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【ロードレース】九州ロードレース第5戦 レポート

~ #4 2020年8月 Racing部活動開始 ~

 2020年8月23日、九州ロードレス R-5参戦結果をレポート致します!
新型コロナウィルス感染拡大の影響から、とうとう鈴鹿8耐の中止という残念な発表されました。しかし、その空いた日程で全日本ロードレース選手権が鈴鹿サーキットでMFJグランプリとして行われることが発表されるなど、スケジュールの調整に追われています。

 今回は、その全日本ロードレース オートポリス戦の前哨戦となる九州ロードレース選手権へGOSHI Racingから#54梶山采千夏が参戦しました。
実は彼女、オートポリスを走るのは初!先ずは金曜日のサーキットライセンスの取得から始まり、その後、ビブスを着用し、コース下見です。
タイムは見ないようにしたかったのですが、2分17秒台からスタート!
金曜日に2本、土曜日に2本、そして日曜日の予選、決勝という、時間の無い状況でレースに挑みました。土曜日には、エンジントラブル発生!?
急きょ、スペアカーからエンジン載せ替えて対応!山の天候も午後から夕立が降る雷が鳴るなど、毎度のことながら、バタバタの展開に追われていたレースウィークでした。

結果は以下の内容です。

◆予選:1位(DRY)

◆決勝:1位(Semi WET)

初オートポリスの結果としては、上出来過ぎますね!しかし、次の全日本MFJカップでは、そう簡単には上位は取れない。
更なるレベルアップを努力で勝ち取れ!以下、#54 梶山 采千夏のコメントです。

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 今回のオートポリスは1ヶ月前から動画やコース図などを見て予習をしていたんですが、いざ走ってみると全然想像と違っていて、どう走ったらいいかも分からず
地元の選手に引っ張ってもらいました。初日はコースも覚えきれていないので、いいタイムも出ず、課題も決めきれずに終わってしまいました。
土曜日の特スポでは同チームの黒木選手に、たくさんアドバイスを頂いたので、だんだん自分の走りができるようになり、コースにも慣れましたが、
単独ではタイムが出ず、まだ迷いもありました。ただ課題が明確になり、試すことがたくさんあったので、その日の夜は動画を見て改善ポイントのイメージトレーニングを繰り返し備えました。
その結果、日曜日の予選では、単独走行でタイムを出すところまで改善、ポールに立つことができました。
決勝前には雨が降り、直前になって太陽が出てきて微妙な路面コンディションになってしまい気持ちを落とさないように集中していました。

 周回数も減算され9周が5周の“超スプリント”になった事で、レインタイヤを選択!しかしウォームアップラップで路面を見たら、予想以上に乾いていて「ドライタイヤの方が速いかも?!けどもう替えることはできない!」と覚悟を決めそのままスタート!
思い通りに攻めることも出来ないままでしたが、なんとか転倒せずにゴールすることができました。
今回のような天候変化や路面状況でのレースは初めてだったので、いい経験ができました。

まだ直すところはたくさんあるので、次の全日本ではもっと良い走りができるように準備したいと思います。
コースが違うし、感覚も違うと思うのですが、前回の鈴鹿でのトラブル部位も改善されたことで“もたつく感じ”が無くなっていて最高速もしっかり出ていました。
動画を見て確認したのですがスリップに着くと、簡単に前に出るようです。タイムは、練習が2分14秒6、予選:2分11秒7(DRY)、決勝:2分18秒2 (Semi WET)    でした。

初コースで不安しかなかったですが、なんとかまとまり、初めて“ポールtoウィン”ができ、たくさんの方々からおめでとうメッセージが届いていてとても嬉しかったです!
これをモチベーションにして今週の筑波選手権、来月の全日本に向けて練習して、また勝てるよう頑張ります!応援よろしくお願いいたします!

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 さぁ!次戦、JP250は筑波選手権、そして9月の全日本MFJカップと続きます!レースレベルは更にUPします。
更なる進化が求められる状況にどう対応していくのか!?
ライダーの成長とマフラー性能がカギとなります。上手くマッチすると結果に繋がるはず!どうか現地で、その目で確認してみては如何でしょうか。
鈴鹿8耐が中止となった今、レース業界も元気が無くなっています。少しでもレースファン、オートバイファンの皆様の元気に繋がればと考えます。
是非、現地で、お気に入りのチーム、ライダーの応援とGOSHI Racingの応援を宜しくお願い致します。

記:レーシング部

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