。
同時にライダーとメカニックのレベルアップを図り、来季2020年の鈴鹿8時間耐久レース参戦を目指し取り組んで参ります。
まずは、JSB1000クラスが開催される九州ロードレース選手権 第2戦からスタートとなります。
外部契約ライダーの片山千彩都選手は、一足早く4月7日(日)に開催された鈴鹿サンデーレース 第1戦(JP250クラス)でポールtoウィンで見事優勝に輝き、好スタートを切っております。
JSB1000でも好成績を残せるようGOSHI一丸となり取り組んで参りますので、皆様の応援よろしくお願い致します!
【GOSHI Racing参戦レース】
<九州ロードレース選手権>#54田尻悠斗、#37黒木玲徳
第2戦 4/28 オートポリス(大分)
第5戦 9/22 オートポリス(大分)
第7戦 10/27 オートポリス(大分)
<鈴鹿サンデーロードレース>田尻悠斗、黒木玲徳(ゼッケンNo未確定)
第2戦 6/8・9 鈴鹿サーキット(三重)
第3戦 7/14 鈴鹿サーキット(三重)
第6戦 11/30・12/1 鈴鹿サーキット(三重)
<全日本ロードレース選手権>田尻悠斗、黒木玲徳(ゼッケンNo未確定)
第7戦 10/5・6 オートポリス(大分)
第8戦 11/2・3 鈴鹿サーキット(三重)
【モトクロス】全日本MX選手権 第1戦 HSR九州大会
4月13日(土)、4月14日(日)全日本モトクロス選手権シリーズが開幕!
昨年より、全戦フル参戦している全日本モトクロス選手権シリーズ。
今年もGOSHIオリジナルマフラーでIA2クラスに全戦フル参戦致します!
ライダーは変わらず、弊社従業員ライダーの#954 石浦 諒!
今年は全8戦、各大会2ヒートずつの合計16ヒートでチャンピオンを賭けたレースが展開されます。
【IA2結果】GOSHI Racing#954石浦諒
予選B組 1位通過
決勝ヒート1 8位
決勝ヒート2 22位
地元熊本のHSR九州での開催とあり、多くの応援者が駆けつけた今大会。
予選B組をトップで通過し迎えた決勝ヒート1。
スタートで前に出ることが出来ず集団に飲み込まれ、15番手付近からの追い上げとなりました。
持ち前の走りでオープニングラップを12位で通過。その後、怒涛の追い上げをみせ、4周目には9位まで順位を上げます。
その後、一時後退しますが中盤に入った8周目には8位に付け、7番手争いを繰り広げます。
7位を走るマシンの背後まで迫りますが、力尽きそのまま8位でフィニッシュ。
決勝ヒート2は、昼から降り出した雨でマディコンディションとなりました。
スタート直後にゴーグルにアクシデント発生。土が目に入り、前が見えない状態で、スタートを決める事が出来ず、更に激しくなる雨に苦戦が続きます。
オープニングラップを18位で通過すると、レースも折り返しに差し掛かった6周目には15位まで順位を上げ、その後も攻めの走りを見せますが、激しくなった雨と前車の巻き上げる泥で視界を奪われ徐々に後退。
最後は、22位でフィニッシュしました。
開幕に向け、マフラーの仕上がりも良くなり、予選も余裕の通過と期待も大きかっただけに、不本意な結果となりました。
応援に駆け付けて頂きました皆様、スポンサー各社様には、御礼申し上げます。。
今回得られた経験を教訓に万全な準備をし、次の大会に臨んで参ります。
次戦、5月13日~14日開催の第2戦 関東大会(オフロードヴィレッジ)に参戦となります!
今後とも皆様の応援よろしくお願い致します。
スポンサー各社様(順不同)
・KYB様
・ブリジストン様
・RSタイチ様
・DID様
・CARRY
・アライヘルメット様
・isaスプロケット様
・MOTUL様
・MERRELL様
・E-ZUPテント様
・βTITANIUM様
・ADVANTAGE様
・TECHNIX様
・SUNTORY BEVERAGE SERVICE様
・HSR九州様
・セラコート様
・オカノブラスト様
・合志テック
・S2デザイン
・ロイヤルガレージ
・R-57
【モトクロス】全日本モトクロス選手権シリーズが開幕します!
4月13日(土)、4月14日(日)全日本モトクロス選手権シリーズがいよいよ開幕!
昨年より、全日本モトクロス選手権に全戦フル参戦しておりますが、今年もGOSHI RacingからIA2クラスに#954石浦諒が全戦フル参戦!
マシンには、GOSHIオリジナルマフラーを装着。各レースの結果を開発にフィードバックしマフラー開発を行いながら、前シーズン目標達成出来なかったランキング“トップ10入り”を目指します!
地元熊本から開幕する国内最高峰のモトクロスレース!
地元開催に伴い、会場にはGOSHIブースを出展。製品等の展示の他に休憩スペースを設け一般開放致しますので、会場にお越しの際は是非GOSHIブースにお越し下さい。
皆様の応援よろしくお願い致します!
【2019 全日本モトクロス選手権 開催日程】
第 1 戦 4/13・14 HSR 九州(熊本)
第 2 戦 5/11・12 オフロードヴィレッジ(埼玉)
第 3 戦 6/1・2 世羅グリーンパーク弘楽園(広島)
第 4 戦 7/6・7 スポーツランド SUGO(宮城)
第 5 戦 7/20・21 藤沢スポーツランド(岩手)
第 6 戦 9/14・15 名阪スポーツランド(奈良)
第 7 戦 10/12・13 HSR 九州(熊本)
第 8 戦 10/26・27 スポーツランド SUGO(宮城)
【モトクロス】九州モトクロス選手権第1戦 熊本大会レポート
3月24日(日)九州モトクロス選手権シリーズ 第1戦が地元熊本のHSR九州で開幕しました。
全日本モトクロス選手権シリーズ開幕の前に開催される九州モトクロス選手権シリーズには、毎年全日本モトクロスに出場する選手も多数エントリー。
GOSHI Racingからも、全日本モトクロスの前哨戦としてスポット参戦致しました。
九州モトクロス選手権は、IA1クラス(450cc)とIA2クラス(250cc)の混走となります。
【IAクラス】 ライダー:#954石浦諒(GOSHI Racing)
決勝ヒート1 12位
決勝ヒート2 リタイア
各レースでは、前シーズンに投入したエキパイから改良したエキパイを投入。
今シーズンより採用しているアルミマフラーとのセッティングを確かめながら、実践テストを行いました。
ヒート1では、総合12位となりエキパイとアルミマフラーのセッティングも上々で、マシンも仕上がって参りました。
更に調整を施して迎えたヒート2でしたが、レース中盤に石浦のマシンと他者のマシンが接触。
エンジン側面のケースにクラックが入り、オイル漏れが発生。リタイアを余儀なくされました。
幸いライダーに怪我はなく、マシンも部品交換で修復が可能だと分かり、最悪の事態は避けることが出来ました。
今回の実践テストで課題も明確になりましたので、4月13日(土)の全日本モトクロス選手権シリーズ開幕に向けて、解決を図り初戦を迎えたいと思います。
GOSHI Racingの応援よろしくお願い致します。
【モトクロス】九州モトクロス選手権に参戦します!
3月24日(日)に開催される、九州モトクロス選手権 第1戦 熊本大会にスポット参戦致します!
全戦フル参戦する全日本モトクロス選手権の前哨戦として、九州モトクロス選手権に出場。
GOSHIマフラーに加え、フルエキゾーストを投入し、全日本モトクロス選手権に向け実践テストを行って参ります。
レースはHSR九州モトクロスコースで行われ、入場は無料となっておりますので、皆様のご来場・ご応援よろしくお願い致します。
また、3月15日(金)にはHSR九州にて、今年より採用するチタンボルトの走行テストを行いました。
走行テストでは、日本特殊螺旋工業株式会社(旧:㈱ベータチタニウム)の木内社長立ち合いのもと、チタンボルトとマシンのフィーリングを確認し、打合せをしながらセッティングを進めて参りました。
軽くて硬いチタンボルトにすることで強度・剛性が上がり、軽量化に繋がります!
全日本モトクロス選手権開幕まで、残された時間でしっかり準備して挑んで参ります!
GOSHI Racing 2019年
2019年4月より、いよいよ2019年シーズンがスタートします。
今シーズンは、大きな目標を設定し取り組んで参ります。
先ずは、モトクロスチームですが、昨年同様、全日本モトクロス選手権IA2へフル参戦します。
2018年はランキング13位と、目標であったトップ10に届かず、多くの課題があった1年でした。
引き続きライダーは石浦 諒、監督兼チーフメカニックの縄田 正憲で臨んで参ります。
一つずつ課題をクリアしていき、今年こそ“トップ10入り”を目指します。
そして、ロードレースチームは、今シーズンよりST600クラスからJSB1000クラスにステップアップ致します。
ライダーは田尻 悠人、黒木 玲徳の2名。鈴鹿サンデーレース、九州ロードレースを主戦場にJSB1000のレベルアップを図り、全日本選手権の岡山、鈴鹿、オートポリスの3つのラウンドへスポット参戦致します。
経験不足のライダーとメカニックのスキルUPがメインの取組みとなる今シーズンですが、各サーキットの予選タイムをクリアする事が、第一の目標となります。
また、外部契約ライダーの片山 千彩都選手は、引き続きJP250クラスでMFJカップと、鈴鹿サンデーレースへスポット参戦。
そして、関東の女性ライダー小椋 華恋選手とコンビを組み、600ccのGOSHIマシンで鈴鹿4時間耐久レースへの参戦が決定しています!
小椋選手は、昨年の鈴鹿4時間耐久レースを経験しておりますので、先輩として片山選手を引っ張り、目標に向け最高のコンビネーションを見せてくれるはず!片山選手もCBR600RRを手の内にしようと、試行錯誤しながら現在奮闘中です。
話題性のある2人の女性ライダーがコンビを組み、今年の夏を更に盛り上げてくれると期待しています。
我々GOSHI Racingは、2020年の鈴鹿8時間耐久レース参戦を目標に今シーズン出来る限りの事に取り組んで参ります。
モトクロスは全日本モトクロス選手権九州大会(HSR九州)、ロードレースは、九州ロードレース選手権大会(オートポリス)からスタートします。
今シーズンもGOSHI Racingの応援、宜しくお願い致します。
【出場予定大会】
~モトクロス~
・全日本モトクロス選手権(IA2)フル参戦:#954石浦 諒
~ロードレース~
・全日本ロードレース選手権(JSB1000):田尻 悠人、黒木 玲徳
・鈴鹿サンデーレース(JSB1000):田尻 悠人、黒木 玲徳
・九州ロードレース選手権(JSB1000):田尻 悠人、黒木 玲徳
・MFJカップ(JP250):片山 千彩都
・鈴鹿サンデーレース(JP250):片山 千彩都
・鈴鹿4時間耐久レース(ST600):片山 千彩都、小椋 華恋
※ゼッケンに関しては、まだ未定ですが基本#54でエントリーします。
スポンサー各社様(順不同ご了承下さい。)
・KYB様
・ブリジストン様
・RSタイチ様
・DID様
・CARRY
・アライヘルメット様
・OGKカブト様
・isaスプロケット様
・MOTUL様
・RSC様
・Mファクトリー様
・MERRELL様
・E-ZUPテント様
・H-DESIGN様
・βTITANIUM様
・ADVANTAGE様
・TECHNIX様
・SUNTORY BEVERAGE SERVICE様
・HSR九州様
・セラコート様
・オカノブラスト様
・y2sプレジャー様
・RIVAUX JAPAN様
【ロードレース】全日本ロードレース選手権 第9戦レポート
11月3日、4日に三重県の鈴鹿サーキットで全日本ロードレース選手権 最終戦の第9戦 MFJグランプリ大会が開催され、GOSHI製マフラーを提供する『Team SuP Dream Honda』がJSB1000クラスに参戦致しました。また、『GOSHI Racing』からST600クラスに田尻・黒木の2名、JP250クラスに片山、山内の2名がスポット参戦致しました。
〈決勝結果〉
〜JSB1000クラス〜
♯8山口辰也(Team SuP Dream Honda)
決勝レース1:15位
決勝レース2:11位
〜ST600クラス〜
♯27田尻悠人(GOSHI Racing):15位
♯54黒木玲徳(GOSHI Racing):転倒リタイア
〜JP250クラス〜
♯54片山千彩都(GOSHI Racing):11位
♯45山内逹裕(GOSHI Racing):転倒リタイア
【JSB1000クラス】山口選手 レース1 15位、レース2 11位
4日(日)に行われた決勝レース1、レース2共に路面コンディションはウェットコンディションでのスタートとなりました。
決勝レース1、18番グリッドからスタートした山口選手はオープニングラップを17位で通過すると、2周目には15位まで順位を上げます。
その後も、終始安定した走りを見せ、そのまま15位でフィニッシュ。
決勝レース2は、雨の影響で周回数が20周から18周に変更されスタートしました。
17番グリッドからスタートした山口選手は、6つ順位を上げ11位で1周目を通過すると、終始接戦を繰り広げ8周目10位、9周目9位と着実に順位を上げますが、そこから2つ順位を落とし11位でフィニッシュとなりました。
【ST600クラス】田尻 15位、黒木 リタイア!
4日(日)12:05から行われたST600クラス決勝は、雨の影響で周回数が12周から10周に変更になり、ウェットコンディションでのスタートとなりました。
22番グリッドからスタートした田尻はオープニングラップを26位で通過すると、5週目24位、6周目20位、8周目18位と徐々に順位を上げます。
最後の最後まで、攻め続けた田尻はそこから3つ順位を上げ、15位でフィニッシュ。
26番グリッドスタートの黒木は、1周目を28位で通過します。
その後、挽回しようと目一杯攻めますが、2周目の最終コーナーでハイサイドを起こし転倒、リタイアとなりました。
【JP250クラス】片山 11位、山内 リタイア!
3日(土)14:45に行われたJP250決勝は、終始ドライコンディションでのレースとなりました。
14番グリッドからスタートの片山は、序盤トップグループに加わりレースを進めます。
3周目に入ると先頭の2台が抜け出し、片山は3位集団の最後尾11位に付けます。
集団から一歩遅れるとスリップストリームに付けず、徐々に後退。5周目に単独走行となるも最後までアタックしますが、そのまま11位でフィニッシュとなりました。
山内は35番グリッドからスタートすると、好スタートを決め1周目を25位で通過!大きく順位を上げます!
勢いそのままに、果敢に攻めますが2周目のS字で転倒しリタイア。1周目で10台をクリアする集中力で、更に上位を狙えただけに悔しいリタイアとなりました。
この全日本ロードレース選手権で、今シーズンのロードレース及びモトクロスレースの全日程は終了となります。
一年間の集大成として臨んだモトクロス、来シーズンへのステップアップを目論んだロードレースでしたが、両クラスとも課題の残る結果となりました。
またマフラー開発においてもまだまだ始まったばかり、、現状の実力と捉え、真摯に堅実に取組み、一つづつクリアしていきたいと思います。
応援して下さった皆さま、スポンサー各社の皆様、一年間本当にありがとうございました。
来シーズンの活動については、またあらためましてご報告させて頂きます。
また、GOSHIは来シーズンもTeam SuP Dream Hondaを応援します!
来シーズンも『GOSHI Racing』、『Team SuP Dream Honda』の応援よろしくお願い致します。
【モトクロス】全日本選手権 第9戦 第56回MFJGPモトクロス大会レポート
10月27日〜28日 宮城県 SUGOスポーツランドで開催されました、全日本モトクロス選手権 第9戦 MFJ GPに参戦致しました。
【IA2】
HEAT1 17位
HEAT2 19位
総合 17位
シリーズランキング 13位
金曜日の夜に降り出した雨でマディコンディションとなった土曜日の予選から、決勝HEAT1まではラインを選ぶことすらできないレースとなりました。
HEAT1ではスタートで上位に抜け出せず、後方からの追い上げのレースとなり、徐々にペースを上げて走行してたのですが、中盤で走行しているライダーにペースを落とされ、追い上げができずに17位でチェッカー。
HEAT2もスタートで抜け出せず、苦しい展開になりました。
HEAT1の走行タイムよりもタイムは良く走行中に単独で転倒。
転倒後も集中力を切らすこと無く走行していたのですが、中盤グループから離され、19位でチェッカー。
今年の全日本モトクロス選手権は終了しますが、GOSHI Racingとして全戦参戦できたのもスポンサー各社様のご支援とご協力あってこそです。
今年レースで得たデータを、マフラー開発へしっかりと反映し2019年シリーズへ挑みます。
来年もご支援ご協力宜しくお願い致します。
レーシング部
【モトクロス】全日本モトクロス選手権シリーズ 最終戦に向けて
10月27日、28日 宮城県のスポーツランドSUGOで全日本モトクロス選手権シリーズ第9戦が行われます。
今回の第9戦は全日本モトクロス選手権の最終戦となり、1年間レースを通じて開発してきた集大成となるレースです。
この1年GOSHIオリジナルマフラーをVer1.0からVer2.3まで様々なマフラーを作製してきました。
今回はそのマフラーに加え、前々より開発を進めていたGOSHIオリジナルのエキパイVer2.0も投入し、最終戦に挑みます!
皆様のご声援よろしくお願いします!
【モトクロス】全日本選手権 第8戦 近畿大会レポート
この度、平成30年『台風21号』および『北海道胆振東部地震』により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに被災された方々に謹んでお見舞い申し上げます。
北海道胆振東部地震より1週間が経ち、HP等での発信を控えさせて頂きましたが、本日より平常運用と致します。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
9月8日、9日に奈良県の名阪スポーツランドで開催された全日本モトクロス選手権第8戦に参戦致しました。
【IA2結果】 ライダー:石浦諒(GOSHI Racing)
予選A組 4位通過
決勝ヒート1 7位
決勝ヒート2 10位
・総合 8位
第8戦 近畿大会、今回の名阪モトクロスコースは高低差のあるサンドコースとなります。
公式予選を予選A組で出走した石浦は、A組を4位で通過し決勝レースに挑みました。
決勝レースは、前日に激しい雨に見舞われ、マディコンディション(ぬかるんだ状態)でのレースとなりました。
【IA2決勝ヒート1】
好スタートを切った#952石浦は1週目を2番手の好位置につけます。
序盤石浦は、し烈な3番手争いを繰り広げるも、集団から抜け出すことができずに、徐々に後退、最終的に7位でゴール。そのゴール寸前に追い上げて来た他車と激しく接触、転倒してしまい、マシンが損傷、ライダーが左腕を負傷してしまう。
【IA2決勝ヒート2】
ヒート1のダメージが心配されましたが、うまくスタート切り、高位置をキープします。
左腕の傷みを集中力でカバー、マシンの損傷もメカニックがギリギリで修復させ、無事にヒート2も完走。10位フィニッシュで第8戦を終えました。
今回「54R!エキゾーストパイプ」を投入する予定でしたが、目論んだ特性を得られず投入を断念。
持ち込んだマフラー「54R-Ver,2.3」は前戦の東北大会に投入したVer,2.1から更に出力を改善した仕様となりました。
しかし、Ver,2.3の低速域の特性では、今回の名阪では戦えないと判断し、低速域のトルク特性を発揮出来るsetに変更しレースに挑みました。
今レースでは、開発メンバーがコースへ入り、直に体験することで課題(反省点)がみつかり、次戦ではそれを改善すべく、対策を進めていきます。
また、全日本モトクロス選手権最終戦となるSUGOラウンド(MFJ GP)は、更に高低差が激しいコースとなるため、「54R!エキゾーストパイプ」に、その勝機が掛かってくると言えるでしょう。戦えるマフラー、勝てるマフラーの開発を急ぎます!
応援して下さった皆様、ありがとうございました。
次戦は10月27日~28日開催の第9戦 MFJ GPに参戦!
応援宜しくお願い致します。
レーシング部
【ロードレース】九州ロードレース選手権 第6戦レポート
この度、平成30年『台風21号』および『北海道胆振東部地震』により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに被災された方々に謹んでお見舞い申し上げます。
北海道胆振東部地震より1週間が経ち、HP等での発信を控えさせて頂きましたが、本日より平常運用と致します。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
9月9日に大分県竹田市のSPA直入で九州ロードレース選手権 第6戦が開催され、GOSHI RacingからST600クラスとJP250クラスに参戦。
~決勝結果~
ST600クラス:#54黒木 3位
JP250クラス:#54片山 2位 、 #55山内 3位
1日雨模様で開催された本レースですが、午後から行われた決勝レースでは、一時的に雨は止み、一部ドライが顔を出す難しい路面コンディションとなりました。
【ST600クラス】 黒木 3位!
2番グリッドからスタートした黒木は、オープニングラップを3位で通過。
その後もトップグループでレースを進め、終盤上位を目指し猛追を仕掛けますが、あと一歩届かず3位でフィニッシュ。
【JP250クラス】 片山 2位、山内 3位!
片山3番グリッド、山内9番グリッドからのスタートとなりました。
共に好スタートを見せオープニングラップを片山が2位、山内はジャンプアップの4位で通過します。
片山は攻めの走りを見せ、一時はトップに立ちますが、終盤にかわされ、勝負を仕掛けますが惜しくも2位となり、悔しさが滲みました。
山内は終始安定した走りで、オープニングラップから1つ順位を上げ、堂々の3位でフィニッシュ。
今回のレースではGOSHI Racingから出場した、3選手全員が表彰台に上がる結果となりました。
投入した『54R!』マフラーでは、大きな仕様変更はないものの、出力・音量共に熟成したマフラーで挑みました。
今回の経験も開発にフィードバックして、更なる改善・開発を進めて参ります。
皆様の応援ありがとうございました。
【ロードレース】九州ロードレース選手権 第6戦結果
9月9日に大分県竹田市のSPA直入で九州ロードレース選手権 第6戦が開催され、GOSHI RacingからST600クラスとJP250クラスに参戦。
【予選結果】
ST600クラス:#54黒木 2番手
JP250クラス:#54片山 3番手 、 #55山内 9番手
【決勝レース結果】
ST600クラス:#54黒木 3位
JP250クラス:#54片山 2位 、 #55山内 3位
時折、雨がチラつく難しい天候でしたが、出場したライダー3名全員が表彰台に上がることが出来ました。
皆様の応援ありがとうございました。
【ロードレース】全日本ロードレース選手権 第7戦レポート
9月1日、2日に大分県日田市のオートポリスで全日本ロードレース選手権 第7戦が開催され、ST600クラスに『Goshi Racing』、JSB1000クラスにGOSHI製マフラーを提供する『Team Sup Dream Honda』が参戦しました。
~決勝結果~
JSB1000 #8山口辰也 15位
ST600 #27田尻悠人 15位、 #54黒木玲徳 17位
今回のレースはJSB1000クラスとST600クラスは、1日(土)と2日(日)に決勝が行われる2レース制の予定でしたが、1日は悪天候の為レース1がキャンセルになり、全クラスが1レース開催となりました。
決勝レース日の2日(日)は晴天となり、すべての決勝レースはドライコンディションで行われました。
【JSB1000クラス】山口選手 15位!(Team Sup Dream Honda)
16番グリッドからスタートした山口選手はオープニングラップを19番手で通過すると、一時20位まで順位を落としますが、そこからひとつづつ確実に順位を回復。最終15位でフィニッシュ。
【ST600クラス】田尻 15位、黒木 17位!(Goshi Racing)
今レースは40台近くのエントリ-数があり、スタート直後の1コーナーが第一関門でしたが、全車クリア!
11番グリッドからスタートした田尻は、オープニングラップで18番手付近まで順位を落とします。
そこから徐々に順位を回復、最後はポイント獲得圏内(20位以内)の15位でフィニッシュ。
30番グリッドスタートの黒木は追い上げのレースとなります。
序盤にポジションを挽回しようとスタートしますが、オープニングラップの1コーナーで他のマシンと接触があり、バランスを崩し30番手以下に後退します。
そこから猛烈な追い上げをみせ、田尻同様ポイント獲得圏内の17位でフィニッシュ。大きなトラブルも無く、レースは無事に成立しました。
今回、投入したマフラーの音量対策ですが、色々とTRYした結果、音量低減率が最も効果的だったのは、内蔵物の入れ替えでした。
TRYの的を得た対策ではありませんでしたが、これまでの対応内容を再認識することが出来ました。
まだまだアイテムのTRYは続きますので、対策を明確にし、実施していきたいと思います。
今回ポイントを獲得したことで、鈴鹿サーキットで行われる全日本ロードレース選手権最終戦への出場権を獲得。
11月に行われる全日本ロードレース選手権最終戦への参戦を検討していきます。
たくさんの応援、サポート、ありがとうございました。
【ロードレース】全日本ロードレース選手権 第7戦に向けて
9月1日、2日に大分県日田市のオートポリスで開催される全日本ロードレース選手権 第7戦のST600クラスにGoshi Racingがスポット参戦致します!!
今期初となる全日本選手権では、全日本最終戦鈴鹿への出場権を掛け、ポイントが獲得できる20位以内を目指します。
また、今回のレースは音量低減アイテムのTRYを兼ねており、いかにマフラーの出力を落とさず音量の低減を図るかに挑戦致します。
尚、 JSB1000クラスにはGOSHI製マフラー『54R!』を装着するTeam Sup Dream Hondaもスポット参戦!
JSB1000クラス 『Team Sup Dream Honda』 #8 山口 辰也
ST600クラス 『Goshi Racing』 #27 田尻 悠人 #54 黒木 玲徳
両チームの応援よろしくお願い致します。
<1日(土)>
JSB1000 公式予選 09:55~ 決勝レース1 14:25~
ST600 公式予選 11:10~ 決勝レース1 15:40~
<2日(日)>
JSB1000 決勝レース2 13:30~
ST600 決勝レース2 16:05~
【ロードレース】九州ロードレース選手権 第5戦レポート
8月5日(日) 九州ロードレース選手権 第5戦が大分県日田市のオートポリスで開催されました。
~決勝結果~
・ST600クラス #1 田尻:2位 、 #54 黒木:4位
・JP250クラス #54 片山:1位 、 #55 山内:5位
【JP250クラス】片山 1位! 山内 5位!!
猛暑の中での戦いとなったJP250決勝レース。
公式予選を片山3番手、山内6番手で通過し迎えた決勝。
路面コンディションはドライとベストな状態でスタートしました。
ホールショットを奪いトップに立ったのは、6番グリッドからスタートした山内。
このままトップでレースを進めたいところでしたが、1周目を4番手で通過、前半はトップグループでレースを進めるも、後半にマシントラブルで失速、最終悔しい5番手でフィニッシュ。
3番グリッドスタートとなった片山は、1周目を2番手で通過すると、中盤から終盤に掛けて目まぐるしく順位が入れ替わる混戦となります。一時はトップに躍り出るも、1位をキープ出来ず迎えた終盤、ラスト2周になると猛スパートを見せます!最終周の1コーナーでトップに立つとそのまま1位でフィニッシュ!!レース後、片山に話を聞くと「すべて作戦通り、ラスト2週で決めようと思ってました!」とのコメント。
HSR九州での第3戦、4戦の雪辱を晴らし、笑顔の1位表彰台となりました。
【ST600クラス】田尻 2位! 黒木 4位!!
田尻2番グリッド、黒木4番グリッドからスタートした決勝レース。
田尻は立ち上がり4番手から追い上げの展開から中盤2位まで浮上するが、1位との差をなかなか詰める事が出来ません。
タイヤも限界近くになった終盤スパートをかけ1位との距離を徐々に詰めますが、あと一歩届かず2番手でフィニッシュ。
4番グリッドからのスタートとなった黒木は、スタート後すぐに3番手に順位を上げレースを進めるが、終盤コースアウトをしてしまい、4番手まで後退。すぐにコースに戻り、追い上げをみせましたが、ここでチェッカーとなり4番手でフィニッシュしました。
今回の九州ロードレース第5戦では、大きな仕様変更は行わず、JP250クラスは、足回りのセット出しを重点的に行い、ECUを煮詰めていきましたが、走行中に燃調系にトラブル発生し課題を残しました。ST600クラスでは、チタンボディーのマフラーをTRYとして、音量の変化を確認、規定をクリアしました。
次戦の9月9日(日)にSPA直入で行われる第6戦の最終戦には、CBR250RRの新型エキパイを投入する予定です。
残り1戦となりますが、引き続き応援をよろしくお願い致します。
たくさんの応援、サポート、ありがとうございました。
鈴鹿8時間耐久ロードレース レポート
2018年7月26日(木)~29日(日)の4日間に渡り、三重県・鈴鹿サーキット開催された『2017-2018FIM世界耐久選手権シリーズ最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第41回大会』(以下、鈴鹿8耐)。
「8時間にわたる長い戦いの末、頂点に輝いたのは、 YAMAHA FACTORY RACING TEAM!」
ヤマハが前人未到の、鈴鹿8耐4連覇を達成した。(ライダー:中須賀克行/アレックス・ロウズ/マイケル・ファン・デル・マーク)
その他、表彰台には10年ぶりに復活したHondaワークスチームの「Red Bull Honda with 日本郵便(ライダー:高橋巧/中上貴晶/パトリック・ヤコブセン)」、「Kawasaki Team GREEN(渡辺一馬/レオン・ハスラム/ジョナサン・レイ)」と続いた。
GOSHI製マフラーを提供する『Team SuP Dream Honda』は24位。
Goshi Racingライダー田尻が参戦する『Honda緑陽会 熊本レーシングEWC』は36位となった。
【#79 Team SuP Dream Honda】10番グリッドから決勝レースに挑むも、10位以内チェッカーの目標達成ならず、24位でチェッカー。
28日に行われた公式予選を、総合10位で通過しTOP10トライアルに進出したSuPチームだったが、台風の影響によりTOP10トライアルの代わりに10チームが同時出走する40分間のタイムアタックへと内容が変更される。
そのタイムアタックでは、岩戸選手、作本選手、山口選手、再び岩戸選手の順で出走し、岩戸選手が2分8秒200のチームベストタイムを記録しましたが、あと一歩届かず総合10位となり、10番グリッドからの決勝レースとなりました。
決勝レース日の29日、日付けが変わるころは台風の通過に伴い、強い雨風がとなっていたが、7時30分にゲートオープンされると雨は徐々に止み、風も収まってきた。
オープニングセレモニーが行われる途中に再び強い雨が降り始めるが、予定通り11時30分に決勝レースがスタート!
岩戸選手がオープニングライダーを務め、すぐに順位を上げて9番手に。
レース序盤、路面コンディションが回復してきた13周目にピットに入り、ウェット用からスリック用のタイヤに変更。
その後10番手前後でレースを進め、順調に作本選手、山口選手とチェンジし周回を重ねていった。
レース中盤となり、84週目を終えたころ電気系のトラブルが発生。ピットに入り原因と考えられる箇所をチェック。
走行しながら様子を見るもトラブルは解消されておらず、再びピットイン。別の箇所をチェックし原因が判明しトラブルは解消。
このトラブルにより、40番手近くまで順位を落としたが、その後猛烈な追い上げをみせ徐々に順位を回復、最後は山口選手が24位で無事にチェッカーを受けた。
今シーズン目標の一つである、TOP10トライアルへの進出は果たすものの、10位以内チェッカーの目標は叶わず。
来シーズンこそは、10位以内でゴールできるように、今シーズン残りの全日本選手権後半戦、「第6戦もてぎ」、「第7戦オートポリス」で実戦を兼ねたテストに挑んで参ります。
GOSHIは引き続き、『Team Sup Dream Honda』を応援します。
【#43 Honda緑陽会 熊本レーシングEWC】Goshi Racingライダー田尻が参戦!36位でチェッカーを受ける。
そして今回、鈴鹿8耐に初参戦した、Goshi Racingの田尻。
熊本から応援に駆け付けたGOSHI応援団からも熱い声援を受け、熱走を魅せてくれました!
Goshi Racing 田尻より
先日開催された、鈴鹿8時間耐久ロードレースに【Honda緑陽会 熊本レーシングEWC】チームより参戦させて頂きました。
まずは、この参戦に当たりご協力頂いた関係者の皆様、スポンサー様に感謝申し上げます。
熊本レーシングEWCチームはライダー、メカニック共に若手を主体としたチームで、今回の鈴鹿8耐では、来年のシード権が獲得できる『20位以内』を目標に掲げレースに挑みました。
そんな中、行われたレースでは、台風の影響もあり、とても難しい展開が続きました。
28日の予選では総合44位となり、29日の決勝に挑みました。
決勝レースでは様々なトラブルがありましたが、世界選手権の雰囲気に呑まれることなく、36位で完走することができました。
目標の20位以内は、達成できませんでしたが、無事に完走できたことが何よりだと思います。
私自身、初めてのレース・車両・タイヤ等々初めて尽くしで、最後まで攻略できずに歯がゆい思いをしましたが、この貴重な経験は今後のGoshi Racingの活動に活かしていきたいと思います。
改めて今回の鈴鹿8耐関係者の皆様、応援してくだった皆様ありがとうございました。
Goshi Racing田尻、及びHonda緑陽会 熊本レーシングEWCの応援ありがとうございました!
Goshi Racingでは、九州ロードレース選手権の残り2戦に参戦して参りますので、そちらの応援もよろしくお願い致します。
【モトクロス】全日本選手権 第6戦 東北大会レポート
2018年7月21日(土)~22日(日) 岩手県の藤沢スポーツランドで開催された全日本モトクロス選手権第6戦に参戦して参りました。
【結果 IA2】
決勝ヒートⅠ 12位
決勝ヒートⅡ 12位
総合 11位
今回も、前戦で投入した「54R!マフラー Ver.2.1」で挑みました。
予選ではA組を6位で通過し、ライダーとマフラーのマッチングも上々。
迎えた決勝ヒートⅠでは、6位好スタートを決めるものの、混戦で自分のラインを走れず、ペースを崩し後退してしまう。
レース中盤から徐々にペースを上げ巻き返しを図りましたが、間に合わず12位。
決勝ヒートⅡ、スタート直後の3コーナーで転倒。
最後尾30位から追い上げのレースとなり、巻き返しを図り5週目には15位まで挽回。
猛暑の中、スタミナが心配されたが、最後まで攻めの走りを見せ12位でフィニッシュ。
惜しくも、TOP10には届かず悔しさが残りましたが、次戦の近畿大会では開発中の「54R!エキゾーストパイプ」を投入し、次戦こそはTOP10に入れるよう、改善を重ねて参ります。
応援に来て頂いた皆様、スポンサー各社様ありがとうございました。
次戦は9月8日~9日開催の第8戦 近畿大会(名阪スポーツランド)に参戦!
応援宜しくお願い致します。
※第7戦中国大会は「平成30年7月豪雨」の影響により、中止となりました。
鈴鹿8時間耐久ロードレースについて
2018年7月26日(木)~29日(日)の4日間に三重県・鈴鹿サーキットで開催される『2017-2018FIM世界耐久選手権シリーズ最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第41回大会』(以下、鈴鹿8耐)に、GOSHI製マフラーを提供するTeam SuP Dream Hondaが参戦致します。
鈴鹿8耐では山口選手に加え、全日本J-GP2を戦う、熊本のTeamRSCから岩戸亮介選手と作本輝介選手の起用が決定しております。
又、SuPチーム以外に熊本からHonda緑陽会熊本レーシングEWCが参戦。
そのチームから我らがGOSHI Racingのエースライダー田尻にオファーがあり、急遽田尻も鈴鹿8耐に参戦することとなりました。
早速、7月10日(火)~7月12日(木)に行われた公開合同テストに参加。
公開合同テストでは、初めて1000ccのバイクに乗り、日頃乗っているバイクとの違いに戸惑いながらも、入念にマシンのフィーリングを確認しました。
GOSHI Racing 田尻より
「今回、Honda緑陽会熊本レーシングEWCから参戦することとなりました。
1000ccのバイクにしても、夜間走行にしても初めてのことだらけで、まだまだタイムが出てませんが、本番までには仕上げて、万全の体制で挑みたいと思います。
また、耐久レースなのでタイムもさることながら、転倒には気を付けて走行していきたいと思います。
#43 Honda緑陽会 熊本レーシングEWCの応援をよろしくお願いします。」
GOSHI製マフラーを提供する『Team SuP Dream Honda』に加え、GOSHI Racing田尻の参戦で今年の鈴鹿8耐は、熱くなりそう!!
『#79Team SuP Dream Honda』と『#43 Honda緑陽会 熊本レーシングEWC』の応援よろしくお願い致します。
【ロードレース】九州ロードレース選手権 第3戦、4戦レポート
~リザルト~
第3戦
ST600クラス:#1 田尻 1位、#54 黒木 4位
JP250クラス:#54 片山 転倒リタイア、 #55 山内 4位
第4戦
ST600クラス:#1 田尻 2位、#54 黒木 4位
JP250クラス:#54 片山 転倒リタイア、#55 山内 4位
JP250クラス:
R-3では、片山がポールポジション、山内が8番グリッドでのスタート。
予選では好タイムを記録した片山、予想通りの走りだしを見せたが、オープニングラップの3コーナーで転倒。まさかのリタイアとなった。
山内はマシンの電気系統で問題がありECU(コンピュータ制御)の機能を制限してのレース本番、8番手から6番手までを一気に追い上げるなど、順位を上げながら4位入賞。
続くR-4。
#54片山は、午前中(R-3)の転倒のダメージから、フロント足回りに不安が残るものの、R-3同様ポールポジションからのスタート。
コーナリングに苦労し追走を許してしまったが、後続車の永島選手(チームLife)と抜きつ抜かれつの最後までわからないトップ争いに白熱!
最後のチャンスをかけた最終ラップの最終コーナーでイン側へ並ぶも、転倒しノーポイントに終わる。
山内はR-3に引き続き、ECUに制限を掛けた状態で、8番手から順調に順位を上げる。
安定した走りに上位を狙うが、表彰台まで残り1台に惜しくも及ばず4位の入賞。今後のマシンセッティングに課題を残す。
次戦オートポリスには、、新型エキパイの完成を目指し開発を進め、上位入賞へ繋げていきたいと思います!
ST600クラス:
R-3では、田尻がポールポジション、黒木が3番グリッドでのスタート。
決勝でも通常通りの走りをみせ、田尻が先頭争いを制し優勝。
黒木は順調な走りだしを見せたが、スタート時のフライングから、スタートでライドスルーペナルティが科せられる。
レース復帰後、9位から怒涛の追い上げを見せ4位の入賞。
続くR-4。
予想と反して気温の上昇、厳しい日差しの中で、ライダー、メカニックともに体力の消耗が見え始める中でのR-4。
田尻、黒木ともに新品タイヤでの参戦。R-3に続くポールポジションでのスタートに田尻は攻めの走りを見せるが、出場した各チームも同様に最後のレースにトップを譲らない。
田尻2番手、4番手で周回を重ねるごとに順位を上げたい所だが、タイヤが持たずペースダウン。
しかしながら、田尻が1周1分4秒台とコンスタントに好記録を重ねられたことは進化、成果であったと感じます!
次戦オートポリスはロングコース。更なる進化をし、表彰台を狙います!
たくさんの応援、サポート、ありがとうございました。
【ロードレース】九州選手権 HSR九州 第3戦、第4戦に向けて
7月1日(日)九州ロードレース選手権 HSR九州 R-3・4
第3戦と第4戦の2レースが同日開催となる今回の九州ロードレース選手権。
今回の九州ロードレースでも、前戦と同一のGOSHIオリジナルマフラーを投入し、データ蓄積を図ってまいります。
とは言っても梅雨時期とあって、天候との勝負とも言えます。
同日2レースは、タイヤの選択が大きく勝敗に左右することもあります。
まだ記憶に新しい、5月の全日本ロードレースのオートポリス大会でも同様の場面がありました。チームグリーンが見事にオートポリスの特性を読み勝利しました。
現状では、日曜日は曇り/晴れ予報ですが、本番どう変化するのか?しないのか?
各チーム勝負に出る!?場面もあるかも?そういった見どころを2レースも体感出来る!!
また、ポイントランキングも接近戦!
JP250 NATクラス #54 片山 千彩都 2位 #55 山内 達裕 3位
ST600 INTクラス #1 田尻 悠人 2位 #54 黒木 玲徳 5位
2クラス共に、ランキングにも大きく影響すると思われる今回!ライバルの追走を抑えられるか!?また入替えがあるのか?!見どころ満載のレースです!
HSR九州は、入場無料で観戦出来ますので、是非応援宜しくお願い致します。
【R3】 JP250 決勝10:00~ ST600 決勝11:50~
【R4】 JP250 決勝14:00~ ST600 決勝15:50~
記:レーシング部
【モトクロス】全日本選手権 第5戦 九州大会レポート
2018年6月9日(土)~10日(日)、HSR九州で開催された全日本モトクロス第5戦に参戦して参りました。
【結果 IA2】
決勝ヒートⅠ 6位
決勝ヒートⅡ 4位
総合 5位
今回の第5戦は、地元熊本での開催。
直前まで調整を行い、マシンに投入した「54R!マフラー Ver.2.1」。
中低速の回転域のトルクアップを図ったもので予選からライダーとのマッチングにも手応えも感じました。
決勝ヒートⅠでは、先行車の相次ぐ転倒があり、一時は15番手まで順位を落としたものの、
地元開催の熱い声援に背中を押され、ライダー石浦(#952)も6位まで挽回。
決勝ヒートⅡ、マフラー好調、チームの雰囲気も良い中での好スタート!
最後まで上位争いに食い込み、4位の結果で終えました。
ライダー、マシンのポテンシャルが見えてきたHSR九州戦。3位以内を目標には届きませんでしたが、この結果を次の開発へ繋ぎ、トップチームとの差約4秒を詰めていくのが今後の課題です。
地元開催ということもあり、GOSHIレーシング部ピットとブースに多くの方にお越し頂き、ありがとうございました。
次戦は7月21日~22日開催の第6戦 東北大会(藤沢スポーツランド)に参戦!
応援宜しくお願い致します。
レーシング部
【モトクロス】全日本選手権 第5戦に向けて
6月9日~10日 地元熊本県のHSR九州にて全日本モトクロス選手権シリーズ第5戦が開催されます!
第4戦の広島では、ライダーも『54R!マフラーVer2』も絶好調で、予選A組を2位通過。
決勝でも上位入賞の期待が膨らみましたが、転倒もあり不本意な結果で終わってしまいました。
現在は第5戦HSRに向け『54R!Ver2-1マフラー』をTRY中で、今回投入出来るようにギリギリまで調整している最中です。
これまでのバージョンと大きな変化は無いものの、低中速域の改善が期待出来る仕様となっています。
当日はあいにくの雨予報ですが、雨に負けない熱い走りをお見せしたいと思います!
応援をよろしくお願い致します!
記:レーシング部
【ロードレース】鈴鹿サンデーロードレース レポート
5月26日、27日(日)鈴鹿サーキットにてJP250クラスの4時間耐久レースへ参戦しました。
今回、ライダーはGOSHI Racing 片山千彩都と、ホンダドリーム北九州チームの永島潤太郎選手と組み挑んだ耐久レース。
27日(日)朝8時30分 ルマン式スタート!
スタートライダーの片山、スタート合図と共にダッシュ!マシンのハンドルを掴む前に、腕章が抜け落ちてしまい出遅れてしまう。
30番手前後まで後退し、スタートから追い上げる展開。
徐々に挽回し予選位置まで戻し、第2ライダーの永島へチェンジ。
一旦、10位前後まで落としたが、7位まで戻し、片山へチェンジ。
2時間経過、順調に順位を上げ、6位、5位を射程に捕らえたところでシケインでチェーンが外れてしまうトラブル!
そのままピットへ張り直し、再スタートするも、20位の後半まで後退。
最後のライダー交代で17位!少しずつ追い上げ、14位フィニッシュ。
上位を狙える体制だっただけに悔しい結果となりました。
今回のトラブルの経験を次回に活かし、更に上位を狙えるよう準備したいと思います。
サポート頂いた皆様、応援頂いた皆様、本当にありがとうございました。
次戦、九州に戻りまして「九州ロード 第3戦、4戦」7月1日(日)HSR九州です。
2ヒート制となる今回のレースは、雨の確立も高い為、波乱のレース展開もある?!かも。
是非、応援宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【モトクロス】全日本選手権第4戦 中国大会レポート
~リザルト~
予選A組 2位
HEAT1:22位
HEAT2:23位
前日の予選A組を2位通過で決勝へ挑みましたが、HEAT1では中盤の争いから抜け出せず、他車との接触で転倒し追い上げが効かず22位。
HEAT2では好スタートを切り10位で走行中に2度の転倒。怪我はなかったものの中盤グループから離され23位の結果となりました。
今回から新作のGOSHIオリジナルマフラー「54R!」を導入し音量車検では2SET共に楽々クリア。しかしまだ煮詰めていかないといけない事もあり更なる進化を遂げる為に、実践テストで開発を進めて行きます!
応援して下さった皆様、スポンサー各社様ありがとうございました。
次戦は6月9日、10日にホームコースのHSR九州行われる九州大会!
応援宜しくお願い致します!
【モトクロス】KYBサスペンションテスト
広島県世羅郡にあるグリーンパーク弘楽園にてKYBサスペンションテストを行いました。
18日の夕方から降り出した大雨で19日朝のコース状況はマディでしたが、お昼を過ぎるとベストコンディションになりテストを行いました。
弘楽園名物のラムソンジャンプがあり、土質は硬く全体的にハイスピードなコースなのが特徴です。
今週末の5月26日 27日に全日本MX選手権 第4戦が開催されます。今回もTOP10を狙い新作の54Rを装着し挑みます!
応援宜しくお願いします!
記:レーシング部
【ロードレース】鈴鹿サンデーロードレース第2戦 JP250 4時間耐久ロードレース
今週末26日、27日、鈴鹿サーキットで開催予定の「JP250 4時間耐久レース」へ参戦致します。
今シーズン好調のGOSHI 片山千彩都と、同じく好調を見せている「ホンダドリーム北九州」の永島 潤太郎選手と組み、「GOSHI Racing & Dream北九州」として参戦!
優勝を目指します!
九州ロードで実績を上げているGOSHI 片山と、調子上向きの山内の乗るマシンですが、好調の裏には、マフラーの性能も大きく貢献しており、その好調ぶりを証明する意味でも、今回のレースで結果を求め、万全の体制で挑んでいきます。
しかし、出場台数も50台以上あるようで、そう簡単には、目論み通りのストーリーを描かせてはくれないでしょう。
今週末の鈴鹿に大注目ですね! 引き続き、熱い応援を宜しくお願い致します。
#54 GOSHI Racing & DREAM北九州 片山 千彩都 永島 潤太郎
記:レーシング部
【モトクロス】全日本選手権第3戦 SUGO大会レポート
~リザルト~
HEAT1:21位
HEAT2:16位
総合 18位
予選走行中にマシントラブルに襲われながらも、石浦は予選A組を14位で無事に通過。
マシントラブルを改善し決勝に挑みましたが、SUGOのコースでは練習不足で目標とするTOP10には入れず課題の残る結果となりました。
2週間後の5月26日27日は第4戦 中国大会が広島県世羅郡のグリーンパーク弘楽園で開催されます。
今回からMOTUL様からエンジンオイルをサポート頂ける事になり、ロード部門もMOTULオイルを使用しております。スポンサー各社様、応援していただいた皆様ありがとうございました。
次こそはTOP10!
石浦のモチベーションも高く、この2週間でしっかりと乗り込みリベンジします!
【ロードレース】全日本選手権併催 MFJカップ レポート
~リザルト~
#54片山千彩都:総合3位、国内クラス1位(国内優勝)
#54山内逹裕 :総合7位、国内クラス4位
九州ロードレース選手権 第2戦から2週間、同じくオートポリスでの開催ということで地元チームとしては、結果を残したい思いで挑んだMFJカップは総合3位の#54片山と、総合7位の#55山内は、申し分ない結果と言える。
しかし、遠征組みも少なく、上位に転倒のある中での結果という現実もあり、この結果に満足せず今後も開発の手を緩めることなく前に進ん行かなければ、本当の勝利に繋がって行かないと考えます。
前戦の九州ロードレース選手権で片方のマシンで使えなくなっていたGOSHIオリジナルマフラーの『54R!』でしたが、2週間の期間で解析と改良を行い車検では、2台のマシンともクリアとなった。
今回の原因は、劣化ではなく、幾つかの要因が重なり、短期間で音量が大きくなってしまいました。
解析から明確になった要因を潰し込み、今後に活かしていきます。
次戦、今月26日、27日鈴鹿サーキットで開催予定のJP250の4時間耐久レースに出場します。
GOSHI Racing 片山 千彩都、そして”ホンダドリーム北九州”チームの永島 潤太郎選手とペアを組み勝利を目指します!チーム名は、GOSHI Racing となります。
サポート頂いているスポンサー様、そして応援頂いている皆様、また結果を残せるようチーム一同頑張ります。
引き続き応援宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【モトクロス】全日本選手権第3戦 SUGO大会~速報~
【速報】SUGO大会
~予選~
14位通過
~決勝~
HEAT1 21位
HEAT2 16位
総合 18位
ヒート1:スタートで出遅れて挽回出来ずに21位。
ヒート2:スタート8番手に出てかなり健闘したものの、徐々に追いつかれ最後は16位でフィニッシュ。見事にポイントを獲得しました。
スポンサー各社様、応援していただいた皆様ありがとうございました。
【ロードレース】全日本選手権併催 MFJカップ~速報~
【速報】MFJカップ
~予選〜
#54片山千彩都:総合5位、国内クラス2位
#55山内逹裕 :総合13位、国内クラス8位
~決勝~
#54片山千彩都:総合3位、国内クラス1位
#54山内逹裕 :総合7位、国内クラス4位
応援頂いた皆様、サポート頂いている皆様、ありがとうございました。
【モトクロス】全日本選手権 第3戦に向けて
5月12~13日 宮城県のスポーツランドSUGOで開催される全日本モトクロス選手権シリーズ第3戦 SUGO大会!
前戦の関東大会で転倒したダメージも改善され、万全の体制でSUGO大会に挑みます。
久しぶりのSUGOはコースレイアウトも一新され、上位入賞のチャンスでもあります。
まずはトップ10入りを目指して頑張ります!
IA2クラス石浦諒の応援よろしくお願い致します。
【ロードレース】全日本選手権併催 MFJカップに向けて
5月12日 大分県のオートポリスで開催される全日本選手権併催のMFJカップシリーズにスポット参戦します!
MFJカップシリーズとは、JP250クラスの参加者がステップアップするフィールドが必要であることから、全日本選手権と併催して開催することになったレースです。
今回GOSHI Racingでは、前戦の九州ロード第2戦にて仕様ミスからGOSHIオリジナルマフラーが使用できなかった反省より、マフラーの仕様を改良した、GOSHIオリジナルマフラーでレースに挑みます!
九州大会ということで、日ごろから戦っている仲間たちも大勢出場します!
負けられない戦いになります。
上位目指して頑張りますので、応援よろしくお願い致します。
【ロードレース】九州ロードレース選手権 第2戦レポート
~リザルト~
ST600クラス: #1 田尻 1位 、 #54黒木 3位
JP250クラス:#55山内 5位 、 #54片山 8位
ST600クラス
今回持ち込んだマフラーは、2タイプで、出力特性の良い仕様に対し
音量低減アイテムを仕様違いで入れ込んだものをTRY。
結果、Aタイプ(仮)が目論み通りの数値となり、実戦投入出来ました。
今回の仕様違いで、着実にデータ蓄積となり、次戦までに2台ともベストな状態に出来るよう推進して参ります。
JP250クラス
当初の読み通りの難しい展開。更にマフラーに仕様ミスもあり、使えない事態に!
本戦には、不測の事態となってしまい、他社製マフラーで戦うこととなりました。
#54片山は、転倒後、レース復帰するもそのダメージもあり、8位という結果。
#55山内は、マシンの仕上がりも手伝い、5位入賞。途中3位を走行していただけに
悔しい結果となったレースでした。
ST600クラスは暫くお休みとなります。JP250は今週末開催の全日本併催のMFJカップへ参戦します。
こちらも、応援宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【ロードレース】九州ロードレース選手権 第2戦 速報
【速報】
~予選~
ST600:#1田尻 1位、#54黒木 2位
JP250:#54片山 6位、#55山内 7位
~決勝~
ST600:#1田尻 1位、#54黒木 3位
JP250:#55山内 5位、#54片山 8位
応援頂いた皆様、サポート頂いている皆様、ありがとうございました。
【ロードレース】九州ロードレース選手権 第2戦に向けて
4月29日開催の九州ロード第2戦
前回の直入戦では、ST600で3位、5位の成績。JP250は1位、3位とシーズン初戦での成績としては、好成績と言える。
しかし、ST600での3位、5位は、昨年のランキングから評価すると「結果を残す事が出来なかった?」とも言える。
今回のオートポリスは、直入とは性格の違うコースで、#1田尻、#54黒木の好きなコース。
マシンの性能はそのままで、走りで結果を出していくことになるが、ライバル達も成長著しく、そう簡単にはトップを取る事は難しいと思われる。
更に、今シーズンから音量規制が厳しくなり、「105.9dB以下 ⇒ 105.0dB以下」となっている。
直入での車検で、ST600#1車両の新型マフラーが規定値を超え、旧型マフラーを使う結果となったことで
今回、音量対策として新たなアイテム「アウターパンチング仕様(仮名)」へ組み換えて臨みます。(既にCBR250RRで実証採用済)
結果が良ければ、新型マフラーで戦えることとなり、最高のパフォーマンスを魅せることが出来る!はず!
JP250は、直入の勢いをそのまま持ち込みたい!しかし、真逆のコースレイアウトに苦戦も予想する。
ECUのセットが決まれば、こちらも良いパフォーマンスを魅せることが出来ます。前回覇者の#54片山、3位の#55山内の戦い方も見応えあり!
4月29日(日)ゴールデンウィーク真っ最中! 是非! オートポリスへ来て、観て、感じてください!
多くの皆さまの応援を現地でお待ちしています。
記:レーシング部
[第1戦SPA直入でのオフショット]
#37 井吉 亜衣稀 選手
#69 植垣 創平 選手
#1 田尻 悠人(Goshi Racing)
#54 黒木 玲徳(Goshi Racing)
【モトクロス】全日本モトクロス選手権 第2戦 関東大会
4月21日と22日の2日間で埼玉県川越市のオフロードビレッジにて全日本モトクロス選手権 第2戦が開催されました。
開幕戦の九州大会の時は雨天により音量車検が中止となり、関東大会での音量車検で54R!は無事に音量も合格し、予選に挑みました。
予選B組での出走でスタートはホールショットを狙えるぐらいの位置でスタートしたのですが、1コーナーで転倒してしまい追い上げのレースとなり予選13位で通過し、転倒時に石浦は左肩を負傷。
転倒で54R!とマシンにもダメージがありましたが、なんとか修復作業を行い決勝レースへ挑みました。
22日の決勝ヒート1は20位でポイントを獲得。ヒート2では22位でノーポイントという結果でした。
先日のKYBサスペンションテストでは良い仕上がりでしたので、非常に悔しい結果になりましたが、次戦の東北大会に向けてしっかりと準備を行い、TOP10以内を目指します!
応援に来ていただいた八千代工業株式会社の皆様、スポンサー各社様、ありがとうございました!!
記:レーシング部
【Sup Dream Honda】全日本ロードレース選手権第2戦
GOSHIオリジナルマフラー『54R!』を提供するTeam Sup Dream Hondaが全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに参戦!
4月21日、22日 三重県の鈴鹿サーキットにて第2戦が開催されました。
【レース結果】 ライダー:山口 辰也 マシン:CBR1000RR
・JSB1000 決勝レース1:15位
・JSB1000 決勝レース2:17位
ライダーの山口選手コメントより、「今回のレースは8耐に向けたテストという意味合いも大きいです。たくさんデータを収集して8耐を良いレースにしたい。」とあり、すでに第1戦のもてぎで、今シーズンの鈴鹿8耐への参戦権を獲得しているTeam Sup Dream Hondaは鈴鹿8耐が行われる鈴鹿サーキットで実践を兼ねたテストを実施。
21日決勝レース1 Sup Dream Honda 山口選手は、17番グリットからスタートし、13位までジャンプアップして1週目を終え、2周目にはさらに順位をひとつ上げて12位に、そこから少し順位を下げ15位でフィニッシュ。
22日決勝レース2 17番グリッドからスタートし、一時20位まで順位を落とすも、徐々に順位を回復。最終的に17位でチェッカーを受けました。
鈴鹿8耐までは残り3ヶ月。ここから我々サプライヤー各社のパーツ開発は加速していきます。
チーム一丸となって鈴鹿8耐上位入賞を目指します。
GOSHIはTeam Sup Dream Hondaを応援します。
【モトクロス】KYBサスペンションテスト
4月14日と15日の2日間で埼玉県川越市のオフロードビレッジにてKYBのサスペンションテストを行いました。
石浦は3年ぶりのオフロードビレッジの走行でしたが、3年ぶりとは感じさせない走りで1日目のテストを終了。
2日目は前日夜の雨でコースはベストコンディションになり、サスペンションのセッティングも決まり、1日目よりもタイムも上がり、石浦もマシンも良い状態に仕上がり2日間のテストを終了しました。
KYBテクニカルアドバイザーの白戸様、整備スペースを設けていただいた八千代工業株式会社 研究所の皆様、ありがとうございました。全日本モトクロス選手権 第2戦 関東大会は4月21日22日 オフロードビレッジにて開催されます。
応援宜しくお願い致します。
記:レーシング部
【Sup Dream Honda】全日本ロードレース選手権開幕!
GOSHIオリジナルマフラー『54R!』を提供するTeam Sup Dream Hondaが全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに参戦!
4月7日、8日 栃木県のツインリンクもてぎにて第1戦が開催されました。
【レース結果】 ライダー:山口 辰也 マシン:CBR1000RR
・JSB1000 公式予選 : 9位
・JSB1000 決勝レース1: 7位 (8耐トライアウト:2位 ⇒ 2018 鈴鹿8時間耐久ロードレース 参戦権獲得)
・JSB1000 決勝レース2: 10位
7日は朝から小雨が降る中、気温も上がらす路面はウエットコンディションでの公式予選となり、Sup Dream Honda 山口選手は、予選9位グリットを獲得。
決勝レース1では、雨は止んだものの曇り空のまま、気温も上がらず、路面コンディションはハーフウエットでスタートし7位でチェッカーを受けました。
また、この「レース1」は「鈴鹿8耐トライアウト1stステージ」を兼ねており、鈴鹿8耐への参戦権を獲得するためにはこのトライアウトに参加する10台のうち、上位3位以内に入る必要がありましたが、鈴鹿8耐のトライアウト勢では2番手でのフィニッシュ。
鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦権を見事獲得!!
その瞬間、チームスタッフをはじめ、関係者も歓喜にあふれ、安堵の表情も見られました。
8日、決勝レース2では、前日とは打って変わって快晴で路面コンディションはドライの状態でスタートし10位でチェッカーを受けました。
次戦は4月21日、22日に鈴鹿サーキットにて全日本ロードレース選手権第2戦が開催されます。
GOSHIは引き続き、Team Sup Dream Hondaを応援します。
【モトクロス】結果!全日本モトクロス選手権#1
4月7日(土)、8日(日)、全日本モトクロス選手権 第1戦が地元HSR九州で開幕しました。
GOSHIレーシングとして今シーズンよりフル参戦。地元開催も手伝って、会場には職場からもたくさんの応援者が足を運んでくれました。
多くの声援を力にGOSHIレーシング石浦選手も激走!オリジナルマフラー『54R!』を装着したマシンがコースを駆け抜けます!
7日(土)の予選では、真冬のような寒さに加え、時折みぞれが降る悪天候の中、IA-2クラス予選A組を9位でフィニッシュ。無事決勝進出を果たしました。
8日(日)は打って変わってポカポカ陽気の中、『くまモン』が応援に駆け付け、決勝を盛り上げてくれました。
石浦選手はヒート1で10位。ヒート2ではスタートに出遅れ下位に順位を落としましたが、熱い走りで何とか巻き返し14位、総合では11位という結果を収めることができました。
まだまだ初戦。今回のレースで得られた情報より、『54R!』マフラーを更に改良し次戦に挑みます!
皆様、応援及び、GOSHIブースへのご来場、ありがとうございました!
次戦は4月22日(日) 埼玉オフロードヴィレッジ。
皆様の熱いご声援をよろしくお願いします!
【モトクロス】全日本モトクロス選手権シリーズが開幕します!
4月7日、8日 熊本県菊池郡のHSR九州で全日本モトクロス選手権 第1戦が行われます。
いよいよ全日本モトクロス選手権シリーズが開幕!!
GOSHI RacingからはIA2(国際A級250CCクラス)に石浦選手がエントリーします。
GOSHIオリジナルマフラーをマシンに装着し、今期のシリーズ全戦に参戦致します!
まずは地元熊本開催のシリーズ第1戦 九州大会!皆様のご声援よろしくお願いします!
【ロードレース】結果!九州ロード選手権#1
4月1日(日)九州ロードレース選手権 R-1 Spa直入
春満開! いよいよ九州ロードレース選手権の開幕戦 Spa直入大会 です。
◆ST600に#1田尻悠人、#54黒木玲徳
◆JP250に#54片山千彩都、#55山内達裕
~予選~
ST600:#1田尻 2位、 #54黒木 5位
JP250:#54片山 4位、 #55山内 10位
~決勝~
ST600:田尻 3位、 黒木 5位
JP250:片山 1位、 山内 3位
以上のような結果となりました。
600㏄で初のSpa直入サーキットは、難易度の高いテクニカルなコース
しかも狭く、抜きどころも少ないコース。
今回は、2名のライダー経験不足・体力不足が大きく影響したレースとなりました。
JP250クラスは、波乱の多い展開となり、途中中断もあり、ハラハラつづき
終始落ち着いたレース展開をみせた#54片山が最後まで守り切ったレースとなりました。
#55山内は、我慢のレース展開、上位グループが崩れる中での3位は立派!
応援頂いた皆様、サポート頂いている個人、各社の皆様、ありがとうございました。
次戦、4月29日(日)第2戦 オートポリスでは、更に上を目指し結果を残せるよう頑張りますので
引き続き応援・サポート、宜しくお願い致します。
記:レーシング部 部長 永田
【ロードレース】九州ロードレース選手権シリーズが開幕します!
4月1日 大分県竹田市のSPA直入で九州ロードレース選手権 第1戦が行われます。
いよいよ九州ロードレース選手権シリーズが開幕!!
GOSHI Racingからも各クラスに多数のライダーが参戦致します!
【ST600クラス】 マシン:CBR600RR
#1田尻選手 #54黒木選手
【JP250クラス】 マシン:CBR250RR
#55山内選手 #54片山選手
以上、4名がマシンにGOSHIオリジナルマフラーを装着しシリーズ参戦致しますので、
皆様のご声援よろしくお願いします!
【モトクロス】九州モトクロス選手権 第1戦
3月18日(日)に”九州モトクロス選手権 第1戦”が大津町のHSR九州で開幕しました。
今回の選手権は、来月開催される全日本モトクロス選手権を見据えたレースでもあり各メーカーもワークス体制で参戦、全国から強者が集結しました!
前日のサスペンションテストでは、KYBのサポートもあり、セッティングも上々!準備万全で決勝に挑みました。
今回、出場するIAオープンクラスは、450㏄と250㏄の混走でのレースということで、かなり厳しいレース展開を予想。
その予想通り、ヒート1は、燃調が合わず、総合9位。ヒート2は、燃調は良くなったものの体力に課題が?
で、またまた総合9位となりました。タイム的には、ヒート2のタイムが良く、2分7秒台とマシンは改善されているようです。
全日本選手権の開幕戦へ向け課題は残りましたが、改善点もあり、残された時間で、しっかり準備して行きます。
各サポートメーカー様、多数のご声援、お声掛けして頂いた皆様ありがとうございました!
次戦、4月8日(日) ”全日本モトクロス選手権 第1戦!HSR九州” 応援宜しくお願い致します!!
記:レーシング部 監督永田郁晴
【モトクロス】サスペンションテスト
2018年2月24日と25日の2日間、広島県にあるグリーンパーク弘楽園で、KYB株式会社(旧カヤバ)のサスペンションテストを行いました。
KYBが東京モーターショーで公開したスプリングとエアーのハイブリッドサスペンションを装着。
GOSHIライダーの石浦が走行テストを行い、KYBのテクニカルアドバイザーの白戸さんと何度も打合せをしながら、サスペンションのベース仕様を決定!2日間に渡るテストでしたが、怪我もなく無事に終える事がでました。
このサスペンションは3月18日に開催される『九州モトクロス選手権』の第1戦でGOSHIマシンに装着し走行致します。
場所は熊本県のHSR九州オフロードコースにて行われます。入場無料となっておりますので、皆様の応援をお待ちしております。
GOSHI Racing 2018年
2017年シーズン終了。2018年へ向けて!
2018年 新年おめでとうございます。
慌ただしく新年をスタートしておりますが、我々レーシング部は今年も全カテゴリー安全に走り切ることができる様、恒例となりました安全祈願を、熊本市の「西浦荒神社」で執り行って参りました。
今シーズンから、新たに全日本モトクロスへ参戦する事となりますが、体制については、現時点では協議中でありますので、日頃支えて下さっている皆様には、決まり次第改めてご報告致します。
また、昨年12月には日頃サポート頂いている企業様へ、スケジュールの都合上一部ではありましたが、ご挨拶に伺わせて頂きました。今シーズンも引き続き宜しくお願い致します。
日頃の感謝を込めまして、下記にて今後もサポート頂く企業様をご紹介致します。
順不同となりますが、ご理解のほど、宜しくお願い致します。
MFR様、オージーケーカブト様、アールエスタイチ様、isa SPROCKET様、オカノブラスト様、KYB様、アライヘルメット様、D.I.D様、Carry Design Office様、TECHNIX様、Y2S PLEASURE様、RSC様、H-DESIGN様
全日本ロードレース選手権
【速報】
11月4日(土)~5日(日)、鈴鹿サーキットで開催されました全日本ロードレース選手権。
当社からは田尻悠人選手がST600クラスに参戦致しましたが、練習走行中に転倒、リタイアとなりました。
JP250クラスでは、当社マシン貸与の片山千彩都選手が、予選で25位、総合14位の結果となりました。
今期はこの大会でレース活動は終了となります。
1年を通し、たくさんのご声援・ご支援を頂きましてありがとうございました。
優勝!九州ロードレース選手権
10月29日(日) 九州ロードレース選手権 第7戦が大分県のオートポリスで開催されました。
当社のレーシング部からは、JP250クラスに山内達裕選手、片山千彩都選手、ST600クラスに田尻悠人選手、黒木玲徳選手が出場致しました。
【結果】
ST600クラス
田尻選手 優勝
黒木選手 3位
JP250クラス
山内選手 8位
片山選手 2位
ウェットコンディションの中での今シーズン最後の九州ロードレース選手権となりましたが、
当社の田尻選手がST600クラスで見事、優勝を飾りました。
たくさんのご支援、ご声援ありがとうございました!
2位入賞!九州ロードレース選手権R-5
2017年8月27日、九州ロードレース選手権 第5戦が大津町のHSR九州で開催されました。
当社のレーシング部からは、JP250クラスに山内達裕選手、片山千彩都選手、ST600クラスに田尻悠人選手、黒木玲徳選手が出場致しました。たくさんのご支援、ご声援ありがとうございました。
【結果】
ST600クラス
田尻選手 2位
黒木選手 16位
JP250クラス
山内選手 8位
片山選手 5位
★レース詳細はこちら↓ GOSHIレーシング部より★
2017年8月27日、HSR九州で開催された九州ロードレース選手権 第5戦
日曜日のみで開催される今回の選手権、それも午後から予選、決勝というスケジュールに、午前中は
練習及びマシンセッティング!ライダーもメカも1日中気の抜けない状態でした。
レースはJP250に#54山内と#55片山の2名、ST600に#54田尻と#55黒木の2名が出場しました。
JP250
予選、山内はマシンに問題を抱え、決勝まで調整を試みましたが、大きな改善とはならず9番グリッド。
片山は、足回りの調整が決まらず8番グリッド。両者とも本調子ではないまま決勝に挑むことになりました。
決勝では、2人とも好スタートを決め、まずまずの位置!片山が前で先行する選手を追います。レース序盤、5位争いの3台からジワジワと前に出てバトルを繰り広げ相手のすきを狙います。1台が転倒、残り2台でバトルに集中する片山、そして終盤の最終コーナーで前に!そのまま自分のペースに持ち込みジリジリと後続を引き離し、先行する選手を追いかけます。が、時すでに遅し!そのまま5位フィニッシュとなりました。
山内もまた不調のマシンにむち打ち気合の走りを見せますが、最終コーナーで刺され、鼻差で8位となりました。
ST600
#54田尻と#55黒木のINT(国際ライセンス)からの参戦。
#54田尻は3位グリッド、#55黒木は4位グリッドからの決勝となりました。
シグナルレッドから決勝スタート!#54田尻はスタートで出遅れ、そのスキに黒木が前へ!
予想通り、Kawasaki RSイトーの清末選手が飛び出し、後続を引き離し単独トップ。2位以下も食い下がるものの、どんどん引き離されていく。そんな厳しい展開の中、田尻がジリジリと前に詰め2位へ浮上!黒木も前を走る選手とのバトルを制し3位へ!そのまま三つ巴のバトルを繰り広げながら最終ラップへ。最終コーナーで黒木が勝負に出るも、痛恨のオーバーラン!
最後まで気合の走りを見せましたが、最後は田尻2位、黒木16位という結果となりました。
たくさんのご声援、ありがとうございました。
上位入賞! 九州ロードレース選手権R-3
結果ご報告 全日本ロードレース選手権R-5
優勝&準優勝!九州ロードレース選手権R-2
出場決定! 九州ロードレース選手権R-2
GOSHI Racing 2017年活動計画
4月! 新しい年度の始まりですね。新しい環境でスタートされる皆さんも、これまでと異なる環境で再スタートされる皆さんも目標に向かって、一歩ずつ進みたいですね!
さて、2017年のレース活動は既にスタートしていますが会社の業務活動としては、この4月から一部リニューアルスタートとなり、色々と新しいドラマが生まれる4月となっています!
新たに「排気系開発ブロック」という部門が設置され、本格的にマフラーの開発をスタートさせます!
詳細については、また時間のある時に・・・
レーシングクラブの活動について、今年の計画を少しだけご紹介します!(既にご存知の方もいらっしゃると思いますが・・・)
ST600クラスには、田尻悠人、黒木玲徳の2台体制で九州選手権を中心に全日本へのスポット参戦を予定しています。
しかし、まだまだCBR600RRを乗りこなせていません。よって、今シーズンは6月のオートポリスからのスタートとなります。
4月のSpa直入R-1は見送りました。応援して頂いている皆さんには大変申し訳ありませんが、内情お察し頂ければと思います。
そして、昨年から参戦しておりますJP250クラスですが、今年度からGOSHIの社員としてチームの仲間入りした山内達裕が参戦致します。
昨年までYAMAHA R-25でJP250に参戦していましたが、今年からGOSHI Racingの一員としてレース活動を継続致します。
マシンはCBR300Rとなります。
そして、マシンの貸与で”GOSHI Racing&MTRT”からJP250クラスへ参戦することが決まっている片山千彩都選手が鈴鹿・オートポリス・HSR等々、幅広い活動の場でレースを盛り上げてくれることでしょう!
今シーズンはこんな豪華メンバーで活動の場を広げて参りますので、どうぞ応援宜しくお願い致します!
そして既にプレスリリースされていますが「鈴鹿8時間耐久レース」にHondaの新しいチームが参戦。
その名も「TEAM Sup Dream Honda」!!
ホンダサプライヤー企業16社とホンダ購買との合同チーム、つまり弊社のようにホンダ様へ部品を供給している企業が16社集まり、”チームHonda”として参戦!
勿論GOSHIもその一員となり、真夏の鈴鹿へ挑戦します!!
先ずは4月22、23日開催の”鈴鹿2&4 200k耐久レース”のトライアウトから活動開始です!
いろいろとバタバタしていますが、一つ一つ確実に消化していきたいと思います。(忙しいぞ~~!)
さぁ!全日本も開幕しました!来週には九州選手権も開幕です!嫌でも盛り上がってきました!!
今期のGOSHI Racingの応援宜しくお願い致します!
いつもお世話になっているMFR様からCBR600用ストンプグリップのサポート、OGKkabuto様からチームへの ヘルメットサポート等、本当に感謝です!
期待にお答え出来るよう、チーム一丸となり頑張りたいと思います。今シーズンもサポート頂きありがとうございます。
※昨年末のオートポリスでの音量規定違反での失格の教訓を活かし、改良したマフラーとマシンSETでCBR300Rを走らせます。同じ失態の無いよう今期取り組んで参ります。
GOSHI Racing活動報告!
春の陽射しに恵まれた3月18日(土) 大分県にあるオートポリスにて
ST600クラスの練習走行を行ってきました。
まだまだ3月半ば、山の上は風が強く寒さの残る一日でした。
CBR600RRに乗り換えてまだ日の浅い2名のライダー、テクニカルなHSRから
本格的なハイスピードコースでのTRYとなります。
今回、初走行ということで、2本の走行枠にしっかりとテーマを持って
600RRの「走らせ方」を少しだけですが身体に刻み込みむ事が出来たと思います。
JP250の練習走行&TRYは4月からスタートです!
全日本そして九州選手権共に開幕間近となっています。限られた練習時間を
有効に、意味のあるものにしたいですね!
今月末には600RR用 54R!マフラーも完成予定。(サイレンサーのみ)
マフラーテスト!セッティング出し!等々
まだまだやることは沢山あります。
年度末!新年度開始!サラリーマンにとっては大変忙しい時期です。
が、結果を残せる様しっかりと!漏れの無いよう努めて行きたいと思います。
いよいよ2017年シーズン開幕です! 応援宜しくお願い致します。
その前に4月1日、2日の”Enjoy Honda”へ遊びに来てください!
GOSHI Racingの今シーズンのマシンも展示します!サプライズゲストも!?
2017年GOSHI Racingの活動をスタート!
GOSHI Racing 2016年活動報告
レーシングクラブ発足から4年目に入りました! レース経験も、その勝手や雰囲気も分かり、個人それぞれの動きも良くなります。2016年シーズンも半分を過ぎました。熊本地震からも約半年です。まだまだ傷痕も残る状態ですが、徐々に活気を取り戻しつつあり、レースシーンもそれに追従し活動を再開しています。
今シーズンは、九州ロードレース選手権JP250というカテゴリーに参戦。2台のCBR300を投入し、KAWASAKI、YAMAHA、の2気筒勢に挑んでいます。これまでの戦績ですが、順調にポイントを重ね、現在ランキング1位を守っています!
エースの#54田尻は国際クラス(INT)で少数の参加者ではありますが1位!#56黒木は国内クラス(NAT)で、ここは激戦区ながらこちらも1位を死守しています。しかし、最終戦のオートポリスはコース長も長く、単気筒CBRは分が悪く、2気筒有利と言われています。
自社製マフラーの54R!の性能だけでは、2気筒勢に大きなアドバンテージとなり、苦戦が予想されますが。が!最後まで諦めず、やれることをしっかりとやり、最後は笑って終われるよう全力でTRYしたいと思います!